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世界遺産カステル・デル・モンテ!8に溢れた不思議の城!イタリア

イタリア、プーリア州にある世界遺産カステル・デル・モンテ。神聖皇帝フリードリヒ2世が建てた8にあふれた不思議なお城です。

更新日: 2014年03月17日

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Sarah617さん

カステル・デル・モンテ(イタリア語: Castel del Monte)は、イタリア共和国南部のプッリャ州アンドリアの郊外にある中世の城。13世紀に神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世(フェデリーコ2世)によって建築された。八角形を象徴的に取り入れた設計になっており、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている。

カステル・デル・モンテ】別名「丘の上の黄金の王冠」!!十字軍遠征時代、南イタリアにはイスラム軍に備えて数多の城塞が築かれた。その一つがこのカステル・デル・モンテだよ。八角形の不思議な形をしていてね、時の神聖ローマ皇帝が特別な思いを込めて造ったと言われているよ。

フリードリヒ2世の建てた世界遺産。

1240年頃、シチリア王フェデリーコ1世(シチリア王としては1世だが、神聖ローマ皇帝としてフリードリヒ2世またはフェデリーコ2世として有名)によって建てられた。 その後長い間放置され1876年にイタリア国家の所有となり1928年から修復が始まった。

戦のための要塞というより、狩猟で立ち寄って祝宴を開くための城だったといいます。フリードリヒ2世の死後は牢獄としても使用されていました。

フリードリヒ2世。
歴史が彼に追いつかず、「早く生まれすぎた男」と呼ばれる。

神聖ローマ帝国皇帝であったホーエンシュタウフェン家のフリードリッヒ2世はシチリアのパレルモに宮廷を構えていた。ギリシャ、アラブ、ヘブライの歴史文化が混淆した地中海世界の要衝としてシチリアは政治経済の中心的な役割を担っていた。

6か国語を自在に操り、建築、土木、航海術、数学、天文学に長けていたとされ、プーリア各地に200もの城を残しています。

8が溢れた不思議な城。

お城の中央にある八角形の中庭

八角形のそれぞれの頂点に配された8つの塔とそれぞれの八角形の塔

お城の内部にある地上階と2階にある8つの部屋

中庭の地面の下に設置された大きな水槽(中庭と同じ八角形と断定される)

入口の扉左の軒下(軒蛇腹)に配置された8本の四葉のクローバー

同じ軒下の低い部分に施された8本の四葉のクローバー

部屋の柱頭にある8枚の葉

部屋の天井中心点にある8枚の葉

その他、同じ位置にある装飾

地上階の最初の部屋:8枚のブドウの葉

ほかの部屋:8枚のひまわりの葉

5番目の部屋:8枚の葉と8枚の花びら

8番目の部屋:8枚のアカンサス(ハアザミ)の葉

2階の最初の部屋:8枚のイチジクの葉

どうしてここまで8にこだわったのでしょう??

レ・ムルジュ高原にぽつんと立つ8角形の城。

この城は天文学的にも数学的にも正確に黄金比を用いて設計されたことがわかっています。例えば、ユリウス暦の8番目の月にあたる月の8番目の日、現在の10月8日には、南西の高窓からと中庭側の低窓までを太陽光が一直線に入る、とのこと。

上から見ても8角形。

キリスト教ではキリストが復活する重要な日が8日目、一方イスラム教では天国をあらわす吉数。フェデリコ2世は、6回目の十字軍を率いてエルサレムの地に赴いた際に訪ねていた「岩のドーム」(イスラム教第三の聖地と言われる、2つの正方形を45度ずらした構造をもつ八角形の美しい神殿)にちなんで、カステル・デル・モンテにも八角形を採用したのではないか、という説がひとつあります。

建造者であるフリードリヒ2世のイスラム教への理解を示すかのごとく、築城の位置は当時のキリスト教の拠点であるシャルトルとイスラムの中心メッカとの2点を結ぶ直線上の地点に立地している。

フリードリヒ2世は当時イスラム圏だった聖地エルサレムも訪ねています。

高さ24メートルの隅塔。

内部の見学時間
3月~9月  10:15~19:45

10月~2月  09:15~18:45

出典地球の歩き方「南イタリアとマルタ」2011-2012

見学料:3ユーロ
チケット売り場は閉場の30分前まで。

出典地球の歩き方「南イタリアとマルタ」2011-2012

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