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現代版「ノアの方舟」アースシップに注目!

持続可能な世界へ。消費するだけではなく、使うものを地球と同じように循環させ、地球と分かち合う生活を送るためには?建築家マイケル・レイノルズ氏は住居と生活に必要なものすべてをリサイクルさせ、自然エネルギーを活用することを考えました。それが現代版「ノアの方舟」アース・シップです。

更新日: 2014年03月07日

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gnjさん

アースシップは現代の「ノアの方舟」です。

アースシップは冷暖房、照明、上水道、下水処理、さらには食用作物の温室栽培のために、太陽、風、雨、雪などの再生可能資源を最大限に利用してエネルギーを自給する建物である。

ビンや缶の廃棄処理が問題になった、今から30年以上前。アメリカのニューメキシコ州タオスで、建築家のマイケル・レイノルド氏は、これらの廃材を「建築材」として使うことを考えました。

消費するだけではなく、使うものを地球と同じように循環させ、地球と分かち合う生活を送るためには、どうしたら良いか。その命題に対して、レイノルド氏は住居と生活に必要なものすべてをリサイクルさせ、自然エネルギーを活用することを考えました。それが「アースシップ」です。

土の詰まった古タイヤや缶、瓶などのゴミを使った住宅建築『アースシップ』。数々の資源再生システムやリニューアブル・エネルギーを使用しているため、建設費用や管理費用が安価なばかりでなく、どんな僻地でも自給自足の生活を送ることができる。米国生まれのこのアースシップは、最近イギリスでも行政の承認を得て建築され、世界中の住宅建築関係者や環境問題に取り組む政治家の注目を集めている。

アースシップ発案者マイケル・レイノルズ

革新的建築家でバイオテクチャー社の創業者マイケル・レイノルズ。彼の建築物にはリサイクル素材が活用されている。

自然と調和したデザイン

資源やエネルギーの持続的利用を可能にする数々の技術やシステムを使用するオフグリッド設計

アースシップのポリシーとして、家に使用する素材は、地球に負荷をかけるものであってはならない。木材は、二酸化炭素を吸収してくれる大事な資源なので、アースシップのポリシーに合わない。さらにアースシップは、地球上のどこででも手に入る廃材だけを使う。遠くから運搬すると、余計な二酸化炭素を排出することになるからだ。建設現場近くで手に入れられることも、建築材の大切な条件だ。

アースシップの建設には、一般的な住宅の建設に必要とされるエネルギーの10%しか使用しない。また、アースシップの冷暖房と照明に必要なエネルギーも一般住宅の10%で済む。地球温暖化ガスの50%は建物から排出されており、排出量は航空機や車よりも多いのだ

先進国が制限的な建築基準法の一部を適用除外とし、ゼロカーボン開発を奨励することをレイノルズは望んでいる。この考えには賛否両論があると彼は認めているが、「環境に優しい開発の追求に伴うリスクは、そうした開発を全く行わない場合に比べればはるかに小さい」と言っている。

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