1. まとめトップ
  2. 雑学

会社の重役『代表取締役』『社長』『会長』『CEO』の違い

『代表取締役』『社長』『会長』『CEO』の違いは混同しやすいですね、しかし実は代表取締役と社長は法律的に違います

更新日: 2015年05月23日

644 お気に入り 1300105 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

bc.pikoさん

『代表取締役』は商業登記された人物が名乗ることが出来る

『社長』と『CEO』と『代表取締役』という3つの肩書きのなかで、会社法で定められているのは、『代表取締役』だけです。似てはいますが、厳密にいえばそれぞれ違う概念です

「代表取締役」と「社長」は別のものです。
「代表取締役」は、商業登記された人が名のることができる地位です。

定款により取締役の人数が定められ、その取締役の互選により、代表取締役が決まります。

▼定款『ていかん』とは

(株式会社の成立)

第四十九条 株式会社は、その本店の所在地において設立の登記をすることによって成立する。

定款とは「会社などの社団法人の組織活動の根本規則」と定義づけられます。難しい表現ですが、要するに、定款とは会社の最も重要な規則を定めたもののことをいいます。このことから「会社の憲法」と呼ばれたりもします。

さて、この定款ですが、会社を作る場合には必ず作成しなければなりません。そして、有限会社や株式会社の場合には定款を作るだけではダメで、さらに公証役場で公証人の認証を受けなければならないことになっています。

『社長』は職務上での呼ばれ方

一方、「社長」は職責上の地位です。
社内の内規で自由に定められるもので、会社法上の意味合いはありません。

内外的に会社の代表であるということを表わす意味合いが強いようです。

日本の会社のCEOは、「会社が自主的にそのような名称を使用しているだけで、法律上の名称や地位ではない」ということだ。「なんだ」と思ったかもしれないが、実はこれ、「社長」や「会長」などの役職でも同じこと

「社長」とは、一般的には、会社が定める職制において、第三者に対して会社を代表するとともに、会社内部で業務執行を指揮する役職のことである。社長の権限に対する法的根拠を確保するために、一般的には、株式会社では代表取締役若しくは代表執行役を社長として可能な限り業務執行権限を委任し、また持分会社では代表社員を社長とする。

社長、副社長などの肩書きは会社が定める職制に基づく名称なので、会社法には社長の設置、選任及び解任、役割・権限・義務等に関する規定はない。ただし、社長や副社長は一般的に会社を代表する役職の名称なので、社長に会社を代表する権限があると信じて取引をした者を保護し、取引の安全を図るため、会社法には表見代表取締役や表見代表執行役の規定がある。

一般的には「代表取締役」と「社長」は兼ねている場合が多いため、「代表取締役社長」という肩書きをよく目にしますが、「代表取締役会長」のように社長以外の「代表取締役」もありますし、「取締役社長」のように代表権のない社長も稀にあります。

『会長』とは

社長や会長は単なる呼称であり、会社によって意味合いは異なります。実際に権限を他の社長に譲り、第一線を退いて会長に就任する方もいます。

会社で、社長の上に置かれる役職。社長を退いた人の名誉職となる場合が多い様ですが、代表権(代表取締役会長)をもつ場合もあります。

定款で会長を置くと謳っている会社では会長は通常社長を退いた人で、引続き社長のアドバイザー役を務めて欲しい人がその職責を果たします。

『社長』と『会長』はどちらが偉いの?

職制で見ると、社長は会社のトップですから、最も偉い人です。
ですが会長は通常、社長の上にランクされる名誉職です。組織上では社長より上の存在であり、ここで混乱が生じてきます。

会社法としての法規上は、会長が代表権を持っている場合と持っていない場合があり、ただの会長と代表取締役会長ではかなり権力が違います。

会長が創業者であったり、現社長の父親であったりする場合、その人が代表取締役会長でなくても社長より大きな権限を有していることもよくあります。

会長が社長を辞めさせて別な人物を社長にしたり、自分が社長に戻ったりすることは日本では良く見られることです。

会長は社長より権限が上なのかというと、必ずしもそうではありません。会社によっては、会長は経営にほとんど関与せず、毎日出社もしない、というところも多いのです。このような会社では、社長が純然たるトップ、ということになります。

CEOとは

1 2