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【死者500万人!?】マンガ「日本沈没」から見える「首都直下地震」!

1973年、日本中を驚愕させた小説「日本沈没」。ストーリー以上に凄かったのが、日本が崩壊していく様子のリアルさ。この作品は幾度もリメイクされ、2009年の漫画版では首都東京直下型地震についても詳しく触れられた。膨大なデータから成り立っているのだが、そこには驚愕の様子が描かれていた…

更新日: 2018年03月16日

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この記事は私がまとめました

kawa086さん

ここにあることは、決して絵空事ではない…

このまとめでは、国も想定していない「想定外」の現象について言及していきます…
ショッキングな画像も含まれます。予めご了承ください。

内容は、このコミックに準じます。
「日本沈没 第6巻」一色登希彦
小学館:ビッグコミックス

全て「日本沈没」の内容を基本としてるため、多少ありえない現象についても記述しています。しかし、想定しておくべき現象に変わりはありません。
また、マンガ「日本沈没」以外からも情報を集めていますので、「日本沈没」で取り扱われていない内容についても記述しています。

ポイント

①地震速報か来ない、突然の揺れ

直下型地震では、震源がほぼ真下のため、地震速報が来る前に大きな揺れが襲うことになる。今回の震源は、東京都のほぼ真下とも言える、東京湾という設定にします。

②マグニチュード8以上の揺れ

今回は、初期微動(本震の前に来る、小さい揺れ)も、地震だと分かるくらい強いものが来るくらいに規模の大きな地震が発生した場合をシミュレートします。

地震発生

立てない揺れ

現行の基準では、いくら揺れが強くても震度7までしか定められない。直下でマグニチュード8クラスの地震があると、段階的に震度8や9クラスの揺れが襲う可能性もある。同じ震度7でも揺れが強いとなると、予測も困難となる。震度7以上の揺れをシミュレートすることは非常に難しいため、予想以上の揺れが起きることとなる。
震度6弱を超えると立てずにうずくまることになるが、「震度8」の揺れをもろに受ける約1000万の人はうずくまった状態すらも維持できるかわからない。ましてや、あの人口密度の中、多くの人が倒れた場合、どのような被害が出るだろうか。

棚が、タンスが、本が、飛んでくる…

大変強い揺れになると、棚や、棚にある本が、ほぼ垂直に飛んでくる。オフィス等ではこの被害をもろに受けることとなる。重さが1kgにもなるような物が真横から飛んできたら、それに当たった人は気を失ったり、死に至る場合もある。最後は棚ごと上に乗っかる。揺れがここまで強いと、地震対策金具や固定金具、免震器具も、安物を中心に壊れて意味がなくなることだろう。

乗車率100%以上の電車

電車脱線の死亡率は大変高い。
東京には、常に数千本単位で、乗車率百パーセント以上(1本の電車に約3000人が乗車していることになる)の電車が駆け巡っている。震度7の場合、都内の脱線する電車は92.9%になると言われている。震度8クラスの揺れが襲った場合、ほぼ100%の電車が脱線するだろう。何百万人もの人が脱線の被害にあい、脱線した車両にいる人のうち数十万の人は死亡するだろう。

壁に「叩かれる」

巨大な横揺れでは、地下やビルなどでは「壁に叩かれる」という現象が起きる。多くの人が敷き詰められている状態で、壁ももちろん揺れる。多くの人は壁にも押され、地下ではホームに転落し、ビル内では気を失い、物の下敷きとなる。では、超高層ビルだとどうなるのでしょうか。

ビルに振られる

東京のビルの中には、数百メートルにも及ぶものがある。そんなビルの場合、横に数メートルから10メートルの揺れが起こる。地震発生中は壁に叩かれ、物にかき混ぜられ、物語中ではこう比喩される。「漫画の中で活躍する巨大ロボ。それを操縦する人間の肉体は揺れと衝撃に耐えられず絶命する」と。
かき混ぜられた後は、数十分にも及ぶ長いゆっくりとした揺れが襲う。中の人は酔い、判断能力を失い、中には嘔吐する者も現れる。そして、三半規管へのダメージや壁等への強打で意識を失う者もいるだろう。

高さ数百メートルのビルで揺れの実験を行ったことがあるだろうか。高層ビルの揺れは、コンピューターでは予測し難い。変な揺れ方をする可能性もある。

都庁など、主要機関のビルでこの現象が発生した場合、内部の破壊や職員の負傷により、周辺への物資供給や避難準備など、さまざまなことに大きな遅れが出るだろう。

巨大なビルが、根幹から崩壊する要因。もし東京のようなビル群で、ビルが崩壊すれば…

地割れが人を呑んで閉じる

大正時代の関東大震災の記録に、大変興味深い内容の記載がある。「地割れが人を呑んだまま、すぐさまふたたびその口を閉じていった」と。
強い揺れで発生した地割れは、揺れが長引くと今度は閉じていく、というのだ。もし、スクランブル交差点で、全員が伏せている状態で、地割れが起きてしまい、何百という人を呑み込んだ後閉じていったら…遺体の回収も、死者の計測も困難となってしまう…

※土木学会の論文でも、地割れに転落して死亡したという事例がいくつも確認されていると報告されている。
論文→https://jsce.or.jp/library/eq10/proc/00578/27-0049.pdf

※869年の貞観地震に関する記述をまとめた「日本三代実録」でも、「ある者は(倒壊)家屋の下敷きとなって圧死し、ある者は地割れに呑み込まれた。」との記述がある。
(参考)http://carefee-28.la.coocan.jp/1-2%20kako-jisin.xls

高層ビルから降るガラスの雨

数百メートルの高層ビルから降るガラスの雨。東京都千代田区の、丸の内は特に危険なスポットとなる。何百平方メートルにも及ぶガラスが、道路に降り注ぐ可能性がある。強化ガラスの存在を考えても、地面にいる人を絶命に追いやるには十分である。

地下への入り口

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