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名作中の名作「ニューシネマパラダイス」に学ぶ人生の名言(原文アリ)

映画好きで、ある程度の年齢以上の人なら、知らない人を探す方が難しい「ニューシネマパラダイス」。1989年の公開、とやがて四半世紀を迎える訳ですが、ストーリー、台詞ともに今だに心に残っている人も多いことでしょう。今回は原文付きで名言を見てみます。(ネタバレ注意)

更新日: 2014年02月27日

jyjyさん

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この名言だけを切り取っても十分有用なものですが、映画をご覧になると威力倍増です。

内容は十分知れ渡っていますが、今もTwitter上で名前が出てきます

見苦しくもがいた 声を上げ泣いた すべてを投げ捨てて私は生きた -ニューシネマパラダイス

ニューシネマパラダイス、好きな映画なんですが、友人に教えたらはまってしまって、何回も泣きながら観て、しまいに劇場バージョンまでネットで買ってしまった模様(・・;)

なんか久しぶりにニューシネマパラダイスみたい、あの曲でキスシーンだけの映像みるだけで涙でてきそう

では、珠玉の箴言をご覧ください

Io scelgo i miei amici per il loro aspetto e i miei nemici per la loro intelligenza.
トト少年はいい子だが、ずるがしこくていたずらっこ。そのトト少年が友達になろうと提案したのに対し、父親代わりの映写技師アルフレードが発した言葉。

映画「ニューシネマパラダイス」完全オリジナル版74:14頃

Il progresso arriva sempre tardi.
フィルムに火が付き火事になり、視力を失ったアルフレード。
燃えないフィルムが開発されたことを知らされ一言。

体が重いと足跡も深くなる。恋心も強いと傷が深い。

出典映画「ニューシネマパラダイス」完全オリジナル版79:57頃

Più pesante è l'uomo e più profonde sono le impronte. Se poi c'è di mezzo l'amore, l'uomo soffre.
そして、後に「出口のない袋小路だから」という言葉が続きます。
深いですね。恋であろうが愛であろうが、いろいろなことについて言えます。

人はそれぞれ従うべき星がある。

出典映画「ニューシネマパラダイス」完全オリジナル版115:12頃

Ognuno di noi ha una stella da seguire.
これを運命と訳さずに「星」としたところにちょっとノスタルジーを感じます。
私たちが人のせいで、または偶然そうなったという結果に対しても、予め決められていたんだという、人生観のようなものですね。

La vita non è come l'hai vista al cinematografo, la vita è più difficile.
これは非常に有名。トトの頭の中に描く、彼女とずっと楽しく、というのはトトの成功にはつながらない。映画にあるように何もかもうまくいくなんてことはない。現実的になれ。ということなんでしょうね。

もうお前とは話したくない。お前のうわさを聞きたい。

出典映画「ニューシネマパラダイス」完全オリジナル版118:13頃

Non voglio più sentirti parlare, voglio sentir parlare di te.
ここにアルフレードの思いが、凝縮されている気がします。
愛するから近くにいるんじゃなくて、愛するからその人の成功を願う。
たとえ、どんな犠牲を払っても。

Qualunque cosa farai, amala!
Come la magra cappella del Paradiso, quando eri piccino.
自分の中でこれと決めたら、徹底的に守り抜く。誰にでも譲れないことがあるわけです。

炎はやがて灰になる。大恋愛もいつかは終わる。

出典映画「ニューシネマパラダイス」完全オリジナル版154:04頃

Il fuoco diventa sempre cenere, anche l'amore più grande prima o poi finisce.
これは30年後再会した時に、あの時の真相ということで現れたシーンです。
これが真実だとしても、その時猛烈な恋をしていたら、これを受け入れられるでしょうか。

Se sei fedele, sei sempre solo.
同様に30年ぶりに帰省したトトに母親が人生を振り返り、話した言葉。
息子を愛するあまり、再婚もせず、ひたすら成功を望む。そんな心境がうかがえます。

最後にあまりにも有名な「王女と兵士の寓話」

昔、昔、王様がパーティーを開いた。
国中から美しい女がたくさん集まった。
警備に立った兵士が王女様が通るのを目にした。
どの美女よりも美しく兵士は一目で恋に落ちてしまったが、
貧しいただの兵士と国王の娘ではどうしようもなかった。

それでも思いは募り、ついにある日、王女様に語りかけた。
”王女様 あなたなしでは生きていけません”
王女様は兵士の深い思いに驚き、心を動かされた。
そして、こう答えた。
もしもあなたが100日の間、昼も夜も私の部屋のバルコニーの下で
ずっと待っていてくれたらあなたのものになります。
兵士はすぐにバルコニーの下に飛んでいった。

出典映画「ニューシネマパラダイス」完全オリジナル84:31頃

原文は長いので下記にリンク
http://it.wikiquote.org/wiki/Nuovo_Cinema_Paradiso

1日、2日、10日が経ち、20日がたった。
毎晩必ず王女様は窓から確かめた。
だが兵士はじっと動かずに待っている。
雨が振っても 風が吹いても、雪が降っても動かない。
鳥が頭に糞を落としても 蜂が刺しても、
決してそこから動こうとしなかった。

こうして 90日が過ぎた。
兵士は痩せこけて真っ白になっていた。
目からは涙が滴り落ちていた。
もう涙を抑える力は残っていない。
眠る気力すらなかった。
王女様はそんな彼の様子をずっと見守っていた。

そして、99日の夜のこと。
兵士は立ち上がった。
すくと椅子を持つと、その場から去った。

これについては解釈がいろいろあるようです。

たとえ、王女が兵士を快く思っていなくても、
王女はその約束に縛られて兵士と結婚しなくてはなりません。
兵士は、恋する大事な王女にそのような悲しみを与える事は苦痛でもあったでしょう。

約束の100日が経ち、結ばれてもそれは本当の愛といえるだろうか?それに兵士が気付いたからである。

兵士は最後のチャンスに賭けたんじゃないかな。
 王女が自分を追いかけてくるかどうか。
 王女の気持ちが変わっていたら
 すでに兵士を救い出しているはず。

兵士は結末を見るのが怖かったからじゃないかな。

あなたはどう解釈したでしょうか。100人が見れば、100のニューシネマパラダイスがあると私は思います。まだの人はもちろん、久々の方も再確認してみてはいかがでしょうか。

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jyjyさん

多様な視点、多様な思考…