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音楽もフリーミアムに!? テクノブレーガに見る音楽ビジネスの新しい形

ついに音楽もフリーミアムの時代に!?ブラジルのローカル音楽「テクノブレーガ(Tecnobrega)」のビジネスモデルが全世界に波及するかもしれません。

更新日: 2015年05月22日

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ブラジルで起こったムーヴメント、テクノブレーガ

テクノ・ブレーガとは、ブラジルの伝統音楽とテクノを融合させたようなジャンル

ブレーガ(ブレガ、Brega)とはブラジル北部のパラー州を中心に人気の伝統音楽。これにエレクトロミュージックの要素を加えた音楽を“テクノブレーガ”と呼びます。

ブラジルの若者たちが、自分たちのルーツ音楽を取り入れながら、かなり我流な現代風クラブサウンドに仕上げてネット上に頒布しているムーブメントの事

テクノブレガは主に80年代ポップス音源をリミックスして作られる

既存の楽曲をリミックスしたり、サンプリングしたりして制作されることも多い音楽ジャンルです。

言葉で表現するのは難しいですが、ダサカッコいいんです

CDが売れない時代の新しい音楽ビジネスで成功している

▷「文化と著作権」について疑問を呈すドキュメンタリー映画、『Good Copy, Bad Copy』にもテクノブレガが新しい音楽ビジネスの事例として紹介されています。

テクノブレガ(Tecno brega) はチージーテクノ (Cheesy Techno) とも呼ばれる、北ブラジル ベレンから発生した音楽のジャンルとそのビジネスモデルの形態の事

“テクノブレーガ”は音楽のジャンルのひとつであると共に、特徴的な新しい音楽ビジネスモデルの形態をも指しています。

ブラジルのテクノブレーガのシーンはCD配って、イベント収入で収益出すというビジネスが完成している

音楽を録音したCDなどのメディアは無料あるいは安価でばらまいてファン層を広げ、コンサートに呼ぶことでマネタイズを行うビジネスモデルを確立しています。

販売を請け負う露天商はコピーを量産し、CDを商品としてではなくサウンドシステムパーティーと呼ばれる大規模なレゲエイベントや大型レイブへの誘導を目的とした広告として安価で販売する事で、イベント会場での入場料や物販で収益を得ようとする

最新の音響機器を使用した大型イベントで、12,000人から15,000人の集客があるため、制作者の収益が確保できるのだそうです。

テクノブレガが重要なのは、一人の天才的なミュージシャンがこうした戦略を取っているのではなく、シーン全体として新しい経済の仕組みを作っていること

パーティやイベントに来た客は、たった今プレイされた曲のCDを「おみやげ」として買うこともできる。

顧客心理のつぼを押さえたビジネスモデルで、今後の売り上げは数百万㌦規模になるとも予測されており、他のジャンルの音楽にも波及

日本でもいずれ、このビジネスモデルが普及するようになるのではないでしょうか。

注目のテクノブレーガ系アーティスト①…ガビ・アマラントス

ガビ・アマラントスはブラジル・ベレン出身のテクノブレーガ系女性シンガー。

テクノ・ブレーガのユニット「Banda Tecno Show」の元メンバーで、自称「パラ州のビヨンセ」

ご当地ソングであるブレーガを現代的に解釈したテクノ・ブレーガ・スタイルで録音した『Treme』は各メディアで大絶賛

ヨーロッパでも大ブレイクを果たし、次なる標的は日本か?

注目のテクノブレーガ系アーティスト②…バンダ・ウオ

デビュー・アルバムのオープニングを飾ったこの「Faz Uó」のビデオクリップは、掲載48時間で100,000以上のアクセスを記録。

期待通りの猥雑で妖しい匂いとラテン・アメリカらしい期待を裏切る(いい意味で)展開が中毒性高し!

注目のテクノブレーガ系アーティスト③…ギャンギ・ド・エレトロ

ギャンギ・ド・エレトロ(Gang do Eletro)は2013年にブレイクした期待の新人バンド。

ラジオDJのWaldo Squashと作曲家のMaderitoによってパラ州ベレンで2008年11月に形成

パラ州のテクノブレーガのグループの中でも、最もよいショウを行うと定評がある

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