カントによれば、「時間」と「空間」、「因果関係」など限られた少数の概念は人間の思考にあらかじめ備わったものであり、そうした概念を用いつつ、経験を通じて与えられた認識内容を処理して更に概念や知識を獲得していくのが人間の思考のあり方だということになる。

出典フリー百科事典「ウィキペディア」、認識論のページから引用

アンチノミーを正しく判断できるようなこの「認識」とは何かという問いを立てて、以上の引用のような結論を導き出しています。カントはここで「われ『純粋理性批判』する、ゆえにこの『純粋理性批判』する理論理性とはかような真である」というデカルト風の論法を採用しています。

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《大学入学共通テスト倫理》のためのイマヌエル・カント

センター試験の倫理科目のために哲学者を一人ずつ簡単にまとめています。イマヌエル・カント(1724~1804)。キーワード:「アンチノミー」「理性」「超越論的」「定言命法」「ドイツ観念論」主著『純粋理性批判』『実践理性批判』『判断力批判』『永久平和のために』

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