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バイク好き・ミリタリー好き必見! レトロでかっこいい軍用バイクまとめ

バイク好き・ミリタリー好き必見!世界大戦の時代、各国で活躍した「軍用バイク」たちを写真付きでまとめてみました。無骨なのにどこか美しい“戦場のオートバイ”。男の子なら(女の子も)一度は乗ってみたいはず!

更新日: 2014年09月21日

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この記事は私がまとめました

兵法入門さん

▼戦場を駆けた「鉄の馬」たち

「オートバイ」もまた「戦争の道具」でした。

安価で、頑丈で、荒れた土地でも迅速に駆け回れるオートバイは戦場では格好の移動手段だったのです。

▼兵士たちの命をのせて

偵察に、連絡に、負傷した仲間を運ぶために…
オートバイは多くの命を乗せて世界中の戦場を走りました。

決して目立たないけれど、なくてはならなかった存在である“戦場のオートバイ”。

今回はそんな彼らの雄姿を、当時の写真と
各国ごとの解説付きで紹介してみます。

■[アメリカ合衆国] “ハーレー・ダヴィッドソン WLA”

まずは堂々たるハーレー・ダヴィッドソン。
もちろん皆さんご存知のはず、
アメリカの誇る名門バイク・ブランドです。

この会社もまた、戦時中には軍用バイクを大量生産し、前線へと供給していました。

前輪にくくり付けている皮製の袋状のものは
「サブマシンガンケース」です。
軍用バイクならでは装備品と言えるでしょう。

並んでポーズを決めるバイク兵たち。
アメコミの「キャプテン・アメリカ」さながらです。

現代のハーレーと同様にV型のエンジンを搭載、
排気量は750ccでした。

■[ドイツ] “BMW R75”

BMWといえばドイツの自動車メーカーですが、
二輪車にも大きく力を注いでいました。

国力がそう大きくないドイツでは、比較的安価で
製造できるオートバイで輸送力の向上をはかったのです。

ドイツ軍といえばこのバイク!

“R75”の最大の特徴は、サイドカー(側車)が
標準で装備されていることです。
こうすることで一台に3人乗れるわけです。

←こういう人たち、映画で見たことありませんか?

ドイツ軍の速攻戦術、「電撃戦」を
影から支えていたのが大量に導入されたこれらのサイドカー付きオートバイでした。

排気量は745cc、特徴的な水平対向エンジンを搭載しています。

■[イギリス] “BSA M20”

イギリスのオートバイは“英国車”と呼ばれ
その気品あるデザインから、現在も日本を含め
世界中に根強い愛好家がいることで知られています。

BSA、(バーミンガム・スモール・アームズ)は
かつてイギリスに存在した総合器械メーカーです。
小銃や自転車の製造も含め、イギリス軍の主要な生産工場のひとつを担っていました。

この「M20」はもともと民間向けのモデルでしたが、高い完成度から軍隊でも使用されるようになり、戦後も生産が続けられました。

BSA社自体は戦後不況のあおりで倒産してしまいましたが、オートバイの技術は「ノートン」や「トライアンフ」といった他のイギリス国内メーカーに受け継がれていきました。
現代まで続く「血筋」の源流とも言えるでしょう。

エンジンは排気量500ccの単気筒型です。

■[日本] “ 陸王 九七式側車付自動二輪車 ”

バイク好きの方は「陸王」のブランド名を聞き覚えがあるかもしれません。戦前、まだ工業基盤が発展途上だった日本では、米国の「ハーレー・ダヴィッドソン」を真似るところからオートバイ生産を始めました。

当初は「ハーレー」の日本工場という形で国内での生産が始まり、正式にライセンス(生産の許可)を得たのちに「三共内燃機」社のもとで「陸王」の車名が名付けられました。

“側車付”の名前の通り、大きな船型のサイドカーが標準で装備されています。

陸軍のほか、一部は海軍部隊にも導入され、おもに偵察や前線での将校の移動に使用されました。
サイドカー(側車)部分には機関銃を設置することができます。

ハーレーと同様のv型エンジンを採用、排気量は1272CCです。

▼平和のおとずれ

ここまで、各国の軍用オートバイを紹介してみましたが、これらはいずれも戦場での使用を想定されていたものでした。

やがて戦争は終わり、世界には再び平和な時代がやってきました。

多くの軍用バイクのうち、あるものは戦場に散り、あるものはスクラップとして朽ちていったでしょう。

しかし、戦争を生き残った大多数のオートバイたちには新たな使命が待っていました…

上部で頼れる乗り物として、戦争で荒廃した国土を復興すべく尽力する市民たちの“足”となったのです。

大量に生産された軍用オートバイたちは、戦争という需要がなくなると民間に安値で払い下げられました。

その性能は戦場でお墨つき、たちまち大勢の人たちがこの小さくて力強い乗り物に乗るようになります。

現代まで続く、戦後のモータライゼーションの始まりです。

メーカーもまた、新たな需要へと応えていきます。

あるものはスピードを追求し、あるものは頑丈さを、あるものは手軽さと簡便さを充実させて…
人々とともに新たな時代を作り上げていったのです。

▼今日もまた、世界のどこかで

あなたがバイクに乗るとき、または街でバイクを見かけたとき… 

平和の時代の今こそ、そんな「ご先祖さま」たちのことをちょっとだけ考えてみるのも良いかもしれませんね。

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