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円天詐欺とは何だったのか?【ペニオクよりひどい詐欺事件】

擬似通貨「円天」は電子マネーとして使用可能と公開されていた。10万円以上を預け、あかり会員になると「1年ごとに預けた金額と同額の円天を受け取ることができる」「年利100%の金利が払われる」とされ、受け取った円天は、円天市場で利用することが可能とされていた。

更新日: 2014年02月26日

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win-winさん

疑似通貨「円天」

健康商品販売会社「エル・アンド・ジー(L&G)」は「100万円で年利36%」をうたい文句に多額の出資金を募り、2007年1月から利息払いを現金から疑似通貨「円天」に変えたが、資金繰りが悪化、円天での配当も止まった。円天とは会員が振り込んだ現金に応じて発行するポイントのようなもの。円天市場と称して全国の高級ホテルなどで食料品から宝石類までが出品され「円天」で取引された。「使っても減らない通貨」などと売り込み、電子マネーにも似た手法でインターネット販売も宣伝した。この詐欺まがいの商法に全国で主婦らを中心に約5万人がだまされ、同社が集めた金は1000億円を超すと見られる。警視庁は詐欺容疑も含め出資法違反(不特定多数から資金を預かることを禁じた預かり金の禁止)で強制捜査に着手した。
( 篠崎悦子 ホームエコノミスト )

警視庁は、同社が00年7月の時点で事実上破綻していたと認定。同社幹部が経営破綻を認識しながら、それ以降に約3万7000人から約1260億円を集めたとみている。詐欺事件史上では、豊田商事事件、八葉グループ事件に次ぐ大型詐欺事件

円天詐欺とは何だったのか?【ペニオクよりひどい詐欺事件】

驚愕「円天市場」詐欺のポイント

この手の詐欺では商品を詐欺のカモに高く原価で仕入れさせて、販売させるのは当然です。しかし、円天市場の場合はちょっと異なります。商品売買の場である「モール」を提供し、商品自体をカモに出させます。商売をやっているカモを加盟店にさせるというわけです。基本的には加盟店と会員が「円天通過」で売買します。円天市場(L&G)側は会員からの出資金に対して円天を配当し、その独自通貨のプラットフォームを提供するのです。円天市場は楽天から名前だけじゃなく商売方法もちゃっかりぱくってるんです。(詐欺じゃなくてモールシステムという意味で)

仮想の独自通貨使用によりある種の閉鎖的、宗教的コミュニティを生成。通過が日本円ではなく円天という独自通貨のため通貨価値が曖昧で金銭感覚を麻痺させることに成功します。まさに円天通過の管理側のやりたい放題という最高の詐欺環境が出来上がります。

ジャスコ系列でいったら「トップバリュー」。利益率の高い自社商品です。マルチ商法でよく化粧品販売とかがありますが、これはほとんど言ってみれば「プライベートブランド」です。詐欺会社が作って法外な価格設定をした商品です。円天市場はモールを運営する新しい形の詐欺組織とはいえ、ここはやっぱりオイシイのか手堅く抑えてきましたね。しっかり円天市場でプライベートブランドを売っています。

独自通貨の管理・決済は全て電子マネー・お財布ケータイとして扱われと宣伝されています。しかし、実際僕も円天市場ちょっと使ってみましたが、これは全然普通の電子マネーではありません。電子マネーというと「スイカ」とか「エディ」とかの非接触型のを思い浮かべますが、実際は違います。ポイントのようなものです。まずは、円天通貨の管理の仕方を説明しましょう。

会員は皆さんIDを持っています。(携帯でインターネットに接続し会員登録し、マイメニューで管理する。IDは基本的に電話番号)そのIDにそれぞれ円天が貯金されている形です。商品購入の際は「円天の移譲」という形で、マイページから相手先のIDへと何円天送金(移譲)するかを打ち込んで送金を完了させます。電子マネーといえば電子マネーかもしれませんが、なんとも安価なシステムで作られた電子マネーです。これで電子マネーとは笑わせてくれます。電子マネーを利用することで「よくわかんないけど、なんだかすごいぞ!」と思わせたかったのでしょう。

高額商品だけではなく生活必需品レベルまで購入可能にすることで、よりお得感、親近感が出てきます。これは上記のモールシステムがあるからこそ成せる技なのです。(とはいっても当然、取扱商品の網羅性は極めて低いです)

各地域で毎日のように「あかり天国研修会」や「円天市場」、「あかりコンサート」などと呼ばれる催しを、信用に値する「有名ホテル」等を貸しきって開き、地域に密着して商圏を広げていっています。有名ホテルってだけで簡単に信頼してしまう人がいるんですよ、ホントに。

問題は、?やたら高配当(独自通貨の年利子率100%)、?「円天⇒円」への交換ができない(できてもそれを保障できない)の2点です。簡単に言えば、ハイパーインフレ起こして、会員が大損害を受け終了です。

この通貨システムの根幹を支えるのが、円天市場(L&G)への「円天受取保証金」だか出資金だかわからない怪しい金なわけです。(平均出資額1000万という)会員が増えてこの出資金が増え続けない限り、円天市場はその独自通貨システムを維持できずに、会員を巻き添えに倒れてしまいます。出資額などに従って独自通貨「円天」を会員に配当し続けるわけですが、それが利率100%とやたら高配当で、その理由が不明。その高配当の源泉は何だと。どこで付加価値が生まれている?独自通貨だからってべらぼうな高配当は無理です。仮想ゲームであるモバゲータウンなどのゲーム内仮想通過であれば別ですが、現実世界と同じように実物の商売がなされる独自の経済圏を生んだ時点でもうお遊びじゃないんですよ。出資金まで取ってるわけですし。

それに「円天⇒円」への交換ができない状況はやばいです。この交換が出来ない以上、円天は本来価値がないわけですので、円天は「信頼」に支えられているわけです。通貨発行組織が多少は信頼できる国ならまだしも、よりによって「なんか怪しい会社」です。この会社は独自通貨をコントロールできる立場にあるわけで勝手に自分たちに発行しまくって自分たちのためだけに買い物をしまくるなどの行為がやりたい放題なわけです。ハイパーインフレ起こして自分たちだけ大儲けして、会員には大損させるなどが糸も簡単にできてしまうわけです。例えばこれが、ゲームのモバゲーであればモバゴールドなる独自通貨を発行しまくっても、それで買える物は所詮アバターを着飾ったりようなことにしか使えません。ですので、この「通過管理側の信頼」という点は問題にすらならないわけです。つまり、全てが仮想で収まっているのかどうかがポイントです。

エル・アンド・ジー

株式会社エル・アンド・ジー (L&G Co.,Ltd.) は、東京都新宿区に本社を置いていた健康食品販売会社、詐欺会社。

商号の由来は「Ladies & Gentlemen」を略したもの。
バイオ・遠赤外線関連商品・DVDシステム及び関連周辺機器などの研究・開発・製造・販売などのほか、Web円天市場と称するショッピングサイトの運営を行っているとしていた。

沿革

1987年8月 - 波和二会長により設立される。
1989年頃 - 健康寝具や、健康食品の販売を開始。
1993年5月 - 東京都渋谷区から新宿区に本社移転。
1996年7月 - デジタル・ウェーブ株式会社を設立。
2001年11月 - 株式会社L&Gあかりを設立。「協力金」の名目で出資の募集を開始。
2005年4月 - 株主・社員研修会「実践 あかり天国」をスタートさせる。
2005年6月 - 特定非営利活動法人あかり研究所を設立。
2006年2月 - 「円天市場GINZA」をオープン。
2006年6月 - 全国各地で演歌歌手やタレントを招いて無料コンサートを開き、会員を募る。
2007年1月 - 会員に「現金配当を円天に切り替える」「2008年2月まで解約に応じない」と通知。
2007年2月 - 現金配当を停止。
2007年4月 - 静岡県の会員が返金を求めて静岡地裁に提訴。
2007年9月20日 - 役員らを除くほとんどの従業員を解雇。
2007年10月1日 - 東京都が立ち入り調査を実施。
2007年10月3日 - 出資法違反容疑で、被害届の出ている都県警察の合同捜査本部による強制捜索を受ける。
2007年10月10日 - 波和二のブログによれば、新たに「元金円天市場」なる新たな市場を設立し、さらに資金集めを行っている事実が判明。
2007年10月31日 - 会員11人がエル・アンド・ジーと波和二に対して破産の申し立てをする。
2007年11月26日 - 東京地方裁判所によりエル・アンド・ジーの破産手続開始決定。負債総額は約880億円。
2008年1月10日 - 東京地方裁判所により波和二個人の破産手続開始決定。
2009年2月3日 - 警視庁が詐欺の容疑で波和二ら22名の逮捕状を請求。
2009年2月5日 - 詐欺の容疑で波和二が警視庁に逮捕される。
2009年2月26日 - 波他22人、組織犯罪処罰法違反(組織的詐欺)で再逮捕される。
2010年3月18日 - 波和二に対し東京地裁は組織犯罪処罰法違反(組織的詐欺)で求刑通り懲役18年の実刑判決を言い渡した。なお弁護側は「無罪でなければ控訴する」との理由から東京高裁に即日控訴した。
2011年2月23日 - 波和二に対し東京高裁は一審の懲役18年の実刑判決を支持し、弁護側の控訴を棄却した。弁護側は判決を不服として最高裁に上告。
2012年1月10日 - 波和二に対し最高裁は一審・二審の懲役18年の実刑判決を支持し、弁護側の上告を棄却した。これによって一審・二審の懲役18年の実刑判決が確定した。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%BC

波 和二(なみ かずつぎ、1933年5月19日 - )は、日本の元実業家。東京都新宿区に本社を置いていた、健康食品販売会社株式会社エル・アンド・ジー(L&G)(破産手続中)の代表取締役会長。

野良犬とカップルの逸話

波は、20代前半頃に「分析心理学」に凝っていたと述べ、「野良犬とカップルの逸話」を挙げている。
ある日、日比谷公園のベンチで読書をしていた波青年の隣に、カップルが座る。女性が飲み物を買うため場を立ち、男性だけになったときに一匹の野良犬が男性の前を通りがかる。男性は食べ物を差し出し、野良犬を自分のもとに来させようと何度も呼びかける。が、野良犬は無言である。男性が食べ物を上げるよ、と言った瞬間に突然野良犬は突然吠え出す。驚いた男性が立ち上がると、野良犬は素早く逃げる。ところが男性が座ると再び吠えるのだ。これに怒った男性は女性のハンドバッグを持ち、野良犬を追いかける。波の視界から彼らの姿は消え去るが、しばらくすると二人は戻って来る。ところが、女性は手にしていた飲み物を投げ捨て、さらに男性からハンドバッグをひったくって去っていく。男性は放心し、ベンチにいつまでも座りきったままだ。
この光景を目にした波は、男性と野良犬の心理を分析して見せる。本心では食べ物をくれる人間を求めているのに、過去の人間不信が募り飼い犬のように愛くるしく振舞うことができず、そのためまたも人間から暴力を受けさらに人間不信を深めた野良犬と、自らのとった態度が元で野良犬の人間不信を益々深め、恋人さえ失う結果になった男性ともに、欲望が「くらやみの感情」にすり替わった結果だと説く。そして、この野良犬とカップルの男性の関係が往々にして人間同士の間でも行われており、それこそが浮世だと結論づける。
「あかりの感情」は、欲望であり、欲望こそが愛、信念、ロマン、情熱、性のエネルギーの根源である説き、欲望を達成しようとするときに発生する感情こそが生命エネルギーとなり、自信と決意を呼び起こし、行動や能力となり目的を達成できるように人間はできているのだと説く。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%A2%E5%92%8C%E4%BA%8C

語録

マルチは禁断の木の実に似て、麻薬のようなものだ

APOジャパン解散時の発言

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