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布団を干した時のいいニオイはダニの死臭ってホントなの?

「お日さまのニオイは、布団や毛布に棲みついたダニの死がいとフンのニオイ!」という都市伝説を、まるで本当のように断言している人がいますがホントなんでしょうか?布団を干した時のいいニオイについてまとめてみました。

更新日: 2017年09月02日

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motome-lifeさん

布団を干した時のいいニオイ

良く晴れた日中。布団やシーツ、毛布をベランダに干す。そして、夜。干したそれらに身を埋めると……。なんともいえない、いいニオイがする。

本当のように語られている「ダニの死骸」説

日光は香りません。
ダニの死骸が日光の熱で焼けると、香ばしい香りが立ち昇るらしいです…

新品の布団を干しても匂わなかったので本当かと。

おひさまのにおいの正体は、布団のなかにしみついたダニのしがいや埃が太陽によって浮き出され、「おひさまのにおい」を作っているのをご存知でしょうか?

よく布団を干したあとに「太陽の匂いがする」と思ったことがあると思いますが、それはダニの死骸やフンのニオイなのです。私達が布団の手入れと思っていたことは、全く意味のない手入れだったのです。

ホントに思えるような理論展開

「布団、ベッド、枕にいるダニの数は10万~数百万匹とも言われている」
「太陽に当てるとダニが死ぬ」
「新品の布団だと匂わない」

つまりダニが死んだ布団が匂う=死骸のニオイ

というふうに本当のように語られているのではないでしょうか。

しかし、このいいニオイはダニの死臭ではない

鐘紡化粧品研究所と経済産業省生命工学工業技術研究所が、干した洗濯物に漂う太陽の匂いを人工的に作り出すのに成功。

干した洗濯物に漂う匂いは太陽を連想させますが、実はあの匂い、洗濯後に残る汗、脂肪、洗剤などの成分が、太陽の光や熱で分解された結果発生する、アルコールや脂肪酸等の揮発物質なのです。

つまり、布団に染み込んだ汗や脂肪などの成分が、太陽の光を浴びて分解され、揮発性物質であるアルコールや脂肪酸などを生成する。
それがニオイの正体ということです。

ダニの死臭なんかじゃありません。

人工的な光でも太陽のニオイがするの?

日焼けサロンで『布団に紫外線を当てる』ことで香りがするか実験してみたが、たっぷり日焼けマシンで紫外線を浴びた布団を嗅いでみても、お日様の香りとはちょっと違うような気がする・・・。

太陽の香り開発の研究者によると、どうやら人工の光ではダメらしい。
太陽から出ている紫外線は、大きく分けて<UVA>と<UVB>の2種類で、日焼けマシンも、この二つが出ているものの、肌への影響も考えて、UVBが最小限に抑えられている。これが原因の一つと考えられ、お日様の香りがしなかったというわけ。

ダニのことをいうなら、布団を単純に干すだけでは足りない!

布団を干す際は、必ず表裏干します。
片方だけ干しても、日光が当たっていないほうの布団の面にいるダニは死なないんで、干していないほうの側へ、ダニが移動していってしまうんです。

布団を天日干ししたり、布団乾燥機で加熱したりすればダニを殺すことは出来ますが、ダニアレルギーの一番の原因になるダニの糞は除去出来ません。

一番のダニ退治方法は、布団を丸洗いすることです。布団を丸洗いすれば、死骸を含めたダニもなくなりますし、ダニの餌となる人間のフケ・垢も除去できますから、ダニの繁殖も抑えることが出来ます。

おわりに

「布団を干したいいニオイは、ダニの死骸のニオイだからしない方がいい」というのなら、ずっとダニまみれの布団で過ごさなければなりません。
気軽にできるダニ対策の第一歩として、天気の良い日は布団を干しましょう♪

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