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桜花賞圧勝のアーモンドアイの2冠達成なるか? 18年オークス レース情報

もともとオークス向きとみられていたアーモンドアイが休み明けの桜花賞を圧勝し、2冠の期待が高まる今年のオークス。前走桜花賞では勝負づけさえ済んだと言われる程の内容から、今年も相手はフローラS組が有力?

更新日: 2018年05月15日

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egawomsieteさん

■桜花賞で初黒星のラッキーライラック、2400メートルで逆転狙う

ライバルに借りを返して世界へ。ラッキーライラックは桜花賞では後方からアーモンドアイに強襲され、デビューから4連勝で止まったが、力負けではないと陣営はみる。「マイルを1分33秒台で走るなら最初の1000メートルを1分で走って残り3ハロンを33秒台、もしくは59秒で走って残りを34秒台で行くしかない。この馬自身、58秒9で走って上がりは34秒5。あれで末脚が鈍ったと言われたらかわいそう」と担当の丸内助手は分析。全休日明けの栗東トレセンで取材陣を前に負けて強しの内容だったと説明した。

 昨年の最優秀2歳牝馬は前回、単勝1・8倍、最内枠と厳しい条件が重なった。「G1で1番人気だと普段と同じことができなくなる。かなりのハイペースを番手からプレッシャーを受けながら進めて、普通なら負けパターンのところを踏ん張ったのだから相当強い。勝ち馬は最初の1000メートルを約1分で走って上がり33秒2だから、できないことをされて負けたわけではない。そこまでの化け物ではないと思う」と丸内助手はマークが軽減される今回、付け入る隙はあると読む。

松永幹調教師は騎手時代の91年、1番人気の桜花賞で初黒星(5着)となったイソノルーブルでオークスを制覇。調教師としては09年にレッドディザイアで挑み、ブエナビスタの豪脚の前に鼻差2着だった。9年ぶりの樫の舞台となるトレーナーは「もともとスタミナ型と思っていました。石橋騎手は桜花賞でも上手に乗ってくれています。お父さんのオルフェーヴルがダービーで強い勝ち方をしたので、2400メートルで良さが出ると思います」と秘めた能力が発揮されると信じる。

 登録をした仏G1・凱旋門賞(10月7日、パリロンシャン競馬場)に進むためにも、まずは日本で壁を乗り越える

■桜花賞組VSフローラS組、注目はあの馬

1.桜花賞組VSフローラS組

 過去10年の3着以内馬のうち、桜花賞が18頭、フローラSが9頭と両レースで大多数を占めている。さらにこの5年間に限定すると、桜花賞8頭、フローラS5頭と両者の数は拮抗する。出走頭数の違いを考慮するとほぼ互角の成績を残していると言える。

2.先行馬は恵まれにくい

 過去10年のオークスを先行して連対したのは2頭だけ。忘れな草賞やフラワーCなどの前哨戦では先行馬に有利になることが多いが、東京のGIはさすがに甘くない。

3.小型馬が頑張れる

 過去10年の桜花賞勝ち馬の平均馬体重が469.0kgであるのに対して、オークスは454.7kgで、その差14.3kgと開きがある。2014年のヌーヴォレコルト(444kg)や2016年のシンハライト(422kg)が桜花賞から着順を上げて勝利を挙げたように、小型馬が大型馬と互角以上に戦えるレースである。

サトノワルキューレはフローラSの勝ち馬。距離は2000mでも短いというタイプで、牝馬には珍しいほど中長距離志向が高い。フローラSの勝ちタイムはレースレコードで、他に2分を切るタイムでフローラSを勝ったのはチェッキーノ(一昨年のオークス2着)しかいない。辛勝にも見えるが、相手に合わせて脚を使う馬であり、クビ差ながら最後は流していた。青葉賞で2着するエタリオウをゆきやなぎ賞で負かしているように、この距離では牡馬も含めても上位にランクされる馬だ。この条件での優位は動かしがたい。

■ソウルスターリングが完勝で女王に返り咲き!ルメールは2週連続G1制覇

「第78回優駿牝馬(オークス)」(G1、芝2400メートル)は21日、東京競馬場11Rで行われ、C・ルメール騎手騎乗の1番人気・ソウルスターリング(牝3=藤沢和厩舎、父フランケル、母スタセリタ)が人気に応えて勝利した。これでG1・2勝目。1馬身3/4差の2着には6番人気・モズカッチャンが入り、さらに2馬身1/2差の3着は追いこんだ2番人気のアドマイヤミヤビだった。勝ちタイムは2分24秒1。

ソウルスターリングは逃げたフローレスマジックの後ろの2番手集団でぴったりと折り合った。直線手前で先頭に並んだが、ルメールは追い出しを我慢。直線半ばで先頭に立つと内から並びかけたモズカッチャンとの叩き合いとなったが、あっさり抜け出して完勝した。

 勝ったソウルスターリングは世界的名馬・フランケルと、欧米でG1を6勝した名牝スタセリタの娘でデビュー前から注目を集めていた。デビューから3連勝で阪神JF(G1)を制し2歳女王となり、そのまま無敗で迎えた前走・桜花賞は馬場に苦しんで3着となったが、オークスでもファンは変わらず1番人気に支持していた。

 騎乗したルメールはアドマイヤリードで制した14日のヴィクトリアマイルに続き、2週連続G1勝利。中央G1は12勝目となった。管理する藤沢和師はJRA・G1単独トップの25勝目。オークスはともに初勝利。

■過去10年で桜花賞出走組V率80%!敗戦組も注意

過去10年のオークス馬11頭中、忘れな草賞1着エリンコートとミッキークイーン、フローラS1着サンテミリオンを除く8頭が桜花賞出走。オークス制覇には桜花賞出走が近道だ。

 特に「桜花賞敗戦組の逆転V」には要注意。08年トールポピーは桜花賞8着、13年メイショウマンボは同10着から戴冠。矢車賞を挟んだが、桜花賞6着ディアドラもV資格はある。

■レース展望

良馬場で見込まれそうな今年のオークスであれば、まずは馬場による距離不安は拭えます。

 それでも過去5年で桜花賞馬の勝利は12年ジェンティルドンナ以来出ていないのは、能力だけでは距離をカバーできないという結果を表しています。要はマイルがベストという馬が上位3着には見られていないわけです。

 そこで今年の桜花賞馬13レーヌミノルはどうなのか?というわけですが道悪の桜花賞を好位から抜け出す強い競馬で、差し馬勢が上位に進出したことを考えると、決して恵まれての勝利ではなく内容も濃い。1200mから使われ父がダイワメジャー母父がタイキシャトルであることを思えばやはり2400mは長いと言わざるを得えませんが、そこは勝負強い池添騎手とのコンビだけに克服しても不思議ではないのは確か。

個人的にこの桜花賞馬以上に距離不安なのは桜花賞で3着に敗れた2ソウルスターリングではないでしょうか?
 圧勝続きで負けるとは誰しも思わなかった桜花賞では道悪に脚を取られたことが敗因に挙げられていますが、その前のチューリップ賞が1分33秒2という阪神JFを上回る好時計による反動もあるのではないか?
 その後の軽めの調整は疲労を抜くために試行錯誤したと予想できます。
(道悪いは言い訳しやすい面もあります)

 そうなると、その後1か月ほどで復調すれば巻き返しも十分と考えられますが、額面通り道悪で手こずったのなら距離不安も拭えません。また父フランケルはマイルでは圧倒的な強さを見せていましたが、2000m以上は走っておらず、欧州での産駒も中距離では活躍はしていないようです。
まだ初年度産駒だけにサンプルは少ないものの、血統面から距離不安は拭えないわけで、こちらも現時点での能力でカバーできるかどうか?

桜花賞2着14リスグラシューは、前走チューリップ賞3着からよく巻き返してきたと評価できます。桜花賞も直線向いたところでの反応の悪さ、エンジンの掛かりが遅いところは距離延長がプラスであると言えます。
東京遠征もアルテミスS1着で経験しており問題なし。

 昔から桜花賞で差し・追い込んで届かなかった馬がオークスではチャンスありと言われているだけに、体調面さえクリアすれば期待は大きくなります。

 そうなると評価が難しくなるのが桜花賞2番人気で17着に惨敗した16アドマイヤミヤビ。何度も躓いているあたり道悪が原因で走っておらず、元々オークス向きとされているだけに、巻き返しがあっても不思議ではない馬。
ヴィクトリアマイルで久々にG1を制したアドマイヤ軍団の勢いもプラスでしょう。

好相性のフローラSを制した1モズカッチャンは前走と同じ1番枠。自在の脚質でそのフローラSでは上がり33.9で差し切るという内容の濃さでここでも侮れない存在。

 同じ鮫島厩舎で距離適性がありそうなのが前走忘れ草賞を勝った6ハローユニコーン。前走は最後尾からの差し切りも自在性があり、流れに乗れれば。

 未勝利勝ちからスイトピーSを勝った10ラックスビーチも素質を感じさせる走り。あとはこの相手にどこまでできるか。

 重賞で善戦続きの3フローレスマジックは、オークスとは相性のいい戸崎騎手でどこまで。

■過去10年の傾向から

☆実績 G1・5着以内、フローラSかチューリップ賞で連対、芝1800メートル以上の重賞かオープン勝ちのいずれかをクリアしていること。これ以外での勝利は13年メイショウマンボのみ。

 ☆前走 桜花賞組が8勝と圧倒的。中でも桜花賞1、2着馬がオークス出走なら1着が3着内率62・5%、2着が同75%と高確率。

 ☆年明け出走数 連対20頭が2〜4戦で、半数の10頭が2戦。特に近3年は連対6頭全てが2戦と顕著。

 結論 ◎リスグラシュー ○レーヌミノル ▲ソウルスターリング

■桜花賞2着馬リスグラシュー「とにかく順調に調整できた」

桜花賞2着馬リスグラシューは乗り運動中心のメニューで体をほぐした。

 北口厩務員「短期放牧から帰ってきた直後に、稽古をやり過ぎて体を減らしたけど、今は戻っている。気性的なことをよく質問されるが、この時期の牝馬としては外に出した時に、おとなしいと感じるくらいかな。とにかく順調に調整できたと思うし、いい状態で臨めそうだね」

■アドマイヤミヤビ 16番枠に陣営苦笑い…あとはミルコに託す

アドマイヤミヤビは16番枠に決まり、2番人気で12着に終わった桜花賞からの巻き返しを誓った。安田助手は「もう少し内が欲しかった。コーナーが4つあるし、ロスなく運べる枠が良かった」と苦笑い。この日は角馬場での運動のみ。「後入れの偶数枠だし後はジョッキーが考えて乗ってくれると思う」と話した。

■追い切り後も順調ソウル、阪神JFと同じ“幸運番”

ソウルスターリングは2番枠に決まった。昨年の阪神JFを制した時と同じラッキー馬番だ。津曲助手は「阪神JFと同じでいい枠。外を回される恐れもある外枠だけは嫌だった。2400メートルはリズムよく走るのが大事。スタートのいい馬。この枠なら両サイドからプレッシャーを受ける心配も少ない」と穏やかな表情。この日は角馬場調整。「追った後も変わりない」と順調ぶりをアピールしていた。

■V呼ぶ3頭出し鮫島厩舎、成長一番マナローラに期待

鮫島厩舎はハローユニコーン、マナローラ、モズカッチャンの3頭出しだ。18頭がフルゲートとなった92年以降、同厩舎3頭出しは96年の伊藤雄二元調教師、00年の山内研二師の2回。前者はエアグルーヴで、後者はシルクプリマドンナで共にこのレースを制している。今年も“三本の矢”に勝ち馬が潜んでいるかも。鮫島師を直撃した。

「どれも接戦を勝ち上がってきた馬たち。桜花賞組も強いけど、うちの馬たちの精神力は本当に凄いからね。クラシックに3頭も出せるなんてそうそうない。このチャンスを生かしたい」

 3頭の中で最もトーンが高かったのがマナローラ。指揮官は「3頭の中での成長力は一番。筋肉が付いて稽古での行きっぷりが良くなった。距離が延びていいタイプ。広い東京は合いそうだね」とG1初制覇へ手応えをにじませていた。

 鞍上は大舞台にめっぽう強い蛯名。そういえば先週のG1も11番人気のデンコウアンジュを2着に導く好騎乗だった。多頭数出しは人気薄から――。不気味な存在だ

■勢いある名門厩舎は怖い!ブラックスビーチがV候補

(1)勝利数 過酷な東京芝12Fを制する牝馬は、勝ちみに遅くてはダメ。過去10年の優勝馬11頭(10年は1着同着)は全頭、芝で2勝以上の実績があった。フローレスマジックは重賞でも安定しているが、1勝馬。ここで一気に9頭が脱落する。

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