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高岡英夫って結局何してる人なの?

高岡英夫って何してる人か、ザックリまとめてみました。

更新日: 2015年01月05日

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この記事は私がまとめました

ゆる体操などで知られる運動科学者、高岡英夫。

でも、結局なにやってる人なの?
人に聞かれると説明できない・・・

なので、まとめてみました。

高岡英夫って、何してる人?まとめてみました。

なるべく簡潔にまとめてみます。

1,言語学者

初期の高岡英夫は、記号論と身体運動を結びつけるという、
それまでになかった見方を確立しました。

著作でいうと、光と闇、スポーツと記号辺りです。

2,構造主義を武道論と身体運動論に応用した人。

言語学の構造主義的見方を武道論と身体運動理論に応用し、
要素主義的な見方を破壊、再構築しました。

著作でいうと、
・武道の科学化と格闘技の本質
・空手、合気、少林寺
・続空手、合気、少林寺
・スポーツ・武道のやさしい上達科学
・鍛錬の理論
・鍛錬の方法
・鍛錬の実践
・鍛錬の展開
と、この辺りです。

要素主義をものすごくザックリ言うと、
筋力を上げればパフォーマンスは上がる、みたいな単純な考え方です。

当時、最先端の科学的トレーニングを導入させては、
その度にアスリートのパフォーマンスを劣化させる、
科学者たち認識の低さを痛烈に批判しました。

3,インナーマッスルの重要性を説いた先駆け的存在

今、アスリートに重要視されているインナーマッスルについて、
1980年代から言及している身体運動理論の先駆け的存在です。

大腰筋や骨盤周りの深層筋、肩甲骨周りの深層筋など、最近は大分一般的になってきましたね。


これについては上の著作に目を通すとわかるかと思います。

3,身体意識理論を提唱した人

人間の身体と精神の両方に影響を与える、身体意識というものを提唱しました。
身体と意識の働きを支配する身体意識をDS(ディレクト・システム)として、発表しています。

著作で言うと、
・極意要談
・意識のかたち
・センター・体軸・正中線
・丹田・肚・スタマック
・上丹田・中丹田・下丹田
の辺りが、うまくまとまってます。

鍛錬シリーズや空手・合気・少林寺にもその走りになる理論があります。


この辺りから、彼の理論に着いて来れない人も出て来ますが、
仮説思考として周辺の理論と関連付けて行くと非常に面白い理論です。

ただ、相当な身体運動の実践と身体に対しての客観的認識力を高めないと、
なかなか理解し難い理論であることは間違いないと思います。

4,運動進化論、魚体構造論等を提唱した人

脊椎動物の運動は魚類の時代に完成されていて、
人間はパフォーマンスが上がるにつれて、
運動構造が四足動物→爬虫類→魚類と遡っていくという理論です。

運動能力が高い人ほど、
背骨、肋骨、骨盤といった体幹部の運動性が高まっていくことを説いてます。

著作で言うと、なんといっても究極の身体ですね。

5,ゆる理論を提唱した人

この流れで言うと非常にゆる理論がわかりやすいですね笑
身体をゆるめることで、深層筋の働きや脊椎動物本来の運動性を取り戻し、
パフォーマンスを向上させるという理論です。

ユルユルクネクネしてるのにもわけがあるんですね。
これについては、本を読むよりゆる体操を実際にやってみたほうがいいですね。

番外編、アスリート、武道家としての側面

彼のパフォーマンスについては賛否両論があるので私個人としてはなんとも言えません。

ただ客観的な記録としては、
スキーの全日本デモンストレーターと勝負をして圧勝したという記録があるようです。
これは、勝負をした金子裕之さんという有名なデモンストレーター本人が証人になっています。

実際、高岡英夫の滑りを友達がDVDで本場北欧の人に見せまくったところ、
みんなこの滑りは凄い、と唸っていたようです。

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