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赤ちゃんに話しかけると脳の発達が促進されることが判明!米発表。

赤ちゃんに言葉を早く覚えさせるには話しかけた方が良い?そんな疑問に答える研究報告がありました。

更新日: 2014年02月25日

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この記事は私がまとめました

ぴろももさん

乳幼児への話し掛けには、子どもとの絆を強めること以上の意味がある──。先ごろ行われた米国科学振興協会(American Association for the Advancement of Science、AAAS)の年次会合で、子どもとのおしゃべりが、生涯の学習能力の土台を築く重要な脳の発達を促すことが報告された。

◆今回、どんな研究をしたの??

この研究グループは親と幼児の会話を1日当たり10時間記録し、親や別の媒体(テレビ、ラジオ等)からの言葉の回数を計測した。

研究ではまだはっきりとした言葉を発さない1歳児26人の普段の言語環境を数日間に渡って記録。親が赤ちゃんと1対1で面と向かって話しかけているか、他の人もいる状況で話しているか、赤ちゃん言葉で話しかけているかなどを分析

◆その結果、どんなことがわかったの?

その結果、各親によって話し掛けられた単語の数は1時間当たり67語から1200語と非常に差があることが分かった。

さらにそれぞれの幼児が2歳になったときの言語能力を調査し、話し掛けられた言葉の回数との関係を調べた。その結果、親から直接話し掛けられた回数が多いほど幼児の言語能力が高いことが分かった。一方、テレビやラジオから流れた言葉の回数とはこの関係が見られないことが分かった。

親が高い声色でゆっくり語尾を伸ばすような赤ちゃん言葉で多く語りかけている赤ちゃんは「アー」「ウー」といった喃語をしゃべる回数も多かったそう

そして、2歳になった時点での語彙力を調べると、親が1対1で赤ちゃん言葉を多く使っていた赤ちゃんたちは平均433語と最も多く言葉を覚えており、親が赤ちゃん言葉で話しかける機会が少なかった赤ちゃんは最も習得言葉数が少なかった(平均169語)ことが分かりました。

◆なんと言語能力は生後まもない頃から2歳までにかなりの差がつくこともわかった。

スタンフォード大学の心理学者アン・ファーナルド(Anne Fernald)氏は、言語力の差は生後18か月で測定できるとし、その差は2歳の誕生日を迎えるまでに6か月分にもなるという。

専門家らによれば、生い立ちに恵まれない子どもの学業成績が良くない大きな理由も、この乳幼児期の話し掛けにあるという。所得が低く教育水準が低い保護者の子どもは5歳になるころには、標準的な国語試験で、恵まれた環境の子どもに2年の遅れを取っている。

◆赤ちゃんへ話しかけることは大事だが、どのように話しかけるかも大事なようです。

「親が1対1で赤ちゃん言葉で話しかけることが子どもの言語発達を促す」とワシントン大学学習脳科学研究所(Institute for Learning & Brain Sciences)のパトリシア・キュール女史は語っており、赤ちゃんに話しかけることはもちろん大切だがどう話しかけることも重要であるとしています。

赤ちゃんに対して多くの大人がやってしまいがちな話し方。それは2語文や3語文といった、簡単な文でしか話さないということ。

フロリダ・アトランティック大学(Florida Atlantic University)の心理学者エリカ・ホフ(Erika Hoff)氏は、「どれだけたくさん話を聞くかではなく、どんな種類の話を聞くかが重要」だと説明し、「発話(の内容)は豊富で複雑でなければならない」と付け加えた。

相手が子供だからといって簡単な言葉でばかり話すのではなく、「どうしてかと言うと」や「それで」などと文をつなげ、複雑な言葉で話していた方が、言葉を処理する脳の働きが活発になる

赤ちゃんへの話しかけはこんなに重要なことだったんですね!どんどん赤ちゃんとコミュニケーションをとりましょう♡

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