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水深わずか数メートルに深海魚が棲む、地球上で唯一の『赤い海』

この世でたったひとつの、真っ赤な海。オーストラリアのタスマニアに、その世にも奇妙な場所があります。赤い海は光を通さず、水深わずか数メートルの場所に太古から生きる深海魚が生息しているなど、その海は驚きの連続。“赤い海”ことバサースト湾についてまとめます。

更新日: 2014年04月08日

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この記事は私がまとめました

“赤い海” タスマニアのバサースト湾

▷ 海面が真っ赤に染まる、不思議な海がこの世にあるらしい!?

バサースト湾(Bathurst Harbour)は、オーストラリア、タスマニア島南西部に位置する湾。水面が赤く見えるのが大きな特徴

タスマニアのサウスウエスト国立公園内に位置する、世界で唯一の“赤い”神秘の海。

周囲の植物からタンニン(紅茶の成分と同じ)が流れ出し川の水を赤く染め上げ、その水が湾に流れ込み海面の上部を覆うことで湾自体が赤く見える

湾に流れ込む川の周囲には湿原があり、そこに多く群生しているイネ科のボタングラス(buttongrass)の茎や葉に多く含まれているタンニンが、水を赤く染め上げています。

▷ バサースト湾の全景。

川から流れ込む赤い水は軽い為、海水の上に層を作り、また、湾の入り口が幅500メートル程度と狭いこと、外海につながる部分に島があることなどから大きな波が湾内にまで入らないことも水が赤い要因

その特殊すぎる環境が驚きの生態系を育んでいる

赤い淡水は海水よりも比重が軽いので、バサースト湾は上の方が淡水、下の方が海水という水の層ができています

潜っても赤一色の驚きの光景です。ところが水深4mあたりを境に、その下の水は赤くなく透明

バサースト湾は波もなく、川の水が流れ込んだ表層と、その下の海水の2層に分離しており、特殊な生態系を見ることができます。

水深が浅いにも関わらず光が遮られた海底には、深海生物や新種の生物が生息

表層の赤い水に光は遮られ、水深5mでも真っ暗な世界が広がります。そこでは、なんと通常は深海でしか見られない生物が生息しているのです!

水深5mが通常の海の水深200-500mに相当する暗さとなり、水深8mで光が届かない安定した環境は、深海にそっくり

たった水深8mで深海の環境!!
深海の生物にとって、水圧よりも“暗さ”が重要なのでしょうか。

一見海藻と見間違う奇妙な姿の動物たちや、新種の生きものも次々と見つかっています

4億年前からほとんど姿を変えていないサメの仲間「ゾウギンザメ」(通常は2,000m級の深海に生息)も見つかっています。

湾内や水路の特にデリケートな部分では、船の碇の投入やエンジンを使うことが禁じられている他、船に付着して入ってくる有害生物にも神経を使っています

この貴重な生態系を守るために、観光にも厳しい制限が敷かれているようです。

Twitterの驚きの声

タスマニアのバサースト湾スゲェな… 水深4メートルより上は赤い淡水、下は海水。水深四メートルから地上見ても真っ暗、日の光が当たらない。深海200メートル級の深海魚やらが、ワラワラいる。昼なのにナイトダイブだな。行くの大変だけどなー

バサースト湾は水が赤く、光を通しにくいため、水深5mで通常の海の200~500mに相当する深さとなり、深海魚がウヨウヨと生息しているそうだ!!!胸熱だねえ!!!やっふーー!!もし私を沈めるとしたら、バサースト湾に沈めてくれ。

タスマニアのバサースト湾、ティーツリーの色が染み出して、真っ赤に染まっている。 深海生物は圧力がかからないとダメだと思っていたが、明るさが問題であって、そこでは10M未満の浅瀬に深海生物が山盛り生息していた。 7億年前からの生物など、未確認生物もまだまだ発見しきれてない。

今日はバサースト湾って地名に大変ときめいた。5mの浅瀬にいる深海生物とかね。でも水中の生物って全てが苦手で耐性ない。スーパーの魚でも恐怖を感じる。あいつら目がこえー

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