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「福島で鼻血」あなたはどう思う?美味しんぼの風評被害と問題点

たくさんの人に読まれる媒体では情報の伝達の仕方を慎重に行わないと、誤解やすれ違いが生じてしまいます。

更新日: 2014年05月01日

hiyoko39さん

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賛否両論が巻き起こっている「美味しんぼ」

ビッグコミックスピリッツ(小学館)で連載中の人気漫画「美味しんぼ」の内容がネット上で物議を醸している。

▷どんな内容なの??

この号では、福島の食の現状を取材してきた登場人物が福島第一原発を見学した後、鼻血を出したり、疲労感を訴えたりする。

主人公がかなり鼻から出血しているのがわかります。

そして、作中には(取材相手である)福島原発の近く・福島県双葉町の元町長での井戸川克隆氏による「私も鼻血が出ます。今度の立候補を取りやめたのは疲労感が耐え難いまでになったからです」との記述も登場

「福島では同じ症状の人が大勢いますよ。言わないだけです」と続け、その場に居合わせた人々が驚きの表情をする

その場の登場人物達が、元町長の台詞に絶句している姿が描かれています

▷弁護する医者の発言も一応はある

一方で、主人公を診察した医師は「福島の放射線とこの鼻血とは関連づける医学的知見がありません」と話す場面もある。

それでも読者からは批判の声があがる

同誌編集部に「風評被害を助長する内容ではないか」などとする批判が相次いで寄せられている

仮設住宅に避難する直売所経営松本正道さん(50)は「多くの人が読む有名な漫画だからこそ、原因がはっきりしないことを書いてしまえば、あたかもそれが真実なのだと誤解される恐れがある。一町民として、極めて遺憾に思う」と批判した。

福島市の派遣社員羽田利秋さん(64)は「作者は県民の意識をよく理解していない。安易な取材で、このような表現をしてほしくない」と憤った

雑誌編集部が対応するも炎上は止まらない

「綿密な取材に基づき、作者の表現を尊重して掲載させていただきました。鼻血や疲労感が放射線の影響によるものと断定する意図はなく、取材先の皆様の実体験や作者の実体験について、作中登場の実在の医師に見解を問う展開となっております」と釈明

▷問題点のひとつは「誤解させるような」描き方?

ところがこの見解が、どうも腑に落ちない読者が多いようで、実質火に油を注いでしまったようだ。

こうした対応に、ネット上ではなお「風評被害に限らず、意図しているかどうか(要は主観)が問題じゃなく、実際に見た人がどう感じるかが肝心なんだと思うんだけどなぁ」という意見を中心に、批判が止まない。

漫画本文に福島では同じ症状の人が大勢いますよ。言わないだけです。って書き方してるのは、かなりずるい表現だと思う。実際にそうなのか検証したくても、作者の言い分だと「言う人が居ない」のだから、それがかどうかの検証ができない。

読者側のミスリードといえばそうなのかもしれないが、そう感じさせてしまう側にも責任はあり両者の和解はなかなか難しそう

実際はどうなの?大学や県民達の声

北海道大学の奈良林直(ただし)教授(原子炉工学)によると・・・

「放射線の影響で鼻血が出たとなると、少なくとも1000ミリシーベルト以上を浴びた可能性がある。炉心に立ち入ったのではなく、福島第1原発を取材しただけで、これほどの放射線を浴びることは考えにくい。」

「作中で『関連づける知見はない』との説明も同時にしているようだが、読み手に微量の放射線の影響ですぐさま体調が悪化するとの誤解を与えかねない表現といえるだろう」

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hiyoko39さん

気になったことをまとめていきます。

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