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これは米国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Projects Agency、DARPA)が進めている研究の一つで、人間の脳に特殊な装置を埋め込むことによって戦争のトラウマで記憶障害になった兵士や、アルツハイマー病患者の記憶を回復させるというものです。その仕組について、DARPAのプログラムマネージャー・Justin Sanchez氏は「海馬と直接的に相互作用する人工神経装置を開発し、陳述記憶を回復させることができると考えている」と伝えています。

脳に何かを埋め込んで人の記憶を操るなんて、もはやSFのような絵空事に思えますが、米大統領バラク・オバマは脳の仕組みを解明する研究に1億ドルの予算を投じるなど、国家プロジェクトとして本気で実現させようとしているみたいです。

脳と脊髄の神経のつながりを人工的に強化することに成功

脊髄損傷や脳梗塞による運動麻痺患者の願いは、「失った機能である自分で自分の身体を思い通りに動かせるようになりたい」ということです。しかしながら、これまでのリハビリテーション法・運動補助装置では一度失った機能を回復させることは困難でした。今回、生理学研究所の西村 幸男 准教授と米国ワシントン大学の研究グループは、自由行動下のサルに大脳皮質の神経細胞と脊髄とを4×5cmの神経接続装置を介して人工的に神経結合し、大脳皮質と脊髄のつながりを強化することに世界で初めて成功しました。

4×5cmの電子回路で生体信号記録装置、マイコン、電気刺激装置で構成されています。

米国防総省「DARPA」の歴代“トンデモ研究”とは?

米国防総省が「不死身の生物」の創造に着手─。少しまえに海の向こうからこんな仰天ニュースが流れてきたのを知っているだろうか。なんでもバイオテクノロジーを駆使して「死なない人工生物体」を作り上げる研究らしく、この計画に来年度予算から600万ドル(約5億円)をつぎ込むというのだ。おいおい、正気か。ペンタゴンといえば米国の国防・軍事を統括する官庁。それがこんなSF的妄想を本気で実現しようとするなんて…。

ペンタゴンが着手といっても、じつは数多ある同省の研究部門でもとりわけマッドなことで知られる米国国防高等研究計画局、略称「DARPA」の計画だったりするのである。このDARPA、米軍から政策的にも予算的にも独立した大統領及び国防長官直轄の機関なのだが、その組織のあり方が特殊なら、やってる研究もかなり特殊。たとえば、これまでおこなってきた研究をいくつか挙げてみると、軍事利用に適した「空を飛ぶ車」、戦場で会話せずとも兵士同士が安全にコミュニケーションできるテレパシー技術「サイレント・トーク」、幼虫にチップを埋めて育て、偵察機代わりにする「虫のサイボーグ」(笑)などなど

ゴキブリのサイボーグ化キットが$100で発売

研究者チームは、ゴキブリの神経経路を刺激することで遠隔地からのコントロールを可能としたという。ゴキブリの背中に0.7グラムのコントローラーを取り付け、そこから伸びる電線を尾角と触覚に取り付ける。尾角とはゴキブリのしっぽ付近にある感覚器。ゴキブリは尾角により背後から何かが接近していることを認識し、前進する性質を持つという。また、触覚により前方の障害物を検知し、左右どちらかに曲がってそれを回避する性質も持つ。
研究者チームは、触覚と尾角に微弱な電気を送ることで、ゴキブリを前進させたり、左右に曲がらせることを可能にした、と述べている。

SF映画じゃないよ! iPadを使って、脳の動きをリアルタイムに3Dで見ることができるシステムが開発される

脳がどのように動くのか、リアルタイムで確認できるシステムをカルフォルニア大学の研究室が開発しました。
被験者の頭に装置をつけることで「脳波信号からリアルタイムで(脳の)源の推定活動」を3Dで神経細胞活性を示せるというものです。「Magnetic Resonance Imaging」を利用し白質路で補完することで、高解像度の3Dの脳モデルを創りだしました。
そして「頭皮上の電極で測定された信号から、脳内部の活動の複数のソースの場所とダイナミクスを再構築」して統計模型をつくります。
さらに、64チャンネルの脳波キャップから出力しそのモデルと接続、被験者が自分の脳内を移動できるようにするiPadアプリケーションも構築しました。

それぞれの色は、それぞれ異なる周波数帯域(シータ・アルファ・ベータ・ガンマ)の接続性とソースパワーを表しています。さらに金色の線は白質解剖のファイバートラクトになります。脳領域間の推定情報転送は、領域を連結するファイバートラクトに沿って流れる光パルスとして可視化されます。

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