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至高のブラジリアン・クラシック! ナザレーが遺した美しき名曲選

2013年に生誕150周年を迎えたブラジルの作曲家、エルネスト・ナザレーの遺した楽しくて、美しくて、ちょっぴり郷愁の感じる素敵すぎる音楽をたくさん紹介します。貧しい家庭に生まれ、晩年は重い心の病に悩んだ彼の音楽は、現在も多くの人々に愛されています。ピアノやギターを弾ける人はぜひ挑戦してみてください!

更新日: 2017年04月15日

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“ブラジルのショパン” ことエルネスト・ナザレー

1863年3月20日 - 1934年2月4日
ブラジルのピアニスト・作曲家。

ブラジルの作曲家エルネスト・ナザレーは、サロン音楽を中心に書いた人で、「ブラジルのショパン」と称される

ブラジルのクラシック作曲家として、今も多くの人に愛されてやまない楽曲を多数遺しています。

「ブラジル風タンゴ」やショーロなど、国内の民族音楽に影響されたピアノ曲を量産した

民衆音楽の影響のもとに切り開いた独自の素朴かつ美しい音楽性で人気です。

母親はピアノが弾け、幼い頃より彼は母よりピアノを習い、モーツァルト、ベートーベン、ショパンなどを教わった

特にショパンがお気に入りだったらしい。

難しいアカデミズムの影響を受けなかったことによりナザレは純粋な歌心を持ち続け、あの素敵な数々のTango brasileiroを書けたのかも知れない

ピアノ曲しか書かなかったナザレーは、管弦楽法などを学んだ訳ではありませんでした。それが逆に難解にならずに、親しみやすさをもたらしています。

前世紀後半から今世紀初頭にかけてという、まさにブラジル音楽の神話時代を代表する大物作曲家

ブラジル音楽の父とも言われるヴィラ・ロボスと同時期に活躍し、後の音楽にも大きな影響を与えました。

クラシックとポピュラー音楽にまたがって活動したことから、ナザレーのピアノ曲は、クラシックの学び手にも、ポピュラー音楽の学び手にも、有用な教材とされつつある

現在、生誕150周年を過ぎたこの作曲家を再評価する機運が高まってきています。

晩年になって完全に聴覚を失うと、創作活動にも支障をきたしたが、それでもブラジル国内ではなかなかナザレー人気は衰えなかった

晩年は聴覚障害や心の病に悩まされますが、死後もますますその評価は衰えず、20世紀初頭の重要な作曲家として、2013年には生誕150周年にあわせたコンサートや曲集の発表などが相次ぎました。

悲運に見舞われ、心の病に悩まされた晩年

▷ 晩年のナザレー。

1917年娘のMaria de Lourdes(マリア・デ・ルーデス)がインフルエンザのために病死し、そのショックのあまり家に閉じこもるようになった

娘の死がトラウマとなり、この頃からうつ病を患うようになってしまいます。

重ねて子供の頃に怪我をした耳の障害が悪化していく

1920年代より聴覚異常を来たし始め、最晩年まで悪化する一方でした。

1929年3月に妻が亡くなってから、ナザレは徐々にうつ病が増悪していった

最愛の娘に続き、妻も失くしたことで、重い心の病を患うことになってしまいます。

1933年に精神病院に収容されたが、翌年に脱走して行方不明となり、懸命の捜索の結果、やがて森の中の滝で変死体となって発見された

「家に帰る」と言って施設を抜け出し、そのまま行方不明に…。死因は溺死でした。

優雅で楽しいひとときを過ごせる、ナザレーの代表曲

今もショーロの大定番として演奏されるナザレーの代表曲“ブレジェイロ”(ならず者)。
7弦ギターとカヴァキーニョのデュオで。
気分の良い休日に、コーヒーでも飲みながら聴くと最高です。

“Brejeiro”に並ぶ代表作、“オデオン”。サウダーヂ(郷愁)を帯びた素朴なメロディーの流れがとても美しい。さまざまな音楽家が演奏しています。
曲名はナザレーが待合室のピアニストとして働いていた映画館、オデオン座に因む。

前述の“Odeon”の歌つきの動画。日系3世の人気シンガー、フェルナンダ・タカイによる歌唱。最高のアレンジが施されています。

“感じる心”と題された美しいワルツのピアノ演奏。

ナザレー自身が初めてショーロの曲と呼んだ“頑張れカヴァキーニョ”。
高速テンポで演奏されることが多く、テクニックの試される楽しすぎる曲。

タイトルの“バンビーノ”は「子供」の意味。ジャジーなピアノも、渋いヴォーカルも心地よく響きます。

ピアノの発表会などでも演奏される機会の多い、ナザレーのかわいらしく、軽快な小曲。

“告白”、“打ち明け”という意味のタイトルの美しいワルツ。

ブラジルの若手名ピアニスト、アンドレ・メマーリがナザレー生誕150周年を記念して開いたリサイタルでの演奏。
ナザレーの名曲をたっぷり楽しめます。BGMにどうぞ。

みんなの評価

今年はブラジルでワールドカップ。ブラジルのピアノ音楽もお勧め!ナザレーのタンゴ、ご存知ですか?

とにかく弾きたい曲が多すぎる。とりあえず音を拾って弾けるかどうか検討。ナザレーだけで3日かかっている…候補曲はこれからまだ増えるというのに…カプースチンやりたいけど、9月は間に合わないと気付いて泣く泣く断念。来年だな。気を取り直して得意なラテン系でいきます!!ブラジル!!

雨や暑さで大変ですね。こんな時は、ブラジルの作曲家ナザレーのピアノで奏でるタンゴがお勧め。軽やかでノーテンキな気分にしてくれます。ブラジルと言えばボサノバですが、ブラジリアンタンゴもよいです!

レッスンしゅうりょう!アンダルーサは次のレッスンでおわり。次はナザレーのエスコレカンド〜!エスコレカンドって声に出すのすき。スペインからブラジルへ!ディズニーランドみたいにあっかるい曲だ。

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