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野生の猿たちは、セシウムで汚染された餌を食べている。

汚染された餌は猿の体内を通過して糞として排出される。

排出された糞の放射能濃度は???

環境試料として、各地の猿の糞を測定することで、汚染の度合いを推測することができるかもしれません。

ただ、こうした動物、植物への放射能の影響調査に国は積極的ではなく、生物学系の研究者に対する研究費は十分提供されていない現実があります。

採取場所の線量測定

低線量の海岸で線量計をあててみると・・・

AT1320Aにて放射能濃度を測定してみました。

量が1リットルマリネリを満たすだけありませんでした。
水分は、採取者が乾燥させており、からからとまではいきませんが、乾いた状態でした。

汚染を防ぐため、2重に袋を入れてマリネリに詰め、隙間がありましたが、そのまま測定してみました。

数値については、参考値となりますが、高濃度の汚染があることは間違いありません。

30600Bq/kgという測定結果です。

1リットルマリネリを十分満たすだけの量がありませんでしたので、100ml密封容器にて小分けして測定してみました。

1、3、4は44gで揃えてあります。

こちらは20600Bq/kgとなりました。

2つめの容器は18gの検体量で、乾燥させた時に粉になったものが多く含まれています。

59100Bq/kgです。

3つめの容器は44gで・・・

22600Bq/kgです。

こちらも44gの検体量です。

16500Bq/kgという結果です。

測定をしてみて

測定の結果はあくまでも参考値です。

糞のひとつひとつ、その糞を排出した猿、時期、によって大きく値は異なると考えられます。

ひとつひとつを乾燥させ、食べていたものを類推し、粉体にし、それぞれ精密に測定するといった精密な研究ができればよいのですが、専門家でないと不可能でしょう。


今回の測定ではっきりしたことは、福島に生息する猿の糞が高濃度に汚染されているということであり、高濃度に汚染された食物を摂取し、それが猿の体内で消化され、体内を通過し、排泄されている、ということです。猿の内部被ばくは相当なものがある、と推測できます。

こうしした高濃度の餌が猿にいかなる影響を与えていくのか、見守っていく責任が人間にはありますね。

K-40の数値について。

NaIの場合、セシウム汚染が高濃度の場合、K-40 1461kevにCs-134のサムピーク 1401kevが大きく出てしまい、カリウムが過大に評価されてしまいますから、K-40の数値は信頼性はなにもありません。

研究機関などの報告

福島市のサルにおける筋肉中セシウム濃度は、2011 年 4 月に 10,000 から 250,00Bq/kg と高濃度を示したが、3か月あまりかけて 1,000Bq/kg 程度にまでいったん減衰し、2011 年 12 月から 2,000 から 3,000 Bq/kgに達する個体が見られるようになり、2012 年 4 月以降では、再び 1,000 Bq/kg 前後を推移した。この冬期間における濃度の上昇は、2012 年度も観測され、冬期間にはセシウム濃度が高い冬芽
や木の皮などを採食していることが原因と考えられた。

福島市に生息する野生ニホンザルの放射性セシウム蓄積と健康影響

福島のサルでは赤血球数および白血球数が青森のサルに比べ有意に低下していることがわかった。青森のサルからはセシウムが検出されないことから、福島のサルでは放射性物質の影響による造血機能の抑制が示唆された。

福島県の野生ニホンザルにおける放射性セシウムの被ばく状況と健康影響

羽山伸一(日本獣医生命科学大学・獣医学部・野生動物学教室)


東洋経済オンライン
http://toyokeizai.net/articles/-/13516
新聞記事紹介ブログ・・・・・ヒマジンの日々~3D画像と別府情報

福島の野生猿に高濃度のセシウム蓄積 
http://blogs.yahoo.co.jp/sunday_3d/37889097.html

2014年8月18日に横川ダム周辺で採取した猿の糞の測定は以下のリンクを参照してください。

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champoolcanさん

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