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ロシアで独自の進化を遂げた「イカめし」の盛り付けテクが、微笑ましすぎる!?

実は、おとなりロシアでも「イカめし料理」がさかん。しかも、ここ十年で急速にポピュラーになった「盛り付け方法」が(わたしたち日本人の目から見ても)目からウロコを剥ぎ落とすよーな^^;アイデア。ぜひ、お宅の調理メニューのご参考にされては?

更新日: 2019年03月19日

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まずは、ご覧あれ。 これがロシア流「イカめし」だっ!!

ロシア語では「тубы (トゥーバ)」と呼びます。
 
英語圏でいうところの「Tube:チューブ(=管)」に相当する単語ですね。「チュープ」と言うと日本人はホースとかストローのような形状を思い浮かべますが、もともとは「末広がりに開いた菅」を言い表していました。ですからブラウン管の「菅」や楽器の「チューバ」も「Tube」起源なんです。

ロシア語で Фаршированные кальмары(イカ詰め、の意)、と言います。

発音:ふぁっしろヴァにぶ(る)かれまれ

「ブタ鼻」を造らないときは「ゾウ」になる、って感じ?

もはや、元が「イカ」とは思えない^^;

平均的な「レシピ」は、こんな感じ 【動画】

後述↓するように、やはり冷凍イカを解凍して作ってますね。
 
 

【食文化トリビア】 ロシア人って、イカ好きだったの? ── ロシア人にとっての「イカという食材」

少し古い統計ですが、ロシアのイカ捕獲量は、イカタコ漁の世界TOPである中国の1/13。日本のそれの1/6、韓国の1/5に過ぎません。
 
このことだけを見ると「ロシア市民はイカを食べないんだあ」という印象を受けます。
 
 
 
 
 
しかし…実は、この統計には「ウラ」があります。ロシア漁業界で獲るイカは、そのほとんどが、「するめ」「さきいか」系の、ビールの肴としての乾物加工に供されるためのイカ…のみ。

一般に家庭の食卓にのぼる「食材としてのイカ」の相当量は、(ロシアの経済水域内で獲ろうと思えば獲れるけど)あえて、ロシアでは獲ってはいない!?のです。

なぜ、そうなってしまうのか?
 
これには、ロシア市民の食習慣が深く関わってきます。ロシア人には、イカの「わた」や「あし」を食べる習慣がありません。イカを自国で獲ってきたとしても、そのまま(日本のように)丸ごと店頭に並べたのでは、「さばくのに面倒で気色悪く、しかも、ほとんどの部分を捨てざるを得ない。生ゴミの異臭の元になるだけ」と敬遠され、売れやしないのです。

…というのが、現代に暮らすロシア市民の常識になったワケです。日本人的なイメージで言うと、「ホタテの貝柱」みたいな食材だ、と言えばおワカりでしょうか。
 
となると人件費が割高なロシア国内でのイカ加工は採算に合わない。中国の水産加工業者から冷凍で仕入れる【画像上↑】か、ポーランドやノルウェーなどの大手食品メーカーから、パック詰めされた「ブランド食材」を輸入する【←画像左】か…その方が安くつくではないか!という理屈になるのですね。

パックものをスーパーで購入した場合、むしろ日本の平均的な家庭よりも「まとめ買い」するコトになります。パーティのときや食欲のある子供たちに「どっさり作って、イッキに食べ切って」もらわねば困ります。
 
やれブタさんだ ゾウさんだ、というロシア独特の「調理&盛り付けカルチャー」は、こんな切実な台所の「切り盛り事情」が生み出した、カシコぃお母さんたちの「涙ぐましい工夫」の一環だ?と言えるかもしれませんね(苦笑)

最近(2018年2月)、↓ こんなニュースもあった

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