肉体を含む全ての外的事物が懐疑にかけられ、純化された精神だけが残り、デカルトは、「私がこのように“全ては偽である”と考えている間、その私自身はなにものかでなければならない」、これだけは真であるといえる絶対確実なことを発見する。これが「私は考える、ゆえに私はある」(略)である。

出典フリー百科事典「ウィキペディア」、デカルトのページから引用

「方法的懐疑」で全てを疑うなか、懐疑する精神自体の真実性を発見する。この誰でも追試できる命題によって、「私」という自我が他全てよりも重要と感じさせる効果を生み出しました。これがデカルトが近代的自我の発見者といわれる理由です。この証明はラテン語で「コギト・エルゴ・スム」と呼ばれます。

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《大学入学共通テスト倫理》のためのルネ・デカルト

センター試験の倫理科目のために哲学者を一人ずつ簡単にまとめています。ルネ・デカルト(1596~1650)。キーワード:「方法的懐疑」「私は考える、ゆえに私はある(コギト・エルゴ・スム)」「近代的自我」「心身二元論(物心二元論)」「合理論」主著『方法序説』『省察』

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