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女性ならではのリスクも。知っておきたい女性のための脳卒中予防

自分には関係ないと思ってませんか?男性の病気と思われがちな脳卒中ですが、女性も多くかかっています。そこには女性特有のリスクがあります。

更新日: 2016年05月26日

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k_405さん

脳卒中ってどんな病気

脳卒中は、脳の血管がつまったり、破れたりして、その先の細胞に栄養が届かなくなって、細胞が死んでしまう病気だよ。

女性の脳卒中ガイドラインが初登場

米国心臓協会(AHA)は2月6日、女性の脳卒中予防に向けたガイドラインを発表した。女性に特化した脳卒中ガイドラインの発表は、今回が初めて。

従来の治療戦略はすべて「男性モデル」に基づいてきた。それでよいのか?という疑問が出てきたのが80年代。そして今年、米心臓学会と米脳卒中学会から初めて「女性のための脳卒中予防ガイドライン」が発表された。

アメリカでは男性より女性のほうが患者数が多い

じつは米国では,男性より女性の脳卒中患者数が多く,さらに脳卒中による死亡の6割を女性が占めている

妊娠・出産・ホルモンという女性ならではのリスクがある

女性特有のリスクとして第一に「妊娠」を挙げている。妊娠中に高血圧症候群を起こし、腎障害(妊娠高血圧腎症)を経験した女性は、中年期以降の脳卒中リスクが2倍、高血圧症リスクが4倍に上昇する。

女性特有といえば妊娠ですね

400万人ほどの妊婦の6-10%が妊娠高血圧腎症を発症し、妊娠後期において危険な高血圧上昇を呈する。妊娠高血圧腎症は,女性における脳梗塞リスクを2倍にし、将来の高血圧リスクを4倍にするとガイドライン作成者は述べており,多くの女性と,加えて医師もこの関連を認識すべきと強調している。

避妊薬の使用も、特に中年期において、脳卒中のリスク上昇の原因となります。

妊娠や出産にまつわる女性のカラダに着目

妊娠する前の時点ですでに高血圧があった女性は、妊娠中に低用量アスピリン療法またはカルシウム補給を行うことを考慮するべきである。

妊娠中に血圧が高めの人に対しては、治療を検討すること。そして、血圧の上が160mmHg以上であれば、必ず治療を行うこと

妊娠高血圧症候群にかかった女性は、脳卒中のリスクが2倍、出産後に高血圧となるリスクが4倍になるとされているので、出産後も継続して観察を続け、喫煙や肥満などで更にリスクが高くなることを予防すること

「女性の体はエストロゲンによって守られている。特に閉経後の女性ではエストロゲンが急減し、糖尿病のような脳血管疾患リスク因子の攻撃を許してしまう」

女性の多くは脳卒中の危険信号についての知識が不足している

多くの女性は、脳卒中の危険信号について十分な知識をもっていないことが、米国心臓学会(AHA)と米国脳卒中学会(ASA)の調査で明らかになった。

顔や体の片側の突然のまひやしびれが、脳卒中の危険信号であることを知っていた女性は半数以上(51%)だった。

・ ろれつが回らない、言葉が出てこない、理解できないといった言語障害が、脳卒中の危険信号であることを知っていた女性は半数以下(44%)だった。
・ 脳卒中のその他の危険信号について、女性の4分の1未満が以下のことを認知していた。
  突然の激しい頭痛(23%)
  原因不明のめまい(20%)
  突然の視覚障害(18%)
・ 危険信号を知らないにも関わらず、女性の84%は脳卒中の際には救急車を呼ぶことが重要であることを知っていた。

脳卒中の症状について知っておき、1つでも突然起こったときには、すぐに救急車を呼ぶことが大切です。

脳卒中のリスクを低下するには

早歩きやテニスなどの適度な運動により女性の脳卒中リスクが低減する可能性が、米シティ・オブ・ホープ、ベックマン研究所(カリフォルニア州)教授のSophia Wang氏らの研究で報告された。

Wang氏は、「適度な運動が脳卒中リスク低減に最も強く関連していたのは意外だった。ランニングのようなもっと激しい運動をしても、それ以上のリスク低減は認められなかった。早歩きなどの中等度の運動が理想的であるようだ」と述べている。

1日にビール500ml缶2本以上お酒を飲む女性は、時々しか飲まない女性に比べて「脳卒中」になるリスクが2.3倍も高い…などとする大規模調査結果を、国立がん研究センターなどが発表しました。

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