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TheFukujinさん

「最近、観光列車が全国に増えていますね。なぜかしら」。興味を持った探偵、深津明日香が早速調査に出た。
■「時間楽しむ旅」大人つかむ
 まず訪ねたのは東日本旅客鉄道(JR東日本)。東北の釜石線で4月、蒸気機関車の観光列車「SL銀河」を走らせ始めた。内装はレトロで落ち着いた雰囲気。宮沢賢治の水彩画などを展示し、プラネタリウムも上映する。「大人向けという印象ですね」と明日香が言うと、営業部輸送戦略グループの新井貴之課長(43)はうなずいた。「予約客の9割以上が大人です」
 同社は続々と観光列車を運行している。5月2日から新潟県で、車内で日本酒の利き酒ができる「コシノシュクラ」を運行。7月には山形新幹線で、足湯を楽しめる「とれいゆ」を運行予定。どれも「デザインや食の専門家と連携し、大人が楽しめるよう工夫した」と、新井さんはいう。
 各地で大人が楽しめる観光列車が相次いでいる。「私も乗ってみよう」。明日香は、九州に飛んだ。
 流れるジャズを聴き、ステンドグラスで飾られた木製のバーカウンターにもたれる……ここは九州旅客鉄道(JR九州)の特急「A列車で行こう」の車中。

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