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SF作家クラブが大森望氏の入会推薦を否決→作家陣退会相次ぐ

日本SF大賞特別賞を受賞した大森望氏の入会推薦を、SF作家クラブが否決しました。それに不満を抱いた作家陣の退会が相次いでいるようです。一連の流れをまとめました。

更新日: 2014年04月27日

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sky_wellさん

日本SF作家クラブとは?

日本SF作家クラブ(にほんエスエフさっかクラブ、SFWJ : Science Fiction and Fantasy Writers of Japan)は、1963年発足の日本のSF作家・翻訳者や評論家、編集者による親睦団体である。
小松左京、星新一、筒井康隆ら日本SF界の重鎮はほとんど所属し、また物故者も生前に所属していた。

1963年の設立時の英名は、Japan SF Writers Association (略称JSFWA)でSF作家や科学ライターのための親睦会だったが、1999年の総会でアメリカSFファンタジー作家協会(略称SFWA)に倣って、英語表記に「Fantasy」を入れることを決定。
以後、SF作家のみならず、ファンタジーや推理小説を主な活躍の舞台とする小説家も入会するようになった。その初期から手塚治虫など漫画家にも門戸を開いており、いしかわじゅんや京極夏彦や神坂一らもメンバーに名を連ねている。

第34回日本SF大賞特別賞に大森望氏が決定

皆様のご協力のおかげで、第34回日本SF大賞が決定いたしました。ありがとうございます。 大賞 ・『皆勤の徒』 酉島伝法 東京創元社   特別賞 ・『NOVA』全十巻 大森望責任編集 河出書房新社 ・『ヨハネスブルグの天使たち』宮内悠介 早川書房

当事者の大森望氏のツイート

すでにいろいろツイートされてますが、大森望の日本SF作家クラブ入会推薦は、定期総会出席者(委任状含む)の3分の1以上が反対票を投じたとかで否決されました。ある意味、歴史的事件の当事者wになったわけですが、だからどうということもなく、持ちネタが1コ増えたくらいの感じで。

日本SF作家クラブに含むところはなく、立派なトロフィーをいただいて感謝してます。この件に怒ったりdisったり悲憤慷慨したりしている人も、どうかお気遣いなく。要するに、いままでどおりです。ブラックジャックだかダースベイダーだかダークナイト的な何か。お、けっこういいかもw

しかしまあ、自分のことがえんえん議論されているのに傍聴も弁明もできず、最後に結果だけ聞かされるっていうのも妙なもんですね。入会支持の論陣を張ってくれた方々、ありがとうございました。人徳がなくてすみません……。

作家陣の反応は

まー、でも、しょーがないよなー。票が集まらなかったんだからなー。それくらい、日本SF作家クラブの皆さんの大半は、「大森望は不要」って思ってるってことだもんなー。つきあっちゃらんねーぜ。

日本SF作家クラブの総会が終了したようですね。 これをもちまして、私は退会します。 お世話になった方々、長い間ありがとうございました。 SF作家クラブはやめても、SF作家はやめませんよー。

信じられない。大丈夫なのだろうか、SF作家クラブ。RT @nzm: .@ayatsujiyukito 否決されました!

あの会やめて正解でした。RT @Sakai_Sampo 外から見たら、今RTしたとおりに見えるわけで、かわいそうだけど、「私は大森望の味方なのに」と思ってる会員の人たちも、それは「外部には通じない」ということをわかってもらいたいものです。通じないんですよ、ほんと。悪いけど。

しかし、日本SF大賞の特別賞まで贈っておきながら入会は拒否するとは、ちょっと想定を超えていましたねー 会議ではどんな理屈で入会拒否を正当化したのだろう。なかなか正当化が難しいと思うのだが。単純に気になる。

残念というかちょっと衝撃でした。「まじかーっ」とでかい声で言ってしまったよ。

そして、こんなところであらためて公表するようなことでもないのですが、私は日本SF作家クラブに昨日、退会したい旨の連絡をいたしました。子どもの頃からよく読んだ、憧れの作家さんたちに会えるだけでも楽しかったんですけどねw いろいろ、遠くから見てるだけで疲れちゃったのよ。。。

今日わかったことは、ジャンルに対して優れた貢献をして表彰された人間でも、とうの表彰した側が気にくわないと仲間はずれにするということだ。ジャンル作家の「親睦団体」があげる賞なら受賞資格をともだちだけにすればいいのに。

今回の結果から明らかないようにあの会はもはや改善が無理なんで、あの排他的体質に加担したくなければ、唯一の論理的な解は作家クラブに入らない/辞めるだと思います。RT @Sakai_Sampo もちろん、どっちにつくのもいやで、手を出さずに静観した人たちが一番たちが悪いですけどね。

「SF作家クラブは元々仲良しクラブで、今も『親睦団体』」なのだという人たちが根強くいて、それならそれで「仲良く」やればいい、と思う。しかしそれなら出版社のスポンサーを募って新人賞や大賞なんぞを出そうとするのはおかしな話だし、ましてや入会させたくない人間に賞など与えなければいい。→

→今回の大森氏入会に対する異議も、大賞授賞に異議を唱えるものではなかった。授賞すれば入会資格を得る、と分かっていてなお。業績は評価します、でも仲良しにはなれませんということ。SF界のためよりサークルの雰囲気が優先されているわけで、二つの顔を使い分けているとしか言いようがない。→

→ぼくは大森さんとつきあいも長いし「仲がいいから入れたがっている一派」に含められても仕方ないかもしれないが、多分本人は「入りたい」わけでもなんでもないと思う。周囲の人がみんな「この人入れないのおかしいでしょ。入ってくれた方がSF界にいいはず」と考えて推してきたにすぎない。→

→今回初めて直に異議申し立ての内容を見たのだが、こうまで拒否する相手がいると分かっているクラブにぼくなら入会したくないと思ったし、ギリギリ入会成立、とかでも微妙な空気だっただろう。その場合逆にやめる、という人もいたようだ。どっちに転んでも幸福な結末はなかったのかもしれない。

@ayatsujiyukito これまでのことは「秘密にしろ」とお達しが出てたので書いていいのかどうか迷いましたが、菅さん辞めるって書いてるし否決の情報も出てしまってるから結果については隠しようがないですよね。知り合いだけでも何人も辞めるはずです。

ぼくは元々、SF作家クラブの「全員一致」にまつわるゴタゴタを外から聞いてて「そんなクラブもし誘われても入りたくないなあ」と思っていたところ、あの山田正紀さんから、「改革するから入ってよ」と言われて入ったのだ。ところがなんと、先日初めて知ったのだが山田さんも辞めちゃってるのだ。

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