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「透明骨格標本」の不思議な美しさに魅了される

薬品処理によって透明になった生物の「透明骨格標本」研究目的で作られたものですがその美しさにファンは急増しているようです。

更新日: 2018年09月14日

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rainshineさん

「透明骨格標本」

薬品処理によって、肉は透明、硬骨は赤色、軟骨は青色に染まるアートな標本作りは、かつては学術目的で研究室で行われていました。

密かなブーム

最近その美しさから、芸術作品としての評価が高まり、透明骨格標本の写真集の本が大ヒットするなどの社会現象が起きています。

近年は理系に興味・関心がある人を中心に、主にフィギュア感覚で購入する人が増えているという。学術標本であるため価格は数千円以上とやや高めだが、光を通して美しく輝く標本の魅力に魅せられる人は多い。

透明になる仕組みは?

魚類の透明骨格標本が世に登場したのが,Taylor(1967)の単染色法により透明骨格標本の作製法が紹介されたことによる.これは,タンパク質を分解・透明化し,硬骨組織を赤に染めるという手法.

透明骨格標本は、特別な薬品で筋肉を透明にし骨を見やすく染色した標本で、カルシウムを主成分とする硬骨は赤紫色に、軟骨は成分のコンドロイチンと反応して青色に染まる。

40年ほど前に開発された技法で、初めは硬骨を赤く染める方法ができ、その10年後に軟骨を青く染める技術ができた。赤と青を一緒に染める「二重染色法」もある。骨格標本は硬骨しか保存できないが透明標本は軟骨を保存できる。

透明骨格標本って、肉の部分は薬品で煮込んで透明になっているだけで、実際は肉がついているので、骨格の正しい(現実的な)位置が分かる標本だと思っていて、それはレントゲン写真の美しさにも通じる物があるなぁと

大きい生物も作れる?

大型の生物に関しては、透明標本化が理論上は可能であるとされているが、 要する時間(年単位)・費用が膨大になり実現困難となっている。 また大型生物を透明標本化した場合に、発色の問題・保存管理の問題等のリスクがある。

個人でも作れるが手間とコストがかかる

透明骨格標本の自作には様々な薬品を使用します。1つ1つはそこまで危険なものではありませんが、扱いを誤れば人体に有害であることには違いありません。

基本的に透明骨格標本は、普通の骨格標本が作りにくい小型の生物を対象にしています。大型の生物でも作るのは可能ですが、膨大な時間と薬品が必要。メダカくらいの大きさでも完成までに2~3週間はかかります。

買う事も出来る

東急ハンズやネットオークションなどでも購入できるこの『透明骨格標本』、あなたの部屋のアクセントにお一ついかがだろうか。

価格は主に2000~20000円ほどです。ページ最下部のリンクからも販売している場所がわかります。

保存方法

なるべく暗所で温度は10℃~25℃の範囲が望ましいです。太陽光が直接当たると、標本を傷つけ、染色された骨格の色が退色する可能性があります。また、高温にさらすと、上記同様に染色した骨格の色が退色する可能性があります。

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