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この記事は私がまとめました

daiba49さん

先頃、『お寺に行こう! ~坊主が選んだ「寺」の処方箋』を出版しました池口龍法です。1980年生まれ、兵庫教区の西明寺というお寺に生まれ育って、京都大学・大学院で仏教学を学び、その後は総本山知恩院に奉職して今日に至ります。ゆくゆくは母方の実家である京都教区の龍岸寺を継いでいく予定ですが、現在は知恩院の編集主幹(いわゆる広報です)、龍岸寺の副住職、それから「フリースタイルな僧侶たち」という団体の代表という3つの肩書になっています。

知恩院の編集主幹とか龍岸寺の副住職というのは、どういう仕事なのか、みなさん容易に想像がつくと思いますが、なぜ、私はそれだけに飽き足らず、「フリースタイルな僧侶たち」を立ち上げたか。それをまず書かせていただきます。

仏教の瞑想法は、確かにリラックスに効果があることが示された。瞑想中の被験者の副交感神経活動が活発になったことが検出されたからだ。副交感神経系は休息や回復に関係している。

一方、金剛乗仏教の瞑想法では、瞑想中も瞑想後も、リラックス効果はほとんどなかった。その代わりに、覚醒や「闘争・逃走反応」に関係する交感神経系が活発になった。

もうひとつの研究では、被験者に対し、20分間の瞑想の前後に、コンピューターを使った2種類の視覚処理作業を行うよう求めた。その結果、「金剛乗仏教方式の瞑想法にのみ、瞑想後の認知的作業の能力が即座に劇的に向上した」と論文には述べられている。

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