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出来の悪い人ほど自己評価が高い?!『平均以上効果』って何?

ほとんどの人が「自分は中の上ぐらい」と思っているそうです。主観と客観のギャップを埋める方法とは?

更新日: 2014年03月17日

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mahalo_greenさん

◆ほとんどの人に見られる『平均以上効果』とは?

そもそも人の自己評価は、客観評価よりも高くなるものです。「あなたの自動車の運転能力は?」「クラスであなたの人気は何位?」。そんな問いに、多くの人が自分は平均より上だと答えます。この現象を心理学用語では「平均以上効果」といい、ほとんどの人に共通して見られます。

ほとんどの人が実体はさておき自分は素晴らしく、中の上ぐらいであると感じています。

私たちは自身のプラスの性質を過大評価し、マイナスの性質を過小評価しています。

◆女性より男性の方が『自分を過大評価する』傾向あり

もともと日本人は世界の中でも「平均以下効果」(過小評価)の人が多いのですが、女性よりも男性のほうに「平均以上」が目立ちます。

勉強の成績や仕事のパフォーマンスがいまひとつ(客観評価)なのに、なぜかいつでも「俺ってグレート」状態(自己評価)では、周囲は「何様のつもりだ」と不快に感じるでしょう。

◆「出来の悪い人」ほど自己評価が高い理由

パフォーマンスがいまひとつという厳しい現実は動かせないから本人は内心面白くありません。そしてそんな不振が続けば滅入ってしまい、果ては自我崩壊に陥る可能性もある。それを防ぐためには自分が秀でた点を探し出しては、ことさら自画自賛したり虚勢を張ったりして、自尊心を上げ底するしかありません。

もしくは、自分を正当化するため、周囲をこき下ろすしかない。極論してしまえば、頭の悪い人、能力のない人、嫌われる人ほど、平均以上効果のレベルをアップさせるのです。

個人の業績が明確な営業部なら客観評価が何よりものを言いますが、評価基準があやふやな総務など事務系では超過大評価の人が多いかもしれません。

◆『自信過剰』が有利に働くケースはかなり限定される

専門家の中には、自信過剰は目標に向かう熱意や決意などを高め、自己暗示によって願望を叶えるという意味ではプラスに働くとの見方もある。 しかし自分が優れているという過剰な思い込みは、誤った評価や非現実的な期待、危険な判断を招くことも研究から明らかになっている。

相手の本当の実力に不確定要素があり、争いの対象となる獲得物がもたらすメリットが争いのコストを大きく上回る場合にのみ、自信過剰な戦略をとった方が有利になる

◆他者との関係の中でなら、適切な『自己評価』に近づける

他人こそ自分の鏡。「自分は人からこう思われているのか」という気づきを得たり、自己評価をより客観評価に近づけたりするためには、生身の人とのやりとりが不可欠です。

一般的によく習い事が推奨されたりしますが、何かを習う時は他者も参加するような集団で習う事が大切です。つまり上手く習得できていないのに自分ではそれに気づけないと言うことがよくあるからです。他者と上手に関係を築きながら互いに技術を高め合うには、建設的なフィードバックの仕方を覚えておくのが良いでしょう。

人は部屋に閉じこもって、自分について考えるだけでは自己を知ることができません。他人と関わる中でプライドを感じたり、嫉妬を感じたりするのを繰り返しながら、社会における自分のヒエラルキーを知覚していくのです。

デジタル偏重で1人殻に閉じこもる傾向が、超過大評価人間を量産しているのかもしれません。

◆自分を客観視するには…?

自分の欠点に気がつく

たとえ、どんな欠点があろうと、それに気付き、改善しようとする意識こそが大切です。

事実を曲げるような発言は避ける

人は自身が厳しい事実に直面した時、「やろうと思ったら、トラブルに見舞われて...」、「 後回しにしていたら、ニュースを見始めてしまったんだ」 など、その事実をできるだけ聞こえのよいように伝えようとするものです。

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