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【知りたくなかった】ハイヒールと香水の生まれたワケ

ハイヒールを履きこなす女性って美しい…すれ違い様香水の香りがフワッと…素敵ですね。でもそれら誕生の発端はだいぶキタナイお話。実は不衛生な世界だったからこそ生み出されたアイテムなのです。汚いものから美しいものが生まれる…なんとも皮肉ですね。中世ヨーロッパのイメージと現実のギャップをご紹介。

更新日: 2014年06月03日

a06510256さん

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ハイヒールに香水…
素敵な女性御用達のアイテムですね。
そんなハイヒールと香水の、あまり美しくない誕生のお話。

そう、パリです。
あの花の都として有名な街。
そんなパリも昔は凄まじい問題を抱えた街でした。
時は中世まで遡ります。

汚物まみれだった中世ヨーロッパ

下水事情は最悪だったようです。
それはそれは不衛生な状態で、疫病も蔓延しました。

19世紀のロンドン、パリなど欧州の都市においては、下水道が普及する前の便所はオマル方式でした。一定量溜まると、川や排水溝に捨てていたのです。中には道路へ直接2階から捨てる庶民もおり、汚物が歩行者を直撃したこともあったようです。

道の真中は必ず窪んで溝になっています。人々は日々この溝に排泄物や、汚水や生ごみなどを捨てており、その行き着く先のセーヌ川は、泥、動物の糞、廃棄物、汚物、腐敗物などでいっぱいになっていました。パリの住民はこの川の水を飲んだり、浴びたりしていたのです。

汚物の世界で淑女が生きる為には

そんな汚物まみれの道を歩く為に生まれたのがハイヒール。
確かに爪先立ちでなければ到底歩けそうもありません。
いや、爪先さえも触れたくはないのですが。
さしあたって精神的には楽になりそうです。

昔は現在のようなファッション性ではなく機能性を重視した履物だったそうです。産業発達で都市部への人口集中で街が不衛生になった事は先ほどお話ししましたが、そのおかげで、道路は足の踏み場が無いくらい、し尿(汚水)でいっぱいになりました。そこでつま先・かかとの上がった靴をはいて、防いでいたそうです

大雨が降れば、流されてきたゴミであっという間に詰まり、中身の汚泥が道じゅうに広がりました。石畳の道路は、こうした汚泥で常にヌルヌルした状態であったと言います。これを避けるために、ハイヒールやブーツなどの丈の高い靴が考案されたわけですが、当初、ハイヒールは、こうした道路を歩くための男性の履き物でありました。

悪臭も凄まじかったといいます。
加えて当時のヨーロッパでは入浴の習慣はなく、月に1回お風呂に入れば「綺麗好き」と呼ばれるレベル。
体臭もひどかったようです。

中世ヨーロッパの匂いは糞便の臭い、という人がいます。これはあながち間違ってはいません。それほどまでに、当時の人々は、自分たちの排泄物に対して「始末」が悪かったのです。ヨーロッパでハーブや香料が発達した背景には、そうした「臭い」を解消する目的がありました。

町がとても臭かったので、体に香水をつけて香りを楽しむようにもなりました。昔からこのような習慣があったので、ヨーロッパでは香水を造る産業が盛んになり、有名な香水がたくさんできました。

当時の紳士淑女の服は月1回洗濯できれば良い方で、服にカビが生えているのは当たり前だった。お風呂やシャワーも全く利用しなかったため、体臭など臭いをごまかすため、香水を大量にふりかけていた。ヨーロッパではこういう背景から香水が発達していったそうだ

出典labaq.com

中世といえば煌びやかなドレス。
ふんわりボリューミーなスカートが印象的。
女性の身支度には時間がかかります。
用を足すのも一苦労ですから、優雅に事を済ませるために衣装も変化しました。

中世のスカートと言えば、胸より下の部分が大きく膨らんだ「フープ・スカート」が主流ですが、この形も、実は立ったまま排泄しやすいようにとの配慮から生まれたものなのです。

フランスの日傘といえば、フリルとレースがあしらわれた乙女チック全開のイメージですが…
上から降ってくる糞尿から身を守るためだったとの話も。
ということはまさか…!
モネの日傘をさした女の傘にももしや…!
いえ、さすがにこの時代には下水道も整備されていたので大丈夫なはず。

14世紀のパリでは、「水にご注意」と三回叫びさえすれば窓から何を捨ててもよかったのです。「水」とはもちろん、おまるの中身です。この習慣は1395年に法で禁止されましたが、すぐになくなったとはとても思えません。

フランスで流行した理由は馬車の馬のフンをかぶらないようにするためでした・・・。また当時フランスのパリでは、上水道は整備されていましたが、下水道はなかったのです。ですので、パリ市民は汚物を家の窓から道に捨てていました(笑。そのため淑女は雨の日以外でも傘をさす必要があったのです。

女性に汚物がかかっては一大事です。
紳士たるもの、その身を犠牲にしてでも女性を守り抜く覚悟が必要だったようです。

女性と歩くときに女性に道路の端を歩かせるのは、この当時からのエチケットだという話を聞いたことがあります。おまるの水で女性が濡れないように身を挺する紳士もラクではありません。

漫画のなかでは髪の毛からつま先までキラキラしてた、オスカルやアントワネットも時代背景を考慮すると…
あまり想像したくないですね。

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a06510256さん