1. まとめトップ

福島原発の最新状況

原発を使用しない事が良いのは百も承知。しかし現実問題として廃棄に費やされる費用は私達国民が持たなければならないし、代替エネルギーの問題もある。それを理解している上で原発に依存しない国に舵をきらなければいけないと思う。このまとめは福島原発で「今」起きている「状況」です。

更新日: 2015年06月30日

39 お気に入り 473199 view
お気に入り追加

東電によると、汚染水を貯蔵しているタンクからの漏洩はなく、構内側溝排水放射線モニタでも問題は生じていないことを確認したという。午前11時35分ごろに排水路のゲートを閉めるなどの対策を取った。しかし、それまでに海洋に流出した汚染水の流出量は不明としている。

午後0時半に採取した港湾内の海水からはベータ線を出す放射性物質が同3000ベクレル検出された。通常時よりも大幅に高い濃度で、汚染水流出によって濃度が急上昇したことがわかる。港湾はシルトフェンスで外洋と遮られているため、湾内の魚介類の流出入は一定程度抑制できているが、海水時自体の流出入は防げない。このためら、汚染水の一部が外洋にも流出した可能性もある。

■2015/2/22

原子力規制委員会が19日公表した東電福島一原子力発電所周辺の海底土の放射能濃度分布調査によると、1月中に採取した海洋土から1kg当たり最高800ベクレルのセシウムを検出した。

日本の行政機関である。環境省の外局。委員会の事務局として原子力規制庁が置かれている。

調査を実施したのは、福島第一原発から半径20kmを中心に43地点の海底土を採取、乾土重量換算で評価した。その結果、福島原発直近の海底土から800ベクレルを検出したほか、740ベクレル、540ベクレルなどの高濃度を検出した。高濃度海底土の多くは原発近接地点だが、半径約40km地点や、約60km離れた茨城県境に近い地点からも100ベクレルを超えるセシウムが検出された。


海底土の汚染度は、原発周辺から南側の地点が多く、海流の影響で汚染物質が茨城県側に流され沈殿し続けている可能性を示している。

■2014年5月31日
福島第二原発の奇跡 
増田尚宏・元第二原発所長が語る
(出典:HuffPost:http://www.huffingtonpost.jp/tomoko-nagano/fukushima-nuclear_b_5421167.html?utm_hp_ref=japan

2011年3月12日。東日本大震災による巨大津波の影響で、福島第一原発の一号機が水素爆発を起こしたちょうどその時。実は第一原発から直線距離にして、わずか12キロしか離れていない福島第二原発も、第一原発と同様の危機に直面していました。

ひとつ間違えば、2つの原発が同時に爆発する可能性があった最悪の事態。福島第二原発ではどのように未曾有の危機を回避したのでしょうか。当時の第二原発所長、増田尚宏氏がその驚くべき状況について語りました。

前日の3月11日。地震発生の際、福島第二原発では4つの原子炉が通常運転されていました。大きな揺れを検知したとき、すべての原子炉は自動停止しています。増田所長が緊急対策室に入ったのは、地震から15分がたったころでした。

「その時は、確か3メートルという予報だったと思うのですが、みんなに『津波がくるから気をつけろ』と指示をした記憶があります」

しかし、現実に原発を襲った津波の高さは推定9メートル。そのまま津波は敷地を駆け上がり、最高18メートルもの高さに達しました。それまで福島第二原発では津波に襲われても、建屋内は浸水しないという想定でした。

「実際には、津波というのは瓦礫を運んでくるんですよね。その瓦礫が(建屋内)の扉
に当たって扉が変形すると。それによって中に水が入ってきた。そんなことは考えていなかった」

津波が襲った瞬間、すでに想定外の事態は起きていたのです。津波が海辺に沿って並んだ、炉心を冷却する機能をもつ建屋内に侵入していました。

「2メートル50センチくらいの水が入って、完全にポンプモーターは水に浸かった状況でした。ここのポンプが壊れると原子炉が冷やせなくなると。このままいくと、格納容器の設計圧力に達する可能性があるなと思いました。復旧するには1日も余裕がないかな、というくらいの上がり方でした」

この時点で、福島第一原発と同様に、第二原発もメルトダウンの危機に瀕していたのです。

4つある原子炉のうち、中でも1号機の原子炉建屋は地下に置かれた非常用ディーゼル発電機まで浸水し、3台すべて使えない状態。冷やす機能がまったくなくなってしまったのでした。

翌3月12日早朝。1号機の圧力抑制室の水温は100度を突破しました。ちょうどこの時間、菅直人首相が第一原発の視察に訪れています。当時、官房副長官だった福山哲郎氏のノートには、『第二、根源的な問題。海の水を循環しない』と記してあります。視察中の菅首相からの言葉でした。第二原発も非常に厳しい状況だと把握した政府は第二原発の半径3キロ圏内の住民に避難指示、10キロ圏内の住民に屋内退避の指示を出します。1号機の圧力を下げるため、最後の手段である「ベント」を行う可能性があったからです。「ベント」によって格納容器の圧力は下がりますが、それは放射性物質が外に飛び散るという最悪の状況を引き起こすことでもありました。

12日午後、第一原発で水素爆発が起きたとき、増田所長は緊急対策室にいました。

「なんとなく振動がきた気がしました。後を振り向いたらテレビで爆発のシーンが見えて。なぜ爆発したのか、理解できなかった」

第一原発と同様、メルトダウン、水素爆発の危機に直面していた第二原発で、増田所長は第一原発の状況とは異なるわずかな希望を見出しました。被災した外部電源4回線のうち1回線だけ生き残っていたのです。しかし、問題はこの1回線が炉心を冷却する建屋から遠すぎる場所にあり、建屋に繋がれていなかったことです。

増田所長は危機管理マニュアルにない「想定外の行動」に踏み切りました。なんと800メートルも離れた外部電源の1回線を、建屋まで人海戦術でケーブルを担ぎながら運ぶという指示です。ケーブルといっても、何トンもする大変重いもの。通常なら機械を使っても1カ月かかる作業を、わずか1日で成し遂げなければならないという過酷なものでした。第二原発では200人もの作業員が2メートル間隔でケーブルを担ぎ、建屋に引っ張る作業を開始したのです。

もうひとつ、福島第二原発には第一原発と異なる点がありました。発電施設の電源がすべて失われる、いわゆる「ステーション・ブラックアウト」によって、流量計や水位計など危機管理を行う計器がまったく機能しない状況に陥った第一原発。それに対し、第二原発は中央制御室の停電を免れていました。

「中央制御室というのは、監視と操作というのは非常に大事な2つの役割になります。それがまったくできなかった福島第一と、しっかりできた福島第二は大きな差があったと思います」

「ベント」のタイムリミットまであと2時間。メルトダウンを目前にした12日の深夜12時ころ、作業員の決死の作業によりケーブルは建屋につながれました。第一原発と第二原発、2つの原発が爆発するという最悪の事態はこうして回避されたのです。

マニュアルにない創造力をともなう現場対応、中央制御室の電源確保の重要性、外部電源の位置。福島第二原発がメルトダウンを回避した経緯をたどると、安全管理について多くのポイントが見えてきます。しかし、現在、第二原発における対応はおろか、第一原発事故の検証でさえ不十分なまま、再稼働の議論が進んでいます。原発の再稼働論議の前に、検証すべきことがまだまだ多く残ってるのではないでしょうか。

■2014年5月29日
福島第一原発1号機 
原子炉格納容器からの汚染水漏えい2箇所目特定(出典:FGW)

東京電力の発表によると、福島第一原発1号機の格納容器下部にある圧力抑制室の外側の配管部分で、放射能汚染水の漏えい箇所を確認した。1号機の漏えい箇所特定は、昨年11月に続き2箇所目となる。

昨年11月には原子炉建屋地下一階のサンドクッションドレン(S/C)の上部からの漏洩を特定している。

新たに汚染水の漏えい箇所が見つかったのは、格納容器の圧力を調節するために設置されている配管部分。配管が伸縮する部分の保護カバー(外径約80cm)のボルト穴から水漏れしていることが、調査カメラによって確認された。

 漏えい箇所は特定されたが、現時点ではそれを塞ぐ作業を実施することはできていない。

■2014年5月24日

福島第一原発。
多核種除去設備(ALPS)の不具合は、
部品の”欠陥” 放射能除去設備なのに放射能に弱い(出典 : FGW)

東京電力福島第一原発の増大する放射能汚染水対策を推進するために導入された東芝製の多核種除去設備(ALPS)が再三のトラブルを起こしているが、東電によると、トラブルの原因は高濃度の放射能を受けてフィルターの内部が破損したためとの見解を出した。

東電はフィルターを改良型に切り替え、23日、B系統について再稼働させた。だが、放射能除去装置が放射能に弱いとなると、今後の汚染水処理のスケジュールにも影響しそうだ。

ALPSは3系統が導入されているが、処理後に放射能濃度の高い白濁水が生じるなどのトラブルが続いたため、東電は今月半ばになって3系統全部を停止し、点検していた。その結果、トラブルの原因はB系のクロスフローフィルター(CFF)3Bのパッキンが放射線で劣化し、放射性物質(主にセシウム)を含む炭酸塩スラリーが、ろ過側(処理済水側)へ移行し、下流側へ流出したと推定した。

パッキンの劣化を防ぐ対策として、B系統については、耐放射線性能の高い材質を用いたパッキンに変更した改良型CFFへ取り替えて、運転を再開した。一方、3月に停止したA系およびC系は、処理後の水について特に異常がなかったが、いったん汚染したサンプルタンク等を浄化して再開したが、B系統と同様に、パッキンが劣化すると下流側のカルシウム濃度が上昇することから、今月半ばに停止、カルシウム濃度測定を行ったうえで、フィルターのパッキン交換を実施する予定。


東電がパッキンを分解調査した結果、ガスケットの一部に欠損や微小な傷が確認され、そこから炭酸塩スラリーが流出したとみられる。汚染水漏えいの原因となった欠損部分は、放射線の強さによって生じたと推定される。東芝が最初に使用したガスケットはテフロン性で、照射試験の結果、運転から約25日間運転に相当する1000Gyで、最大応力の低下がみられ、脆化(テフロンの劣化)が表れ始めたという。さらに最大伸び美試験では、250日間運転に相当する10000Gyで劣化が明確になった。


いずれも設計基準を大きく下回る劣化度で、一種の”欠陥”といえる。東電はテフロンのガスケットをEPDM(合成ゴム)に切り替えて、様子をみるという。ALPSは試験運転中ではあるが、一か月にも満たない運転状況で、部品の劣化が生じ、汚染水が漏れるという事態は、汚染水処理だけでなく、ALPSの運転そのものも手探りで進める以外にない、という原発処理の先行きの危うさを象徴しているともいえる。

■2014年5月22日

福島原発事故で排出したセシウム量、チェルノブイリ超え。
米政府当局が発表 福島18.1京ベクレル、チェルノブイリ10.5京ベクレル

アメリカ政府が福島第一原発に関する重要な調査結果を発表しました。
海外メディアの報道記事によると、アメリカ政府が福島原発事故で発生したセシウム放出量を計算してみたところ、チェルノブイリ原発事故の1.8倍に匹敵する値だったことが判明したとのこと。

また、アメリカ政府は「北太平洋の汚染は少ない」としながらも、「太平洋全体が福島原発事故で発生した放射能に汚染された」とも指摘しました。この値は人類が今まで爆発させた原爆や水爆を全て足した数よりも桁違いに多く、アメリカ政府は「人間を含めた地球上の生物に悪影響を与えるかもしれない」と報告している。

1 2 3 4 5 6 7 8