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“古き良き” か、“時代遅れ” か…『世界最古』の日本国憲法

1967年の施行以降、これまでに一度も改正されていない「世界最古の憲法」、日本国憲法。5月3日の憲法記念日について、日本国憲法について考えてみます。

更新日: 2014年05月03日

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日本国憲法成立の歴史

1946年、時の総理大臣吉田茂によって提出された「帝国憲法改正案を帝国議会の議に付するの件」

1946年(昭和21年)11月3日、戦後の新しい憲法「日本国憲法」が公布された。施行は翌1947年(昭和22年)5月3日

公布日である11月3日は「文化の日」、施行日の5月3日は「憲法記念日」として国民の祝日となっています。

日本国憲法の制定には、国の外からと内からの双方の力が働いている

外からの力とは、日本の敗戦により、「ポツダム宣言」を実施するために必要な措置をとる連合国最高司令官のもとで、大日本帝国憲法(明治憲法)の変革が求められるようになったこと。
一方、内からの力とは、戦時中軍部の行った政治支配によって、敗戦当時、もはや戦前の議会制度を単に修復させるだけでは、国民の期待する「民主主義」を実現することができないまでに明治憲法体制は深く傷ついていたこと。

日本国憲法は、国内外の様々な力が複雑に絡みあう中で制定されます

特に制定当時日本に多大な影響をおよぼしていたGHQの意向が強く反映されています。

現行の世界の憲法で、日本国憲法は最古のもの

殆どの国は、憲法成立後も時代に合わせて改正を重ねています。
1947年の施行以降、一度も憲法が改正されていない日本はかなり特殊な状況にあるといえそうです。

大日本帝国憲法は1947年の日本国憲法の施行まで一度も改正されなかった。日本国憲法も施行以後、一度も改正されたことがない

憲法自体は1947年の施行以降、一度も改訂されていませんが、政府の見解や憲法解釈については、自衛隊問題など個々に議論され変更されているという点も重要です。

日本国憲法は改正が極めて困難な憲法といわれるが、世界の憲法改正動向を見ると、諸外国は状況に応じて柔軟に憲法改正を図っている

日本より先に制定した十四か国は、いずれも改正などの手を加えている。西教授は「一言一句改正されていない日本国憲法は、世界最古の憲法だ」

世界で最も古い憲法は、1787年のアメリカ合衆国憲法。日本国憲法は世界で15番目に成立した憲法ですが、それ以前の憲法はいずれも何度も改正され、一度も改正されたことがない憲法としては日本国憲法は世界最古となっています。

一度も改正が図られていない日本国憲法は内外の諸困難に対応できないまま未改正の成文憲法では世界最古の法典となっており、今や世界から取り残されつつある

憲法改正というハードル

安倍さんは憲法を改正しようとしていますが…

日本国憲法は、1947年(昭和22年)の施行以来、1度も改正されていない

憲法改正には次のものが必要になる。
1.衆議院の総議員の3分の2以上の賛成。
2.参議院の総議員の3分の2以上の賛成。
3.国民(有権者)の過半数の賛成。

このように変更が難しい憲法のことを「硬性憲法」と呼び、比較的簡単に憲法を改正することのできる「軟性憲法」と対比される

権力を抑制する役割を担う憲法は、時の権力者(政権与党)によって容易に変更されてしまっては意味を持ちません。
現在では軟性憲法を持つのはイギリスなど一部の国のみで、国際的に見ても多くが硬性憲法を持っています。

硬性憲法の長所は、時の権力者が(一般の法律はともかく)憲法をも自分に都合のいいように書き換えることにより権力を恣意的に行使し、国民の人権を侵害する危険性を低減できる点にある。しかし、改正しにくい結果、時代の変遷に迅速に対応できなくなってしまうという短所も存在する

日本国憲法の課題

憲法改正の際には国民投票が必要であると憲法条文にうたわれているにもかかわらず、具体的な国民投票について定めた法律ができたのは平成19年になってから

憲法改正の第2ステップとして定められた「国民投票」については、投票権者や投票方法など何ら決められないまま時が過ぎ、平成19年(2007年)になってようやく「日本国憲法の改正手続に関する法律」として成立しました。

日本は「憲法の条文と現実との乖離」を、憲法の「改正」するのではなく「解釈」によって乗り越えてきた面もある

そもそも如何様にも解釈できる憲法に、意味はあるのでしょうか?

憲法の言い回しは、口語調で書かれていても、どこか漢文調で、回りくどく、また、いらない指示語が多い。
とくに、『これを』という指示語がやたらに多い。その多くは、それをとっても意味は全く変わらない

とにかく文章が分かりにくい!だから解釈も変わるのでしょうが…。

時代の要請に応じて変えるべきところと、普遍的な価値として変えるべきではない部分を注意深くチェックする必要があるのではないだろうか

みんなの声

マスコミの世論調査は どうみてもおかしい 憲法改正に賛否? そりゃ誰も反対できない 「改正」なのだから でも ただしくは「改定」 そして どこをどう「改定」するのかで 賛否を問わないと 「改定」一般では それが「改正」なのか 「改悪」なのか わからないではないか

護憲と主張する方々の中には、憲法を改正するべきか、という議論そのものが危険だと言う思想の方が少なからずいます。私からすれば議論そのものを封殺し、憲法を神聖不可侵とするその考え方こそが戦前、天皇を神聖不可侵とし、統帥権問題を引き起こした軍部の主張思想と同じではないかと思います。

NHKの最新世論調査で、憲法改正必要派が、去年に比べて大幅に減少したとのことだが、これって特定秘密保護法と一緒で、去年は関心がまだ低かっただけで、知れば知るほど必要派は減り、反対が増えるということでは。この1年は憲法について本当に考えさせられた。芦部(さん)もメジャーになった。

国民そっちのけで憲法の解釈を勝手に変更するなんて絶対にあってはならないことです。

憲法を改正しよう、という考え方は、それに賛成するか否かは別にして、全然ありの考えだと思うんだが、「憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使を容認」という意見の人は正直、どういう理路でそうなっているのか理解できない。時の政府が憲法の解釈を自由にしていいなんて、立憲主義の否定じゃん

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