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ガンになりやすいリスク要因とは!?(部位別まとめ)

ガンにかかるリスク、というのは、よくバケツに水がぽたぽたしたたってあふれる状態を比喩にして語られます。水の一滴一滴には、様々な要因が含まれている。それは、食べ物かもしれないし、タバコや酒かもしれないし、放射線かもしれないし、遺伝的なものかもしれません。

更新日: 2014年04月03日

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tommytaka8さん

ガンにかかるリスク

ガンにかかるリスク、というのは、よくバケツに水がぽたぽたしたたってあふれる状態を比喩にして語られます。

水の一滴一滴には、様々な要因が含まれている。それは、食べ物かもしれないし、タバコや酒かもしれないし、放射線かもしれないし、遺伝的なものかもしれません。何か一つの原因でガンになる、というケースはほとんどない。多種多様な影響が一滴ずつバケツにたまり、あるときついにあふれ、ガンが発症する、というわけです。

ガンの主な原因

•がん細胞の発生条件:遺伝子にできた傷(突然変異)が積み重なること
•突然変異の原因は、ウイルス、細菌、ニコチン、放射線など
•塩分の多い食事は、胃の粘膜の細胞に突然変異を起こさせやすくする
•脂肪の多い食事は、大腸の粘膜の細胞に突然変異が起きやすくなる
•最大の原因はタバコ。(ガンになる原因の3割)
•偏った食生活、過度の飲酒、運動不足など、喫煙以外の生活習慣(原因の3~4割)

部位別がんのリスク要因

食道がん

喫煙と飲酒、肥満が確立したリスク要因とされています。

また、熱い飲み物や食べ物がリスクを上昇させるという研究結果も多く報告されています。

胃がん

食塩および高塩分食品については、胃がんのリスクを高めるとする疫学研究、またそれを支持する動物実験研究も多く、おそらく確実に胃がんのリスクを上げる要因だとされています。

また、喫煙が胃がんのリスクを高めることも多くのコホート研究で一致して示され、確立したリスク要因とされています。日本人の場合、喫煙者は非喫煙者に比べて胃がんのリスクが1.6倍程度高くなります。

胃粘膜にすみつく細菌として知られるヘリコバクター・ピロリ(Helicobacter Pylori) の持続感染は、確立した胃がんのリスク要因とされています。

大腸(結腸、直腸)がん

家族歴(親やきょうだいなど直系の親族に大腸の人がいること)がリスク要因になります。

また食生活では、飲酒(男性)や赤肉(牛・豚・羊の肉)、加工肉(ベーコン、ハム、ソーセージなど)が確実な大腸がんリスクとされています。女性の飲酒はおそらく確実なリスク要因です。

肝臓がん

肝臓がんの約9割を占める肝細胞がんの最も重要な要因は、肝炎ウイルスの持続感染です。

これ以外のリスク要因としては、喫煙、アフラトキシン(食事に混入するカビ毒)が確実とされています。また、飲酒はおそらく確実なリスク因子です。ほかに、肥満、糖尿病、運動不足もリスク要因であろうとのエビデンスが多数報告されています。

膵臓(すいぞう)がん

膵臓がんのリスク要因として現在確立されているのは、喫煙および肥満だけです。成人期における高身長、20歳までの体格指数(BMI)など、若年期の高成長に関わる因子はおそらく確実なリスク要因です。

肺がん

肺がんの最大のリスク要因は、喫煙習慣です。たばこの煙には多数の発がん物質が含まれており、喫煙によって肺がんリスクが上昇することは、数多くの研究で一致した結果として確認されています。

環境要因として、飲料水中のヒ素は確実なリスク要因です。

乳がん

生理的な要因としては、初経年齢が早い、閉経年齢が遅い、妊娠・出産経験がない、初産年齢が遅い(高齢出産)、授乳歴がないことなど、長期間エストロゲンにさらされることがリスク要因とされています。

また、体外からホルモンレベルを上げる要因として、経口避妊薬(ピル)の使用や閉経後のホルモン補充療法などによって乳がんのリスクが高くなることは確実とされています。

日常生活では、飲酒習慣により乳がんリスクが高くなることは確実とされています。

子宮頸(けい)がん

性行為によって感染するヒトパピローマウイルス(Human Papillomavirus:HPV)の感染が、子宮頸がん、特に扁平上皮がんの確立したリスク要因とされています。

子宮頸がんのリスク要因として、低年齢での性体験、性的パートナーが多い、多産、HPV以外の性行為感染症に感染していること、などが報告されていますが、その多くはHPV感染のリスク要因と共通しています。

また、喫煙も確立したリスク要因とされています。

前立腺がん

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