そのような体制は(引用者注記、多数決を原理としない体制は)、あの強大なリヴァイアサンをさえも、もっとも弱い被造物よりも短命にし、生まれた日よりも長くは生き延びられなくするであろう

出典ジョン・ロック『完訳 統治二論』(加藤節訳、岩波文庫)から引用

リヴァイアサンがカゲロウ扱いなロックの辛口コメント。国民主権の基本である「多数決」の原則を政治に組み込むことなしに、リヴァイアサン的国家は存続するわけがないと同じ社会契約論者のジョン・ロックが批判しています。

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《大学入学共通テスト倫理》のためのトマス・ホッブズ

センター試験の倫理科目のために哲学者を一人ずつ簡単にまとめています。トマス・ホッブズ(1588~1679)。キーワード:「万人の万人に対する戦い」「自己保存の欲求」「譲渡(じょうと)」「社会契約説」「絶対王政」主著『リヴァイアサン』『哲学原論(物体論、人間論、市民論)』

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