
■ 藻を原料に!国内最大級の施設がつくばに完成!
地球温暖化の防止に効果があるバイオ燃料を活用する動きが進むなか、植物の藻を原料にしたバイオ燃料を作る国内最大級の施設が茨城県つくば市に完成
つくば市内の農地を一時転用して量産実験用の実証施設を作った。広さは約2800平方メートルで、藻類を育てる装置23基などが並んでいる。
■ 「藻類バイオマス」というプロジェクトの一環!
つくば国際戦略総合特区のプロジェクトの一つで、藻から燃料油を作り出す「藻類バイオマス」
藻類バイオマスは、その高い生産効率から次世代エネルギー源として期待され、バイオマス生産のための屋外大規模培養等の技術開発が求められている。
バイオ燃料を巡っては、大豆やサトウキビを原料にした場合、食料価格の高騰を招くおそれがあることから、食用でない藻を活用する研究が世界各国で進められています
■ ボトリオコッカスがオイルを生産する!
ボトリオコッカスは光合成により重油の主成分である炭化水素を作り出す性質があり、石油代替燃料として期待されている。
筑波大学で開発したボトリオコッカスは,増殖とオイル生産のバランスがよく,CO2が溶け込みやすいアルカリ性の環境で良好な増殖を示すのが特徴
Botryococcus braunii
葡萄の房のように連結している様子もしばしば観測されます。属名のbotryはギリシャ語で葡萄の房のことで、名前の由来になっています。
培養後は同大の研究室で油分を抽出・精製し、年間約1・4トンの燃料油回収を目指す。
■ 藻からできた「炭化水素オイル」は自然にもやさしい!
藻類から生成されるバイオマス(生物資源)を活用したバイオ燃料「炭化水素オイル」
藻が作る油は燃えたときに大気汚染の原因となる窒素酸化物などを発生しにくい。
藻類バイオマスは、穀物からのバイオ燃料とは異なり、食料高騰の問題を引き起こす心配がなく、さらにはとうもろこしの700倍のオイル生産効率があり、従来のバイオマスに比べ生産能力が高い
■ 日本が産油国になる日は近いかも!
世界経済はエネルギー供給の殆どを石油等の化石資源に依存してなりたっています。
石油は、地球にあった量の半分くらいをすでに使ってしまい、このまま使い続けると21世紀中になくなると言われている
2020年をめどに、バイオ燃料を使う時代がやってくる。その時、世界に遅れをとらないようにするのがわれわれの役目。日本は水資源が豊富なので、“産油国”になるとの気概で研究に当たりたい
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