1. まとめトップ

【閲覧注意】或るモノに神を見出した芸術家がすごい。

人は色々なものに、見えないなにかを感じ取ります。この芸術家は、と或るモノに神様を見出してしまいました—。

更新日: 2014年05月28日

8 お気に入り 55677 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

pochamkinさん

【※注意】これから紹介するのは、現代アートとしてキチンと認められている芸術作品ですが、

人によっては不愉快に映る可能性があることを予め了承の上、お楽しみください。

まずは、コチラを見て頂きたい。

「十字架に架せられたキリスト」

それは、見てすぐに分かるはず。


問題は、なにやら怪しげな、

「オレンジ色に染まっている」こと。

なにかに浸っているんですけど、なんの液体だと思います?

こちらは、中世女性の半裸彫像。

こちらもカトリックの宗教彫像。

うっすら水泡が浮いてるから……夕陽に染まった炭酸水とか?

これは、いわゆる【聖母子像】ですね。

英語では「Madonna and Child」と言います。

マドンナ【Madonna】

聖母マリアの絵画または彫刻による像のこと。元来イタリア語で〈わが貴婦人〉の意。

中世においては高貴な女性に対する尊称であったが,やがて聖母をはじめとする聖なる人物を呼ぶのに用いられるようになり,イタリアで16世紀以降もっぱら聖母の美術表現を指す語として定着した。

いずれにせよ、同じ液体に浸かっています。

実はコレ……「おしっこ」らしいです。

作品タイトルもまんま、「おしっこキリスト」(Piss Christ)。

「キリストの十字架像」を尿に浸した男

この「仰天」作品を手がけたのは、キューバ系アメリカ人写真家「アンドレス・セラーノ」。

NYマンハッタン生まれのシティーボーイ。


お母さんはキューバで生まれており、

そのせいで英語が得意じゃなかった。

それでセラーノも、スペイン語を身につけたそうな。


写真よりもまず、ペインティングと

スカルプチャーから、足を踏み入れた人物です。

写真作品「ピス・クライスト(Piss Christ)」は、

  1987年にアメリカ人アーティストのアンドレス・セラーノが制作

この作品が見せるのは、

  アーティスト自身の尿で満たされたガラスの中に、

   さらに浸された小さなプラスチック製の十字架像だ

これが物議を醸す作品であることは、我々日本人が見ても容易に分かること。

実際、アクシデントが起こったんです。

ハンマーで、どつかれちゃいました。

実はこの『おしっこキリスト』、アメリカ国民の納税によって運営される「全米芸術基金」から援助をもらって制作されていました(計2万ドル、当時の日本円にして約320万円)。

これを知った人々が激怒。セラーノの家には脅迫の手紙が届くわ、この議論がきっかけで補助金が打ち切られるわと、いろいろ苦労したようです。

或る人に言わせれば、「こんな作品を政府が支援するのは政教分離に違反する!」とのことで。

2011年4月、フランスの現代美術館で展示されていた「ピス・クライスト」の1枚がキリスト教の抗議団体によって「修復不可能」なまでに破壊された。そのほか1枚も同様の手口で破壊されている。

セラーノ「ハハハ、見事にやられちゃったよ!」

※まとめ人の勝手な想像です。



作品を破壊されてなお、笑顔のセラーノ。

それでもこの男、とにかく「めげない」。

そのほかにも、

白人至上主義者たちの団体「KKK」

(クー・クラックス・クラン)の

構成員たちのポートレートを手がけたり……

「モルグに安置された遺体」を撮影したり……

「SPEED」のアルバムじゃありません。


※ この作品群は衝撃が強いので、

 検索される際には、お気をつけを。

結果、20年かけて辿り着いたのが……「ウンコ」でした。

イヌのウンコ、

雄牛のウンコ、

ジャガーのウンコ、


そして……彼自身のウンコ。


とにかくきれいなウンコ写真が並びます。

この作品について、セラーノは幸せそうに、こう語っています。

「クソ」を手がけるまでに20年かかった。


 おかしな話だが、かつて誰かがこう訊いてきた。

 「あなたがまだ手がけていないものは?」って。


 私はこう答えたさ、「クソくらいかな」と。

 もう何年も昔のことだ。


 そして、ようやく今になって、

 それが理に適った答えだって気づいたんだ。

1 2 3