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とってもキレイな虹のような虹じゃない環水平アーク!って知ってる?

環水平アーク(かんすいへいアーク);ほぼ水平な虹が見える光学現象

更新日: 2014年06月05日

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marucopさん

環水平アーク:札幌で長時間 気象台に多数の問い合わせ

虹のような弧が上空に現れる「環水平アーク」と呼ばれる現象が5/29日午前、札幌市内で観察された。
虹が太陽の反対側に見えるのと違い、太陽方向の低空に見えるのが特徴だ。

環水平アークは、太陽がある程度高い位置にあり、上空の薄雲で氷の粒が太陽光をプリズムのように屈折して色がついて見える現象。

札幌管区気象台によると、市内の広範囲で午前10時ごろから1時間以上にわたってはっきりと見られた。これほど長時間続く事は珍しく、問い合わせが相次いだという。

環水平アークとは??

太陽の下に、ほぼ水平な虹のような帯が見える現象。
幻日と同じく上空の大気中の氷晶が太陽光を屈折することで生じる。太陽から約46度離れたところに現れるため、太陽高度が高く、低空に雲がない時でないと見られないそうです。

環水平アークの現れる条件

上空の氷の結晶の方向がほぼそろったときに、この結晶で屈折した太陽光により見える現象で、一般の虹が太陽とは反対の方向に見えるのに対し、環水平アークは太陽と同じ方向に、ほぼ水平に現れる。ただし、低空に雲があると見えない[1]。
内暈(ないうん:いわゆる太陽に暈(かさ)がかかる現象)に似るが、結晶の中での屈折の仕方により区別される。プリズムと同じく各色の光はそれぞれ特定の方向に進むため、最小偏角に光が多く進むことにより見られる内暈よりも明瞭に色が分離する。また、内暈は太陽を中心とする完全な円なのに対し、環水平アークは天頂を中心とする円の太陽に近い側の方位角にしておよそ108°しか見えない。太陽の下約46°の位置に出現するため、太陽高度がある程度高くないと見えない。そのため、冬の間や緯度の高い地域では見ることができない。
日本国内では年に数十回ほど観測される。本州太平洋岸で環水平アークが見える期間は、概ね夏至を挟んだ半年の間である。

環水平アークと彩雲の違い

環水平アークは、水平弧、水平環 とも呼ばれているそうです。

この 環水平アーク という気象現象にとても良く似たものに、「彩雲」があります。
環水平アークと彩雲の違いについては、写真で見ると、違いが分かります。

彩雲は「七色が混ざって、広がっている」のに対し、環水平アークは、横一直線に伸びています。

環水平アークは虹と違い、必ずしも雨上がりに出るものではなく、
また、虹が、太陽から見て、ちょうど反対側に現れるのに対し、
環水平アークは太陽と同じ方向(必ず太陽の下方)に、ほぼ水平に現れるそうです。

彩雲は、雲に含まれる水滴で日光が回折し、
その度合いが光の波長によって違うために生ずるものですが、
環水平アークは、雲の中の氷晶に太陽光が屈折して現れる。
環水平アークと彩雲は、別々の気象現象であり、出来かたが全然違うので、
視覚的には似て見える現象でありながら、「出会うことができる条件」が、まったく違うようです。

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