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【アナと雪の女王】制作現場で活躍した日本人クリエイター達【ディズニー】

アカデミー賞にて「長編アニメーション賞」「主題歌賞」を受賞し、アニメ映画で全世界興収歴代1位に輝いた「アナと雪の女王」。社会現象とも言える程の大ブームを巻き起こした「アナと雪の女王」の制作現場で活躍した、日本人スタッフについてまとめました。

更新日: 2014年05月07日

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mog-waiさん

ディズニーのアニメーションスタジオで日本人が活躍しているなんて、とても嬉しいですね!

ディズニーのアニメーターを目指している方も是非参考にしてみてください。

糸数弘樹

出身校: アートセンター・カレッジ・オブ・デザイン、琉球大学、久米島高等学校

米国のウォルト・ディズニー・アニメーションに勤め、コンピューター・グラフィックス(CG)アーティストとして「ボルト」「ディズニーズ・クリスマス・キャロル」などのCG映画作品に携わった

ディズニー・アニメーション・スタジオに勤める糸数さんは、「デザイナーがデザインしたキャラクターや背景などのスケッチをコンピューター上で立体(3D)に起こすモデリングが仕事。それを動かすアニメーターや他のアーティストたちとの共同作業で作品が完成していく」と役割を語る。受賞作では吹雪で凍りついた王様の城や街の雪、氷柱などの製作を担当した。

【インタビュー動画】スッキリ!に出演。シュガーラッシュや塔の上のラプンツェルの制作秘話について語る。
ラスベガのスロットで300万円を当て、学費に当てたというエピソードも。

ミユキ・カンノ・ロング(Miyuki Kanno Long)

高校3年生から留学でアメリカへ。卒業後、カリフォルニア州の大学でアート・アニメーションを学び、卒業後、南カリフォルニアにあるディズニースタジオでアニメーターをしてます。主な作品は ”プリンセスと魔法のキス””塔の上のラプンチェル”

ブログ:http://ameblo.jp/miyuki313/

13年ぶりに城の城門が開くことで心躍らせるアナ。アクティブに歌い、踊っています。

今回、カンノが担当したのはヒロイン・アナ。映画の冒頭、アナが「いつか王国を出て、世界を変えたい」と歌う場面などを手掛けており、このシーンをアニメーションにするにあたっては、自身でアナのようにブランコに乗り、それを参考にした。「その時まだ妊娠していて、妊娠後半のころだったんですが、アナが窓から飛び出してブランコに乗るシーンの演技するために大きいお腹で公園に行って(笑)。息子と一緒に。旦那にカメラで撮ってもらって練習をしたりしました」とカンノは振り返る。

【インタビュー動画】ミユキ・カンノ・ロングさんがスッキリでシュガーラッシュの制作秘話について語る

マット鈴木

ウォルト・ディズニー社にCGアーティストとして勤務。特殊ビジュアル効果部門でエミー賞を受賞。

代表作は『アバター』『ジャンパー』『チキンリトル』『ロビンソン一家』『逃亡者』『アトランティス失われた帝国』『コン・エアー』など。

本作では、美しい雪と氷の世界が描かれるが、マット氏によると「最初に見たものは札幌の雪まつり。雪や氷の付き方などを参考にした」とのこと。また、コンピューターを使って、物が透けたり反射したりする様子を描くのには時間がかかるそうで、「1枚の絵を16分割してレンダリングしたものを、また1枚に貼り合わせる。1秒24コマなので、気の遠くなる作業でした」と、コンピューターを3万台使い切った苦労話も明かしている。

――担当されたシーンはどこですか?

 「今回はかなり面白いところをやらせてもらいました。今回はディズニーの真骨頂でもある音楽シーンでカメラを動かして演出していくという仕事をやりました。1つは最初にアナがゲートを開けて人々を呼び込むところ。その音楽シーンを担当しました。アナがすごくエキサイトして、もう待っていられないというふうにお皿を割ったりしながら出ていくシーンです」

「もう1つ大きなのはトロール(岩の妖精)が大合唱して全員で大きな渦を作るようなシーンを担当しました。今回おもしろいと思ったのは、通常はストーリーテリングに合わせてシーンを動かすのに対して、今回は音楽に合わせてカメラワークを変えるということをしました。それが楽しくて、いろいろなパターンが考えられるので話し合いながら進めていくのが結構新しい経験で、とても楽しかったです」

土井香織

日本で働いていた頃はスクウェア・エニックスで「ファイナル・ファンタジー」シリーズのムービーシーンを担当、その後はロンドンで大ヒット映画『ハリー・ポッター』シリーズに参加するなど世界的なビッグタイトルを手がけてきた。ディズニーに入社したのは2012年で、本作の前には『シュガーラッシュ』に参加していたそうだ。

『アナと雪の女王』では、オープニングのタイトルロゴのシーンなどを担当したが、その苦労を聞いてみると「水や氷ですね」と即答。透明なものほどライティング作業は難しいようで、「ライティング担当は3人いるんですが、3人が全く同じライティングをしないといけない。(監督に)1コマ1コマずつチェックされて、またやり直してといった具合でした。我慢、我慢、我慢でしたね(笑)」と明かしてくれた。

アニメーションの現場というものは、気の遠くなるような作業の積み重ねですね。日本人クリエーターの方々の今後の活躍にも期待したいです!

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