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【死者33万人!?】 「南海トラフ地震」最悪のパターン!地震への備えも紹介

政府が発表した、南海トラフ地震の驚愕の被害想定「死者33万人」。もし南海トラフ地震が起きれば、日本はどうなってしまうのか…そして、いつ発生するのか。2016年5月、南海トラフ周辺で大きな「ひずみ」が確認されていることも分かった。被害想定の詳細に加え、備えについても解説します。

更新日: 2017年12月11日

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記事内容についてはリンク元に準拠しています。ですが引用ミス等ある場合がございますので、リンク先も参照ください。

kawa086さん

※ここで紹介する被害想定は、政府が発表する"最悪"のケースを基にしたものです。
新聞等の報道によって「南海トラフ地震ではマグニチュード9の地震が起きる」という先入観が働く方もおられると思いますが、これ以下・またはこれ以上の規模の地震が南海トラフでは起きる可能性も十分あることをご承知の上、閲覧をお願いします。
当然、地震の規模によって被害の程度も異なり、また想定規模と同等の地震が発生したとしても被害想定以上の被害が出る場合もあります。

中央構造線で頻発した地震と南海トラフ地震との関連性は不明です。

熊本地震や2017年6月の日向灘、長野の地震など、近年の中規模以上の地震は多くが中央構造線帯で発生していますが、中央構造線は一連の断層群であり一つの断層ではないため、一つの大地震の前兆ととらえることはできませんが、プレート上に大きな負荷がかかっていると考えることは可能です。
なお、日向灘の地震は断層型でなくプレート境界型ですので南海トラフ地震との関連性は不明であるものの関連度は高いと思われます。

首都直下型地震については下のまとめをご覧ください。

【情報】東日本大震災の死者・行方不明者 18449人

死者 15894人(水死約91%)
行方不明者 2546人
重軽傷者 6156人
(2017年9月8日発表)
https://www.npa.go.jp/news/other/earthquake2011/pdf/higaijokyo.pdf

南海トラフとは

赤い線の部分が南海トラフと呼ばれる部分。
四国~静岡県の南の海底にある水深4,000m級の深い溝のこと。
北西のフィリピン海プレートと大陸側のユーラシアプレートが衝突して下に沈み込んでいる沈み込み帯で、非常に活発かつ大規模な地震発生帯。

地震の予兆は?地震はいつ起きるの?

2014年中に起こるという予想が東京大学の地震予知学の権威である村田教授によって出されていたが、実際はM5級の地震が予想地域近辺で発生したのに止まった。それ以降はこれといって目立った地震や予兆は確認されていない。現時点では、発生時期は数年後から数十年後くらいになると思われているが、はっきりとは言えない。

日向灘の地震と南海トラフ地震は関連?

日向灘は中規模のプレート境界型地震が頻発する地域で、宝永地震(1707年、M8級)は日向灘の地震と連動して発生したという説があり、日向灘では今年に入ってスロースリップが確認されたり、M5クラスの中規模地震が数回発生していたりと、危険な兆候ではないかと一部で言われている。

2016年に頻発した地震は南海トラフ地震と関係がある?

2016年に発生した熊本地震や鳥取地震は同じプレート上の断層で発生している。また近畿でも地震が頻発しており、7月に茨城でM5.3、11月には和歌山でM5.4の比較的大きな地震も発生している。これらは全て南海トラフ地震の原因となるプレートのひずみが大きくなっているために起こったとの見方が強く、間もなく南海トラフ地震が発生するのでは、との声もある。

地震の被害は?

政府が発表している最悪の被害想定。

※政府が発表しているデータは「もしもM9クラスの地震が発生した場合はこうなる」というもので、"M9クラスの地震が発生する"ことを表しているのではありません。

注:現在は予想死者数は33万人に上方修正されています。

マグニチュード9.1を想定

南海トラフでは、過去約100~150年の間隔でマグニチュード(M)8前後の地震が繰り返し起きてきた。東日本大震災を受けて国は「1000年に1度クラスの"考えうる"最大級」を対象に被害想定の見直しに着手。そのため、「想定外」と言われてきた東日本大震災の東北地方太平洋沖地震と同様の規模であるM9.1の地震が起きた場合を想定している。

近畿南部だけじゃない!近畿のほぼ全域で震度6以上の大地震が!

M9クラスの南海トラフ地震が発生すると、静岡や高知などでは震度7、大阪府では震度6強、京都府や福岡県、兵庫県でも震度6弱の地震が観測されると考えられています。またそれ以外の周辺地域でも広範囲で大きな揺れが観測されるとされています。
阪神淡路大震災のときは、京都府や大阪府は震度5弱、東日本大震災のときの近畿地方の震度はおよそ2です。あれ以上の激しい揺れが襲うこととなります。

最大で死者32万3千人~33万人、倒壊家屋238万6千棟

この死者数は東日本大震災の20倍近い数字で、2003年の被害想定の13倍。2004年スマトラ島沖地震の死者・行方不明者数の約28万人を上回り、近年の災害史上最悪の大惨事となります。
死者が最大となる県は静岡県。ここでは、最大10万9000人が死亡するというデータが出ています。大半が津波によるもので、10万9000人というと、静岡県民の35人に1人が亡くなる計算です。

地震発生翌日に430万人が避難所へ避難、270万人が親族・知人宅などへ避難

被災地域周辺の道路の激しい混雑や渋滞が予想される。これによる物資の配送にも多大な影響が出る可能性がある。

最大3440万人が断水、最大2710万軒が停電、電話は最大930万回線が不通になる

水道は、上水道で3210万人・下水道で3210万人が断水の被害にあう。電気は2710万件(約3000万人以上)で停電となり、電話は930万回線が不通となる。

津波の高さは最大32メートル、太平洋側の広い地域で数メートルの津波が襲う

中部から九州までの空港は津波で浸水する。東京でも数メートルの津波が襲うとされ、海抜0メートル地帯が広がる関東では、死者が数千人に上る可能性がある。
高知県、静岡県では数十メートル規模の津波が襲い、堤防を越えて海水は住宅地に侵入、多くの家屋が浸水し、多数の死者が出る可能性がある。

最大2万3千人ほどがエレベーターに閉じ込められる

エレベーターは震度5弱以上の揺れを感知すると最寄りの階に自動停止するものが多いが、地震によって停電が発生すると、自動停止前に途中で停止してしまい、多くの人が閉じ込められることになる。
閉じ込められた人は早急に救出する必要があるので、全体として救助人員不足となるだろう。

コンビナート施設では、原料等の流出が最大で約60施設、破損などが約890施設

コンビナート施設などの損傷は大事故につながり、二次災害的に多くの死傷者が出る可能性がある。そのため早急な対応が必須となるが、この原料流出・破損などにより火災が複数の施設で発生すると考えられ、その鎮火に多くの消防車両や人員が割かれることになる。

経済被害220兆3000億円

南海トラフ巨大地震では、工業出荷額が日本全体の3分の2を占める「太平洋ベルト地帯」に被害が及び、多大な経済的被害が出るとされている。220兆3000億円とは、日本のGDP(国内総生産)の42%を占め、東日本大震災(およそ16~25兆円)の10倍以上。
また、東日本大震災では復興予算に23兆円割かれており、南海トラフ地震でも経済被害と同規模の復興資金が必要となる可能性がある。
また、この被害額試算には、33万もの人の将来的な経済効果の喪失分が含まれていない。実際には長期的かつさらに莫大な被害が出ると考えられる。

地震発生1週間で食料9600万食、飲料水1億4500万リットルが不足、避難所生活者は500万人に上る

家庭での備蓄分と公的備蓄で食料が6340万食・飲料水は13億3000万リットルあるが、それでも約1万食・1.5億リットル足りなくなると思われている。場合によっては闘争や餓死にもつながる。

廃棄物は2億5000万トン

これは東日本大震災の約12倍という、とてつもない数字。東日本大震災瓦礫の処理が問題となっているが、この量の短期間での瓦礫処理はもはや不可能に近い。

しかし!この程度では済まないとする声も・・・

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