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片山容疑者に全く気付かれることなく尾行した「捜査一課・特殊班」とは

片山容疑者曰く「まさか尾行されているとは・・・」とまで言わしめた完璧すぎる尾行を遂行した捜査一課・特殊班とはどのような組織かについてまとめます。

更新日: 2019年08月24日

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この記事は私がまとめました

○片山容疑者逮捕

急転直下の逮捕劇となった。パソコン遠隔操作事件で、東京都江東区在住の会社員・片山祐輔容疑者が警視庁合同捜査本部に威力業務妨害容疑で逮捕された

パソコン(PC)遠隔操作事件で、威力業務妨害などの罪に問われている片山祐輔被告(32)=保釈、公判中=が19日夜、自ら弁護団に電話をして「自分が犯人です」と話した

10事件すべてについて関与を認めたことがわかった。20日、弁護団が明らかにした。東京地裁は同日午前、片山被告の保釈を取り消した。再び勾留される見通しだ。

○逮捕の決め手となったのが

今月16日、片山氏の公判中に、各報道機関に「真犯人」を名乗る人物からのメールが届いた

このメールが前日に片山被告が江戸川区内の河川敷に埋めたスマートフォンから送信されていたことが発覚

15日夕、東京都江戸川区の荒川河川敷。合同捜査本部の捜査員の目は、不審な動きをする片山被告に注がれていた。地面に何かを埋めるような仕草。後で掘り返す時のためか、歩幅を測るようにして埋めた場所を確認している。捜査員らは、この一部始終をビデオに収めていた。

尾行していた捜査員により、一連の「真犯人騒動」が片山容疑者の自作自演だったことが明らかとなり、自白するに至りました。

○その尾行に対して片山容疑者は

「まさか警察官に見張られているとは思わなかった」。片山被告は、真犯人を装うメールを送ったスマートフォンを埋める姿を目撃されていたことを知り、佐藤博史弁護士にそう漏らした

片山被告は「河川敷に携帯電話を埋めるのを捜査員が見ていたとのニュースを知り、もうだめだと思った」などと話していた

○完全なる尾行をやり遂げたのが「捜査一課・特殊班」

警視庁は片山被告が保釈された直後から、証拠隠滅をしないか徹底的に行動をマークし、保釈取り消しにつながる不審な行為の現場を確認した。

警視庁から投入。捜査1課で誘拐などの捜査に当たる精鋭の「特殊班」の捜査員。相手に感づかれずに尾行するプロだった。

○捜査一課・特殊班とは

特殊犯捜査係は都道府県警察本部の刑事部捜査第一課に設置されており、誘拐事件の捜査や人質立てこもり事件の捜査などを担当している。

警視庁捜査一課といえば刑事物などのドラマでもまさに花形の部署であるが、この捜査一課には約330人の課員がいて、32の係がある

捜査一課の他の課が、殺人や強盗などの犯罪、すなわち既に行われてしまった犯罪の捜査を行っているのだが、この特殊班はともに「現在進行形の犯罪」を取り扱う

警察では「特殊犯」と略されることが多く、報道機関では「特殊班」「SIT」と表現されることが多い。

テロリストが東京タワーを占拠したりなどすればたちまち立川航空基地から重武装のSITが警視庁航空隊の防弾ヘリに乗って20分ほどでやってくる

よく間違われるが、SITは、SAT(特殊急襲部隊)とは全く異なる組織である。帯びている任務は似るが、ニュアンスが異なっている。

SATは重要施設占拠やハイジャックなどテロ鎮圧を目的とした警備部門の部隊。事件の性格によって指揮官が投入を決める。

任務の違いを端的に言えば、SITは逮捕、SATは制圧である。主に「射殺もやむ無し」という時の為の部隊がSATである

○過去、SITが関わった主な事件

愛知県内の東名高速において、バスジャック事件が発生。愛知県警察SITが近隣で誘拐事件の訓練中に事件が発生し出動。美合PA付近で追いつき、立てこもっていた少年の身柄を機動捜査隊と供に確保した

2008年7月の事件です。

東京都世田谷区において、自殺志願者による立てこもり事件が発生。警視庁SITが出動し、刃物を持って立てこもっていた男性の身柄を確保した。

2012年3月の事件です。

3日午後5時すぎ、同署に「客と店の間で金銭トラブルがあり、出してもらえない」と通報があった。同署員が駆け付けたところ、店側が扉を開けず店内に閉じこもったため、SITが出動した。

2013年6月の事件です。

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