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mototchenさん

銅緑青の毒性問題は長い間の誤解でした

銅製品については、稀に吐き気とか、嘔吐とか、下痢などの食中毒が報告されてございまして、これらは内面の損傷などがある銅製器具を用いて、例えばカレーなどのような食品を長期間保存したり、または、焼きそばなどの酸性のソースを使って、またこういうものを長時間放置しておきますと、 大量の銅イオンが溶出をいたしまして、食品に移行して発症するのではないかというふうに言われているわけでございます。
 こういうことから、銅製品については、そもそもが緑青による衛生上の危害を防止するために定められたものではあったのですが、これは実は昭和56年に銅酸化物の生体に及ぼす影響に関する研究で、実は緑青に関する危害は否定されてございました。

緑青は別に毒じゃないけれども、銅の容器や何かは危険ですよということですか。
○事務局 私、調べてみましたら、基準のここの部分は非常に古い基準でございまして、現在の基準は昭和34年の 370号の規格基準の告示内容でございますけれども、その源流をたどってみますと、明治33年の内務省令50号にほぼ同様の表現がありまして、先ほどちらっと言っていただいたかもわかりませんけれども、108年前に飲食用器具取締規則というのが内務省令50号で出ておりまして、その当時においては、緑青の衛生上の危害というものについては非常に心配をされていただろうと思うんです。その後、実は昭和56年に緑青そのものの毒性はそれほどではないということで否定されたわけでございますけれども、ただ、そうは言いつつも、メッキの有用性を否定しているものではない。緑青そのものを防止するために原則メッキをしろという話だったのですが、緑青そのものがそれほど毒性は強くはなかったというものであったので、そうは言いつつも、こうした大量の銅イオンによって食中毒事例が報告されている

日本の銅には砒素が多く含まれていてこれに毒性があった

砒素は銅精鉱に最も多く含まれ,その回収は銅精錬所の煙灰の酸化物から行われる

論文

関連 唐緑青は猛毒

唐緑青を誤って色素として用いたための中毒である.この唐緑青というのは,亜ヒ酸銅という猛毒である

山本 俊一
食品衛生学雑誌
Vol. 21 (1980) No. 5 P 327-334

明治12年5月千葉県下で彩色に用いる唐緑青を団子の色どりに使用し,その団子を子供に食べさせたところ死亡したという同年7月4日付の内務省衛生局の報告がある。唐緑青は亜ヒ酸銅であり,前年の4月の取締方で有害な色素に指定されてはいた

光武, 幸
1985年 3月23日
北海道大学大学院環境科学研究科邦文紀要
巻:1
1-23

パリグリーン 花緑青

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