アウグスティヌスの思想として特に後世に大きな影響を与えたのは人間の意志あるいは自由意志に関するものである。その思想は後のアルトゥル・ショーペンハウアーやフリードリヒ・ニーチェにまで影響を与えている。一言でいえば、アウグスティヌスは人間の意志を非常に無力なものとみなし、神の恩寵なしには善をなしえないと考えた。

出典フリー百科事典「ウィキペディア」、アウグスティヌスのページから引用

これは信仰に救いがあるとすれば、信仰に反しうる「人間の意志」は救いにおける価値がないという考え方。パウロの教義の論理による厳密化と言えます。大分すごいところまできています。過激に聞こえるせいか、この要素は倫理の教科書ではあまり強調されていない印象。

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《大学入学共通テスト倫理》のためのアウグスティヌス

センター試験の倫理科目のために哲学者を一人ずつ簡単にまとめています。アウグスティヌス(354~430)。キーワード:「神の恩寵」「カリタス(ギリシャ語アガペーのラテン語版)」「信仰・希望・愛(キリスト教の三元徳)」主著『告白』『神の国』

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