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【引越し】敷金返還交渉の6つのポイント

実際に敷金返還交渉をして感じた事をまとめました

更新日: 2014年03月18日

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この記事は私がまとめました

Q.敷金って返ってくるのだろうか?

A.返ってきます!

相手の「決まりでそうなっている」「契約書に載っている」という言葉をそのまま鵜呑みにしないこと。必ず自分で契約書を細部まで読み返すこと。

(1)敷金返還に関する国土交通省が定めたガイドラインは要参照!

国土交通省が敷金返還の際のガイドラインを定めた「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」。

正直内容はかなり賃借人(借主)有利。
部屋の明け渡し時に敷金返還の査定人が変な事いいだしたら、スマホでこちらを検索することを推奨します。

▽PDFで全編見れます

▽WEB版(概要)

(2)敷金精算書の説明はきちんと求める!

退去時の立会いによる確認は賃貸人、賃借人双方にとって、原状回復費用負担を決める上で重要なものですから、疑問がある場合は、質問するなど、十分慎重に行うことが必要です。なお、特約については必ずしも有効であるとは限りません。

賃借人過失を前提で算出してくるケースが多いので、残念ながら一回目の提示金額は不当に高い事が多いです。

クロス張り替えの場合の平米数が不当に多かったり、施行単価が異常に高かったりする場合がありますので、過剰だと感じたら説明を求めることが必要です。

質問例

(自然損耗を全く考慮していない見積もりに対して)→
「”現状回復は借りた当時の状態に戻すことではない”とガイドラインに記載がありますが?」
「なぜ経年劣化が考慮されないのですか?」
「国土交通省のガイドラインに準拠していないのですか?」
「6年住んでいたので壁紙の残存価値は1円なのではないのですか?」
(冷蔵庫背面等の壁の汚れに対して)→「それは典型的な自然損耗ではないのですか?」
(フローリングや壁紙の張り替え面積に対して)→「面積はちゃんと計測していますか?」
(壁紙等の費用単価について)→「単価表を見せてください。高くないですか?」

(3)基本的な原状回復範囲

原状回復を「賃借人の居住、使用により発生した建物価値の減少のうち、賃借人の故意・過失、善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用による損耗・毀損を復旧すること」と定義し、その費用は賃借人負担としました。そして、いわゆる経年変化、通常の使用による損耗等の修繕費用は、賃料に含まれるものとしました。

「原状回復は、賃借人が借りた当時の状態に戻すことではない」とガイドラインに規定されています。よって、経年劣化分を考慮しないような精算書が出てきたら突き返すべきです。

(4)経年劣化について

賃借人の負担については、建物や設備の経過年数を考慮し、年数が多いほど負担割合を減少させる考え方を採用しています。

「フローリングの張り替えは経年劣化を考慮しません」等と査定人が言ってきても交渉の余地はあります。全面張り替えなら経年劣化を考慮するべきです。

通常契約書、特約等にも記載があります。

(5)キーワードは”自然損耗”。こんなに適用される!※きちんとガイドラインに記載があります

▽テレビや冷蔵庫の背面、電気焼け →自然損耗!

テレビや冷蔵庫など生活必需品を普通に使用していてできた汚れ(背面の壁等)は自然損耗。自然損耗なので、原状回復の範囲外。壁紙などの修繕費が請求されたらそれは不当。

▽エアコン設置やポスターによる壁への影響 →自然損耗!

出典ameblo.jp

エアコンを設置した場合のビス穴や、ポスターのピンの穴などはテレビ等と同様生活必需品による自然損耗と見なされる。

▽壁紙のひび割れ →自然損耗

東日本大震災等の影響により、壁紙がひび割れている方も多いはず。もちろん自然損耗であり、借り主に修繕の義務は無い。

▽喫煙による壁紙の汚れは「使用収益」 →自然損耗!(よっぽど酷い場合は別)

部屋全体がヤニで黄ばみ、匂いも取れない場合のみ、借り主負担。つまりそれ以外は自然損耗とみなされる。ただし禁煙物件は別。

▽家具を置いてできたカーペットのへこみ →自然損耗!

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