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【3・11を振り返る】大規模災害の時、生命保険は役立つの?東日本大震災の当時を振り返る

「災害時は生命保険なんて意味ない」という意見がある。確かに、生命保険の各社が約款において「大規模災害に遭遇した場合、保険金は支払われない」としている例は多い。しかし、「3・11」を振り返ってみると、必ずしも東日本大震災のような災害では意味をなさなくなってしまう…というわけではなかったのです。

更新日: 2014年03月09日

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shiro05さん

「災害時は生命保険なんて意味がない」という考え方もあるらしいけれど。

・確かに、生命保険の各社が約款において「大規模災害に遭遇した場合、保険金は支払われない」としている例は多い。この言葉を素直に解釈すれば、東日本大震災のような規模の震災のときは生命保険が役立つということが一概には言えないということだろう。

約款には災害割増特約、傷害特約、災害入院特約いずれも「地震、噴火または津波」「戦争その他の変乱」によるときは削減もしくは給付を行わないことがあると定められている。

保険会社が保険金を支払いきる前に倒産することを防止するために、保険金を支払わなくていい特別なケースを設定しているのです。

・生命保険を考える上で、このような注意点は良く聞く話ですが・・・。

しかし、「災害の時に生命保険は役立たない」と決めつけるのはよくない

・しかし、実際の「3・11」を振り返ってみると、必ずしも東日本大震災のような災害では意味をなさなくなってしまう…というわけではなかったのです。

東北地方太平洋沖地震については、全ての生命保険会社がこの免責条項を適用しないことにしました。

・「3・11」のときには、きちんと保険金は支払われた。

東日本大震災の例をみると、 「災害の時に生命保険は役立たない」というのは一概には言えない

・契約時の約款の文章を読む限りでは保障されないように思えるものでも、現実に起きた災害に対しては、意外と生命保険各社は誠実に対応してくれるらしい。

「3・11」当時を振り返ると…多くの被災者が保険金を受け取る事ができるしくみも整えられていた

震災直後は行方不明者は1万人を超え、生保各社は、警察発表に基づいて、行方不明になった人に保険金を支払う前提で見込み額を推計

・その後の調査で、実際には無事だったケースと、残念ながら…というケースとの両方があり、後者の場合はきちんと保障されたらしい。

15日に生命保険全社(災害規定のない2社を除く)、今回の地震で災害特約関連において削減など行わずに全額支払う旨が発表

・2011年3月15日には全額給付が宣言されていた。

大震災で被災し、加入している生命保険の手がかりを失い、死亡保険金や入院給付金などの請求が困難になってしまった方が、加入している生命保険の内容を照会できる「災害地域生保契約照会制度」

・保険証券を失うなどして保険金や給付金の請求が困難とされる可能性が高かったケースも、保険業界が協力して保障する体制をつくったらしい。

東日本大震災で親その他親権を有する人を失ったが未成年者(「震災孤児」)に対して、生命保険金を適切に支払いすること等を目的として、行政機関、弁護士会等の協力を得て、関係者間による情報連携のためのネットワーク(「未成年者生保支援ネットワーク」)を創設

・震災孤児の方々への配慮も行われた。ただ、こうしたネットワークが創設される背景には、「3・11」による震災孤児がそれだけ多かったという現実もあり、非常に心が痛みますが・・・。

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