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トマチジンって何?リコピンだけじゃないトマトの有効成分

トマトにはリコピンが含まれていることは良く知られていますが、熟す前のトマトにはトマチジンという成分も含まれています。トマチジンには動脈硬化の予防や筋肉増強といった効果があると言われており、さらにはダイエット効果も期待されているそうです!

更新日: 2014年04月16日

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この記事は私がまとめました

mn14106さん

●トマトの成分として良く知られているのは「リコピン」

トマトには、黄色の色素「カロチン」と赤い色素「リコピン」が含まれています。このリコピンが今注目されている活性酸素を除去してくれる抗酸化物質です。リコピンの抗酸化能力は、カロチンの2倍、ビタミンEの100倍です。

●リコピンはオリーブオイルと一緒に摂るのがいい?

リコピンは、脂溶性なので油脂分に溶けた状態ではじめて吸収されます。ですから、生のトマトにドレッシングなどをかけて召し上がるのは、ダイエット目的ならまだしも、美肌などの為ならオススメしません。

特にオリーブオイルと一緒に摂取した時にラットのリコピン吸収率が高かったという研究データも出ていますので、オリーブオイルとトマトのレシピも積極的に摂りたいですね。

●熟す前のトマトに含まれる「トマチジン」

トマトは赤くならないと食べられない、そう思われている方も多いだろう。しかし熟す前のグリーントマトには、フライなどの美味しい食べ方がある他、何より“トマチジン”という特有の物質が含まれ、これが体を強くしてくれるという。

●トマチジンの働き

マウス実験の結果、トマチジンを与えられたマウスには筋肉増強効果が認められた。

興味深いことに筋肉量は増えていたが、脂肪の量は減っていたため体重に変化はなかった。そのため今回の動物実験によってトマチジンは肥満を治療できる可能性もあると示唆された。

ヒトにおけるトマチジンの有効性と安全性についてはさらなる調査が必要であるが、筋肉の量や機能を維持し、必要に応じてその機能を回復させる簡単な方法を見つけ出していきたい、と研究者らはコメントしている。

●毒性があるって本当?

一度に大量に食べなければ大丈夫。どんな食材でもバランスよく摂ることが大切です。

トマチジンは青いトマトに多く含まれるα-トマチンが腸で消化されたときに生成するため、トマト由来の天然の成分であることがトマチジンの魅力の一つだと考えられている。

トマチンのトマト植物での含量は、組織や生育時期ごとに異なります。花、葉、茎に多く、根や未熟果実ではそれよりも少なく、完熟果実ではかなり少なくなります。

トマチンの毒性は、マウスの腹腔内に投与したときの半致死量(LD50)が32 mg/kgであり、これを単純に50 kgのヒトに換算すると、半致死量は1600 mg(1.6 g)になります

この量は完熟果実では、4000 kg (4 トン!)、熟した青い果実では、33 kg、未熟果実では3.4 kg、に相当します。中ぐらいの大きさのトマトは約100 gですから、未熟果実でも34個を一挙に食べないと半致死量には達しません。通常、そのような場合は考えられません。

●グリーントマトの食べ方

グリーントマトは浅漬けや塩漬けにするほか、揚げたり炒めたりするのが良さそう。

<フライド・グリーン・トマト>
アメリカ南部の郷土料理で、同名の映画にも登場しました。
本場では粉に黒砂糖や蜂蜜を混ぜるようです。

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