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長崎ストーカー殺人事件とは【筒井郷太】

三重県桑名市の無職・筒井郷太(27歳)を殺人、 住居侵入の容疑で逮捕した。 筒井は、Mさんの三女の元交際相手で交際を巡るトラブルから2人を殺害した。

更新日: 2016年07月21日

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win-winさん

長崎ストーカー殺人事件

2011年12月16日、長崎県西海(さいかい)市で久江さん(77歳)と美都子さん(56歳)が殺害され、 自宅敷地内のワゴン車の荷台に血まみれで発見された。翌17日、長崎県警は三重県桑名市の無職・筒井郷太(27歳)を殺人、 住居侵入の容疑で逮捕した。 筒井は、美都子さんの三女の元交際相手で交際を巡るトラブルから2人を殺害した。

地内のワゴン車の荷台から妻の美都子さん(当時56歳)と母の久江さん(同77歳)が刺殺されていた。

長崎ストーカー殺人事件

長崎ストーカー殺人事件とは【筒井郷太】

12月16日午後9時10分ごろ、長崎県西海市西彼町風早郷の男性方で、男性の息子(18)から「車の荷台にお母さんが倒れている」と110番通報する事件が起きている。

県警西海署員が駆け付けたが、荷台にいた2人の女性のうち、中年の女性はその場で死亡が確認され、年配の女性も搬送先の病院で死亡したらしい。

県警捜査1課と西海署は12月17日、2人は男性の妻(56)と母(77)と確認したとの事。
2人には刺された傷痕が複数あったほか車内に血痕も見つかり、県警は殺人事件として同署に捜査本部を設置した。司法解剖して死因を調べている。
捜査本部によると、16日夜に男性の高校3年の次男(18)が同市西彼町風早郷の自宅に帰った際、窓ガラスが割られるなど荒らされたような形跡があったらしい。
家族の姿が見えないため、近所に住む親類男性と捜したところ、敷地内に止まっていたワゴン車の荷台に2人が横たわっているのを見つけ、110番した。

男性の妻はその場で死亡が確認され、男性の母親は搬送先の病院で亡くなった。
男性は保険業を営んでおり、妻と次男、母親の4人で暮らしていたとの事。
男性夫婦と次男が母屋、母親が敷地内の別棟に住んでいた。
2人が発見された車は男性の妻の名義。母屋と別棟の間に止まっており、車内と周囲には2人のものとみられる血痕が残されていた。ワゴン車と自宅は施錠されたままだったらしい。
男性夫婦には次男のほかに県外に住む子どもが4人おり、男性は東京都内にいる子どもに会うため不在だったらしい。

長崎県警は17日夜、男性の三女(23)の元交際相手で、三重県桑名市霞町1、無職、男性容疑者(27)を殺人、住居侵入容疑で逮捕したとの事。容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているらしい。長崎県警は容疑者が三女との交際を巡るトラブルから2人を殺害したとみて詳しい動機を追及している。

逮捕容疑は16日午後6時ごろ、西海市西彼(せいひ)町風早郷(かざはやごう)、自営業、男性(58)方離れの窓ガラスを割って侵入、男性の母親の胸や腹を包丁で数回刺して殺害し、更に同20分ごろ、母屋の窓ガラスを割って入り、男性の妻を包丁で十数回刺して殺害したとしている。死因はいずれも失血死だった。

県警によると、男性が10月29日、県警西海署に「千葉県に住む三女が元交際相手の男から暴力を受けたり、脅されている可能性がある。千葉県警に捜査してほしい」とストーカー行為による被害を相談。長崎県警は同日、千葉県警に通報したという。

こうした経緯などから、長崎県警は容疑者が事件に関与した疑いがあるとみて捜査。17日午前、容疑者を長崎市内のホテルで見つけ、任意同行した。この時、容疑者が所持していたウエストポーチの中に包丁2本が入っていたといい、県警はこの包丁が凶器とみて調べている。

三女は容疑者から逃れ、父親が付き添っていたとみられる。

県警によると、車は鍵がかかっており、血痕は車外にもあった。また、母屋玄関には鍵がかかり、割れた窓ガラスのそばには鉄アレイが残っていた。階段には血をぬぐったような跡があった。

容疑者(27)が事件前、千葉県に住む三女(23)に暴力を振るったり、ストーカー行為を繰り返したりし、千葉県警から3回にわたって警告を受けていたことがわかった。

事件は最後の警告から1週間後に起きていた。長崎県警は18日、同容疑で長崎地検に送検し、三女の家族を狙った動機を追及している。

被害者方で殺害された妻の遺体には背中にも刺し傷があり、複数の部屋に血痕が残っていたことがわかった。長崎県警は容疑者が強い殺意を持ち、逃げまどう妻を執拗(しつよう)に追いかけて犯行に及んだとみている。

殺人容疑で逮捕・送検された男は、交際相手に対し、「親やきょうだいを殺す」と脅していたことがわかった。
容疑者は、以前交際していた被害者の三女に暴力を振るい、「親やきょうだいを殺す」と脅していたことが、殺害された妻の知人の話でわかった。
警察は、三女と引き離そうとしていた妻ら家族を、逆恨みしていたとみて捜査している。
妻の知人は「(三女は)骨折したり、顔が腫れ上がるほどたたかれたり、背中もあざができるようなことをされたりはしていたと、(妻が)話していた」と語った。
また、容疑者は犯行後、現場から4時間ほど歩いて逃げたあと、タクシーを拾って長崎市中心部のJR長崎駅近くに向かったことが、関係者の話でわかった。
その後、容疑者は、「空港までどれくらいかかるか」と、運賃と時間を尋ねる会話をして、「今の倍ぐらいかかる」とタクシーの運転手が答えると、駅近くのホテルに宿泊したという。

容疑者(27)が、事件の少なくとも7時間前にタクシーで現場近くに着いていたとみられることがわかった。

同日午前11時ごろ、男性宅に向かって黒い服の男が歩き、その後をタクシーが付き従うようにゆっくりと走っているのを近くの住民が目撃していた。事件後、県警はタクシー会社などに照会し、17日に長崎市内で容疑者を見つけた。

容疑者は昨年2月ごろ、男性の三女(23)と交際し始めたらしい。

http://disktopaska.txt-nifty.com/aska/2011/12/post-72f8.html

防げた可能性

事件発生前の2011年12月6日、三女の父親は習志野署に三女の暴行事件について相談したが、その際、刑事課は別事件の対応に忙しい事を理由に被害届の提出を1週間待つようにと伝えられた。しかし、その2日後の 12月8日から事件を担当する生活安全課の課長や刑事課の担当者を含む10人余りが、署内のレクリエーションで北海道の函館市に2泊3日の旅行に行っていた。
 結果的に、12月12日に被害届の提出、受理となり、事件を防ぐ事が出来なかった。相談を受けた12月6日に被害届を受理していれば事件を防ぐことができた可能性もある。

http://dokodemotobira.web.fc2.com/two014.html

12月6日に三女と誠さんが習志野警察署を訪れるが、電話ではいつでもいいと言っていたにもかかわらず、刑事課が一人も空いていないので1週間待つように回答。

これがこの事件で後に大きな波紋を呼んだ。

ストーカー行為について

ストーカー行為が起きる場合には、一方的に相手のことが気になり、つきまとう場合もありますが、元交際相手や元夫婦など、深い付き合いをしていた場合に多くあります。

 恋人同士であったとか、夫婦の関係であったとか、深い付き合いがあったとしても、恋人として付き合う(一緒にいる)のも、夫婦であるのも、あくまで、お互いにそういう気持ちであった場合に成り立ちます。片方がそれを止めようとすれば、その関係は終わりになります。

 そして、終わり(別れ)を切り出された相手が、その終わり(別れ)に納得できない時に、人によっては、暴力(DV)になったり、別れた場合でもストーカー行為に続きます。

 まず、ここで、何故、別れを切り出されたのかを考えないの? 長く付き合っていれば、それぞれに何らかの落ち度があると思いますが、別れを切り出された側は、「自分の何が悪かったのだろう?」と、何故、考えてみないの?

 自分が悪かった所を修正できて別れを回避できることもあれば、修正できても回避できない場合もあるけど、少なくとも次回の恋愛に、その修正が役立つ可能性が高くなります。

 それをしないで、暴力(DV)で相手を自分の思い通りにしようなんてのは、愚の骨頂です。恐怖で押さえつけても関係が好転するわけが無く、相手の気持ちがどんどん冷めていくだけです。

 自身が相手の立場になれば、すぐに分かりそうなことなのに、何故、それが分からないのかな?

 別れを切り出され → 暴力(DV) → ストーカー行為 → 殺人

 このような流れで殺人事件まで至ってしまった事例は、死刑、無期判決から、それ以外の有期刑でも何件かありますが、基本的に重い量刑となっています。私の知る限りですが、全て実刑で執行猶予付判決は見たことがありません。

 DV、ストーカー行為をするほど、相手に執着するのならば、まずは、何故、別れを切り出されたのか自分の胸に手を当ててよく考えろ。と言いたいですね。

http://www.geocities.jp/masakari5910/citizen_judge_death_penalty17.html

長崎ストーカー殺人、3県警が連携不足を謝罪

検証結果を公表する長崎、千葉、三重3県警の幹部(長崎県警本部で)=足立浩史撮影

 長崎県西海市のストーカー殺人事件について、千葉、長崎、三重の3県警は5日、山下誠さん(58)が、三女(23)のストーカー被害の相談をしていた警察署の動きが鈍かったことや、3県警間の連携不足を認める検証結果を遺族に説明し、謝罪した。

 警察庁は、暴力に発展する恐れのある男女のトラブルに関する全相談と110番について警察本部と署長が把握して指揮することなどを、全国の警察に指示した。

 検証結果がまず問題としたのは、山下さんが昨年11月21日、千葉県警習志野署と長崎県警西海署、三重県警桑名署に相談した際の対応。筒井郷太容疑者(27)(鑑定留置中)から三女の知人らに脅迫メールが届いていることを伝えたのに、どの署も内容を確認していなかった点について、「内容を見れば切迫性があると判断できた」とした。

 三女が習志野市にマンションを借りながら西海市へ避難したため、習志野、西海両署が、「管内のことではない」と考え、ストーカー規制法を積極的に適用しなかったことも反省点とした。筒井容疑者は山下さんの妻(56)と母(77)を殺害する2日前に行方不明になったが、この情報を習志野署が西海署へ伝えなかったことも連携不足と指摘された。

http://www.asyura2.com/11/nihon30/msg/168.html

裁判(一審では死刑)

初公判(長崎地裁) 2013年5月14日 
 筒井は住居侵入、殺人、窃盗、傷害、脅迫の罪全てで無罪を主張全面無罪を主張。弁護側は起訴内容を否認したうえで「刑事責任能力の有無、程度についても争う」と述べた。

第2回公判 2013年5月15日 

第3回公判 2013年5月16日 

第4回公判 2013年5月17日 
 筒井からストーカー被害を訴えていた女性が「家族を殺すと言われていたので、死ぬことも逃げることもできなかった」と涙声で証言した。また、鉄アレイで殴られたり、手錠を掛けられ正座をさせられ蹴られるなどの激しい暴行や、「大型商業施設の雑貨売り場で男性客の接客をする時は、携帯電話を通話状態のままにさせられていた」と束縛の状況を明らかにした。

第5回公判 2013年5月20日 
 筒井によるストーカー被害を訴えていた女性の姉2人が女性救出の様子などを証言。「部屋は物が散乱し、壁に血が飛んでいた。ひどい暴力があったと確信した」「私も被告にいつか殺されると覚悟し遺書を持ち歩いた」と語った。

第6回公判 2013年5月21日 

第7回公判 2013年5月23日 
 検察側が「女性を連れ戻した家族が邪魔で2人を刺殺した」とする筒井の捜査段階の自白調書を読み上げた。裁判所は捜査段階の自白調書を証拠採用。

第8回公判 2013年5月24日 
 弁護側の質問に対し、筒井は「起訴されたようなことはしていない」と重ねて全面無罪を訴えた。

第9回公判 2013年5月27日 
 筒井は検察側の質問に対し、被害者とDNA型が一致する血痕が付着していた衣服などの証拠は警察が偽造したものだと主張した。

第10回公判 2013年5月28日 
 筒井の精神鑑定を担当した精神科医が出廷。医師は、鑑定中のやりとりなどを明かし「善悪の判別能力や行動制御能力に影響を及ぼすとは考えられない非社会性パーソナリティー障害」と証言。  医師は筒井の生い立ちを語る中で「幼少期から他の児童にかみついたり、家族に暴力を振るっていた」「依存性が強く、他罰的な性格だ」などと語った。24日と27日にあった被告人質問の様子も傍聴し、自己を劇化する「演技性パーソナリティー障害」の傾向も見られるとしたうえで「被告の供述は虚言と言わざるを得ない」と述べた。

第11回公判 2013年6月3日 
 検察側は、「今もストーカー行為の相手や家族を殺す事件が後を絶たない。命をもって償うことで世の中に断固としたメッセージを送るべきだ」として死刑を求刑した。  筒井は最終意見陳述で「僕は殺人などをしていません。裁判員や裁判官の方は先入観や思い込みを持たないでほしい」と無実を訴えた。

第12回公判 2013年6月14日 判決:死刑
 判決が言い渡された瞬間、筒井は血の気が引いたような顔色をしていが、弁護士の方を向いて、笑みを浮かべながら法廷をあとにし、即日控訴した。
 一方で筒井は、14日午前にNNNに以下の内容の手紙を送付している。
「もうどうしようもなくなっちゃったから死にたい。なんで僕が殺したことになるの?くやしい、悲しい。つらい、涙が出る。もう生きていたくない死刑でいい。何を言っても伝わらない世の中なら伝えたくもない。もう嫌になってきました」

http://dokodemotobira.web.fc2.com/two014.html

裁判(二審も死刑)

長崎県西海市で2011年12月、ストーカー被害を訴えていた元交際相手の母親と祖母を殺害したなどとして、殺人や脅迫などの罪に問われた無職筒井郷太被告(29)の控訴審判決が24日、福岡高裁であった。古田浩裁判長は一審長崎地裁の裁判員裁判の死刑判決を支持し、被告側控訴を棄却した。同被告は一審同様、無罪を主張していた。
 古田裁判長は判決で、事件翌朝に凶器の出刃包丁を所持し、衣服などに被害者2人の血痕が付着していたことなどから筒井被告の犯行と断定した一審判決を、「判断過程に不合理な点はない」と支持。凶器の所持などを「警察官の捏造(ねつぞう)」とする筒井被告の主張を、「根拠を欠く荒唐無稽な主張」と退けた。
 その上で、「強固な犯意に基づく無慈悲な犯行」と批判。捜査段階で認めながら公判で否認に転じたことについて、「不合理な弁解で、更生可能性に乏しい」と言及し、死刑判決が重過ぎて不当とは言えないと判断した。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140624-00000116-jij-soci

筒井郷太被告の死刑確定へ

2011年、長崎県西海市で起きたストーカー殺人事件で、最高裁は殺人の罪などに問われた筒井郷太被告の上告を退ける判決を言い渡しました。筒井被告の死刑が確定することになります。

相手の家族等を殺害したストーカーケース

相手の家族等を殺害したケース


 最近のストーカー殺人事件の中には、元交際相手の家族には違いありませんが、直接因果関係が無い複数の第三者が殺害されるケースがあります。

 ストーカー殺人と言えども、因果関係があり、被害死者が1名の場合は、検察求刑で死刑になることがまず無いので、個別に取り上げていませんが、複数の死者が出た場合は、死刑の可能性もあるため、可能性がある事件についてはページを作っています。裁判員裁判が始まってからでも、そういった例がありましたので、何件かのストーカー殺人事件のページが現にあります。

 ページをまとめていて不思議に思ったのが、ストーカーをしていた相手ではなく、直接因果関係が無い、家族等が殺害される事件が起きています。

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