1. まとめトップ

ミリタリージャケット(軍服)の種類・型番一覧

戦場で活動する兵士の命を支えるために生み出されたその機能性・機能美から、あらゆる洋服の原型やディテールの元ネタとなっているミリタリージャケット。押さえておくべき型番や名称をまとめました。あなたが持っている洋服も、これらのミリタリージャケットが元ネタとなっているかもしれませんよ。

更新日: 2017年03月13日

wa_ta_ruさん

  • このまとめをはてなブックマークに追加
158 お気に入り 168317 view
お気に入り追加

■■■■■■[ アメリカ軍 ]■■■■■■

M-65 / フィールドジャケット

アメリカ軍の野戦用ジャケット。
M-65の語源は1965年に正式採用されたため、"モデル65"から。

寒冷地でも使用できるよう立て襟仕様、前面に大きなフラップ付きポケットが特徴的。

機能面も着る人の動きを阻害しないよう背中や肘部分にアクションプリーツが設けられたり、袖口に手の甲を保護するフラップが取り付けられるなど、ミリタリーウェアの一つの完成形とも言われている傑作です。

M-51 / モッズコート

アメリカ軍の「極寒地任務用」の51年型モデル。
1951年に採用されたためM-51という。

もう一つの名称である"モッズコート"の"モッズ"はイギリスのいわゆる不良集団の総称で、モッズ達が好んで着ていたためモッズコートと呼ばれるようになった。

顔を覆う大きなフードと、
フィッシュテールと呼ばれる裾の形が特徴。燕尾形なっており、乗り物に乗る際などに裾が邪魔にならないよう、太ももに巻きつけて着用します。

ECWCS / ゴアテックスパーカー

1980年代当時最新の素材であったゴアテックスを使用していることからゴアパーカ―などと呼ばれるようになった、寒冷地用の全天候型ミリタリーブルゾン。

ECWCSとは「EXTENDED COLD WEATHER CLOTHING SYSTEM」の略で、拡張式寒冷地被服システムの意味です。
ゴアパーカーのインナー・ライナーに組み合わせるものにより、様々な気候に対応できる、当時としては画期的なシステムでした。

44フィールドジャケット / アイクジャケット

正式名からわかるとおり1944年に採用されたウール製の短ジャケットです。

連合国軍最高司令官アイゼンハワー将軍が採用を後押して自身も着用したことから「アイクジャケット」の愛称が付きました。

元々、採用時は野戦服として開発されましたが、上記の経緯から最終的に準制服の扱いに昇格した珍しい軍服です。

フランス軍、カナダ軍、ルクセンブルク軍などでも採用されています。

MA-1 / ボマージャケット

1950年代から活躍したナイロン製フライトジャケット。ボマーとは爆撃機の事。

航空機内の計器類などに引っかからないよう、極めてシンプルな外見、シートに座った際に邪魔にならないよう着丈が短く設計されている。

左腕にはジップ付きのペンポケット。
裏地は、遭難時に裏返して着ることで発見されやすいようオレンジ色になっている。

N2-B / フーデッドボマージャケット

MA-1から派生したフード付きのフライトジャケット。MA-1よりも防寒性をさらに高めるため、前ジップ部にはフラップ、ファー付きのフードが採用された。

フードにはジッパーがついており、真ん中から2つに割けるように開くことで、着席時も邪魔にならないよう配慮されている。

裾が長いコートタイプの"N3-B"も有名。

G-1・A-2 / レザーボマージャケット

当時アメリカ軍には空軍が無く、陸軍の航空隊がG-1を、海軍の航空隊がA-2をそれぞれ独自に開発していました。

形はほぼ同じですが、G-1は寒冷地用に作られているため襟にボアが付いており、レザーも山羊革などの厚手のものを使用しています。

対してA-2は襟にボアが無く、馬革などの比較的薄手の革を使用しています。

B-3 / ムートンフライトジャケット

1930年代、まだ戦闘機内に気圧や温度調整機能が備わっていなかった頃に、極寒冷地の任務用に採用されていたのがこのB-3。

裏には前面にボアが張られたムートンが使われています。襟を立てる為のチンストラップ、冷気が入り込まないように絞られた手首部分など、耐寒性と保温性を最大の目的に作られています。

1950年代に入ると化学繊維の技術が発達し、ナイロンジャケットに代替されていきました。

■■■■■■[ ドイツ軍 ]■■■■■■

モールスキンジャケット

西ドイツ軍のフィールドジャケット。モールスキンとは生地の名前で、わずかに起毛感のある厚手のコットン指します。
お腹や脇部につけられたベルト、脇下のベンチレーション、背中には身体のラインに沿うようダーツが入れられておりミリタリージャケットには珍しく美しいシルエット。
両肩に国旗パッチがつけられています。

現在ではジャケットだけではなく、シャツ等の元ネタとしても使われているほどデザイン的な完成度の高い一着。

■■■■■■[ フランス軍 ]■■■■■■

F2 / フィールドジャケット

1980年代に採用されたフランス軍のフィールドジャケットです。比較的細身な作りとスタイリッシュなデザインで、ヨーロッパ系のミリタリージャケットでは1・2を争う人気を誇る一着。

階級章やネームラベルを貼り付けるためのマジックテープがアクセントになっており、Vゾーンから冷気の侵入を妨げるためのフラップのギミックが。

■■■■■■[ イタリア軍 ]■■■■■■

コンバットジャケット

ジャストサイズで着用すると、ゴムによりウエストが絞られ細身のシルエットになります。

襟先の星パッチ、斜めに設置された胸のマガジンポケット、肘パッチや腕の可動域を広げるため側面に立体的な切り替えがあったりとイタリア軍独特のディテールが備わっています。

■■■■■■[ スウェーデン軍 ]■■■■■■

M59 / フィールドジャケット

襟に着いた紋章、メタルボタン、ウエストのシェイプなど、他国のミリタリージャケットよりもフォーマルでドレッシーなデザイン。
最大の特徴は、後ろの腰部分についている、500mlのペットボトルが入れられる程度の大きなバックポケット。

1

関連まとめ





ファッションとハワイが好きです。記事へのご意見などはメンションください https://twitter.com/wa_ta_ru