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キース・ジャレット、観客のマナーに気分を害し演奏を何度も中断→そのままコンサート終了のトラブル

5月3日に大阪で行われたジャズピアニスト、キース・ジャレット氏のコンサートで、アーティストが相次ぐ観客の咳などに気分を害し演奏を数度中断、最後にはそのままコンサートが終了となるトラブルが発生しました。改めて繊細なアーティストによる音楽を生で享受するときのマナーについて、考えさせられます…

更新日: 2014年05月06日

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キース・ジャレット、観客の咳などで気分を害し演奏を数回中断、そのままコンサート終了へ

1945年5月8日 -
アメリカ合衆国のジャズピアニスト。

来日中の米国の世界的なジャズ・ピアニストのキース・ジャレットさんが、3日夜の大阪市北区のフェスティバルホールであったソロコンサートで、演奏を数回にわたり断続的に中断してステージから退場した

2014年5月3日に大阪で行われたピアニスト、キース・ジャレットのソロコンサートで、演奏が数度中断するハプニングが発生。

30人ほどは日付が変わった深夜2時ごろまで会場に残って抗議をしていた

後味の悪い終わり方に、観客がコンサート終了後に主催者側に抗議する一幕も。
ちなみにこの日のチケット代はS席:10,000円、A席:8,000円、払い戻しは行われなかったとのこと。

ライブ録音も兼ねていたが、ジャレットさんは演奏中の聴衆のせきやかけ声に「集中力を欠いた」と話している

数度の中断をはさみながらも、コンサート自体は終演予定の21時まで続けられたそうです。

実際にどういった状況だったのか?

あっけらかんと開放的な「コホン」「ゴホ」と言う咳があちこちから音響の良いフェスティバルホールに響き渡りました。キースは何度も演奏を中断。

当日コンサートに行かれた方のブログより。「もし、あれが満員電車だったら、前にどなたかが座っていらっしゃるところに立っていたら、あんな咳の仕方はしないでしょう」と感じられるような咳が、何度も客席から発せられたのだそうです。

2ステージ目のキースは更に神経質になっていたのか、困る事を表現しようとしたのか、咳だけでは無く、彼が登場したとたんに聞こえた指笛の「ピーーー!!」と言う音に、「ああ、ダメだ」と言うようなジェスチャーをして舞台袖に戻ります

彼の気分を害したのは、咳だけではなかったようです。

最後は、大きな咳一つで途中で曲が終わり。
これで今日の演奏は終わりです、とアナウンスが流れた。

コンサート後本当にたくさんの人が事務所に詰めかけていました。
中には「こんなに失礼なコンサートはないで!」と怒っている人も居ました。

聴いた事がない人も多いと思いますが、キースジャレットという人はジャンルを超えたピアニストで、本当に美しく素晴らしい演奏をまるで何も見ずに即興で壁に絵を描く様に音楽を創り出します。それだけに強い集中力が必要で、今夜は事件がありました。 pic.twitter.com/WnSu1Ym7Cd

今日のキースジャレット、とんでもないことが起こった。前半3回咳で中断。後半入ってきてすぐ退場、その後咳で演奏中断、退場して10分くらい完全に中断。戻ってきて4曲くらい軽い曲をして、最後に咳で中断、そのままコンサート終了。

キースジャレットのコンサート、途中でおわっちまった。主催者によると1部でも客の咳などでナーバスになってたのに、2部で撮影してた人や酔って話かけた外国人がいたことなどが重なって集中が切れてしまったとのこと。最後まで聴きたかったなぁ・・・

昨日のキースジャレットのコンサートは衝撃だった。関係者の説明によると、外国の人で酔った人が写真をとったり、キースに話しかけたりしたみたい。それと観客の咳も…それで集中力が切れて帰ってしまったそう。チケットも高かったし、初参戦でこれは悲しすぎる!繊細なのね…演奏は素晴らしかった!

母と姉が、キース・ジャレットとかいう人のコンサートに行ったらしい。 …観客の咳に怒って中断したそうで…

キースジャレットの件、現場にいた側としては ・空調が効き過ぎて寒かった ・キースは英語で小さく説明しただけだから多くの無頓着な客には伝わらなかった。 ・中断され10分強待たされることが何度もあり双方にストレスが溜まっていた とかあるけど、こんな一次情報はメディアは知らない。

実は過去にも同様の事例があった

演奏がノってくると中腰になったりピアノの下に潜ったり、さらに奇声をあげながらとてつもなく美しいメロディーを紡ぐことでも有名。

ジャレットさんがコンサート中に演奏を中断したり、音を立てる観客に自ら注意したりすることはめずらしいことではない

2005年10月14日に行われた「Keith Jarrett Solo 2005」で一部のお客様による場内の騒音(携帯の着信音、咳やくしゃみなど)により、キース・ジャレットが演奏を中断するという悲しい出来事が起きました

「こうやって演奏するのは、大変ハードな仕事だけれど、静かにしていることは、難しいことではないでしょう?皆さん、どうかWesternize(西洋化)しないで下さい。日本には昔から、瞑想(Meditation)という伝統があります。アメリカには伝統がありません」

2005年のコンサートで演奏を中断した際、キース・ジャレットが観客に向かって話した言葉。

「私は何も無いところから音を紡ぎだしています。なので、皆さんはたった一つ仕事をして欲しい。その何も無いというところに協力をして欲しい」

今回の大阪のソロコンサートでキースが客席に向かって言った言葉(英語)。

今回の事例で改めて考えたい「聴く側」のマナー

2002年のコンサート「TOKYO SOLO」で客席に向かってお辞儀をするキース。

「すばらしい演奏を心から楽しみたい」という聴衆の思いが募った結果、自然に作り出される静寂こそが、キースが日本の聴衆に期待しているものではないか

悲しかった。
皆が、自分もこのコンサートを作り出す一員なのだと思い、あの静寂に耐え、彼の生み出す音に集中し楽しんだら、素晴らしいコンサートになったに違いないのです。

咳をすること自体、生理的なものなので仕方ないとは思います。しかし、周囲や演奏者に対し最大限配慮できるかどうかは、マナー意識次第です。

事務所に詰めかけていた人の数と勢いを見て、私は不安に思っています。
キースをなじったりけなしたり非難する人が増えるんじゃないかと。

キース・ジャレットは、本人の体調の問題もあり(しばらく前まで「慢性疲労症候群」で活動できなかった)、はたまた、かなり自分に厳しい音楽家でもあるので、いつ活動を止めるかしれない

今回のような事例をきっかけに彼が演奏活動を止めてしまうことがないように祈りたいです。。

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