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ChromecastをHDMI入力の無いプロジェクターやディスプレイで使う

ChromecastをHDMI入力の無いちょっと古いディスプレイやプロジェクターで使うことはできないだろうか。VGA端子とか空いてるんだけど。どんな機器を使うと可能になるのか調べてみた。

更新日: 2014年06月20日

hounaviさん

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Chromecast(クロームキャスト)をHDMI入力の無いちょっと古いディスプレイやプロジェクターで使うことはできないだろうか。

出力はHDMI端子だけというシンプルな機器。

ネット上にあるコンテンツをChromecast自身が取得して再生するので、ミラーリングと違いスマホ等に負荷がかからない、というのがポイント。

ローカルなコンテンツの再生、一部のスマホ・タブレットやPCの画面(β版)のミラーリング等も利用可能。

【注意】
HDMI機器にはしばしば相性問題が報告されています。機器の購入・使用は自己責任でお願いいたします。

うまくいかなかった時は、問題の切り分けをがんばってください。不良品なのか、信号の変換がうまくいってないのか、機器の画面解像度対応の問題か、HDCPなどの著作権保護の仕組みのせいなのか、ケーブルを換えたり、変換アダプタに供給する電源を換えたり、やっぱり相性なのか、等々。

前提となる条件

Chromecastは、ハイビジョン信号をHDMI端子(映像・音声)からデジタルで出力する。

HDMIは映像と音声を同じケーブルで出力するので、入力側が映像しか対応していない規格の場合、音声信号を取り出さなければいけない。

映像を映したいディスプレイ・プロジェクターは、HDMI入力がなく、VGA端子・DVI端子(アナログ/デジタル)・コンポーネント端子・D端子などである。

写真はPanasonicのTH-AE500。
HDMI端子はなく、
・PC用にDVI-DとVGA(Dsub 15pin)
・ハイビジョン用にコンポーネント(赤緑青)とD端子
・アナログビデオ用のコンポジット(黄、S端子)
が付いている。

今回筆者がChromecastを出力したいのはこのTH-AE500。

Chromecastでしか使わないのであまりお金はかけたくない。

AVアンプとか高いコンバータとか万単位でお金を出す気があれば簡単に解決するのはわかってますって…。出力側も古い機材の有効活用が目的だし。

考えなければいけない変換

画面解像度・コネクタの形などを映像を映す機器側が対応するものにしなければならない。

デジタル(HDMI)をアナログ(VGA・コンポーネント等)に変換

・HDMIとDVI-Dなら同じデジタル伝送ですが、VGAやコンポーネントはアナログで信号を伝送しています。
・Chromecastには著作権保護の仕組みとしてHDCPが使われているので、使用する変換機器等もHDCPに対応している必要があります。

映像信号と音声信号を分離

HDMIは映像と音声を同じケーブルで伝送しています。プロジェクター・ディスプレイに映像、アンプ・スピーカーに音声を入力するのが目的ですから、分離しないと音が出せません。

映像を映す機器が対応する画面解像度に変換する

例えば、4:3のディスプレイに、対応していない16:9の映像信号を入力しても写らないので、事前に解像度の変換(スキャンコンバート)する必要があります。

映像を映す機器の入力端子にあうコネクタに変換する

流れている信号が対応していても、コネクタの形が違ったら当然使えません。

VGAに変換する+音声を取り出す

写真はebayで購入できるノーブランド品のHDCP対応を謳ったHDMI→VGA変換アダプタ。音声出力は3.5mmステレオジャック。1200円(送料込)ぐらいで入手。

できること
・映像をデジタルからアナログに変換
・映像信号と音声信号を分離
・コネクタをVGA端子に変換

できないこと
・画面解像度の変換
 → モニター側が対応していない解像度の場合は何も映りません。ワイド画面の信号が出力されているので4:3のモニターでは特に注意。

右の写真は、国内のAmazonで1000円程度で売られている商品。HDCPに対応しておらず、使えないようです。

実は筆者は最初に何も考えずにこの一番安い商品を買ってしまい、Chromecastでは使うことができませんでした…。←無駄な出費その1
なお、PCからのHDMI出力(HDCPはかかっていない)では映像も音声も問題なく出力されました(元々PC向けなんでしょう)。HDCP対応とも明記されてないので、商品としての欠陥はないと思います。念のため。

ChromecastとHDMI→VGA変換アダプタの両方のHDMIがオスの場合は、中間にメス-メスの中継アダプタ(延長コネクタ)を挟む必要があります。価格は200円ぐらいから。

以上の方法がアナログ信号でハイビジョン画質を利用するための一番安い方法かと思います。

また、HDMIから音声を取り出すという目的でも現状では一番安いので、アンプスピーカーだけにつないで、Chromecastで音楽を再生させるといった用途にも使えます。


※ 他のHDMI機器も同じ考え方で信号の変換はできますが、テレビ放送や市販ソフトを扱う機器もHDCPという著作権を保護する仕組みが使われているためにうまくいかない場合があります。また、相性問題も出やすいようです。映像を映す機器側の画面解像度の許容範囲にも依存します(本来対応していなくても、一部をカット等して無理矢理表示してくれるものと、全く表示しないシビアなものとがあります)。

Chromecast → HDMI中継アダプタ → VGA変換アダプタ → VGA/AUDIO

いくつか試したディスプレイ・テレビ(SONY製)ではVGAでの出力に成功。
プロジェクターでは、パナソニックのTH-AE300では成功、TH-AE500では失敗。

で、本来使いたかったプロジェクターは失敗したTH-AE500だという…(苦笑)。意味ないじゃん。音は出ているので、画面解像度の対応の問題か、やっぱりHDCPへの対応関連なのか、相性なのか、原因特定に至らず…

ChromecastをVGA変換アダプタを利用して音楽再生用に使った例

HDMI→VGA変換アダプタの音声出力のみを利用し、手持ちのアンプ内蔵スピーカーなどの音楽再生機器をネット対応にする。

Google Musicなど対応しているアプリからChromecastに再生の指示を与えることができます。

上記記事で使われているVGA変換アダプタは、多分、筆者が購入した変換アダプタの色違い・HDMI側オスメス違いの製品(パッケージも同じだった)。ただ、記事からリンクされているebayの商品説明にはHDCP対応とは明記されていない。なお、同型と思われる商品はebayで800円前後(送料込)から買える模様。

ちなみに、筆者は商品説明にHDCP対応の明記があった業者から購入したが、届いたパッケージにはHDCPについて特に記載はなかった。こちらはHDMI側がオスの分高いのか、ebayで1200円前後(送料込)。

商品ページに記載がなくても外観が同じなのでHDCPに対応してるだろうと判断するか、HDCP対応を明記してある商品にするかはそれぞれの自己判断で。いずれにしろ、メーカー不明のノーブランド品です。ebayでの販売者の多くは中国の業者なので、中国から国際郵便で発送され、届くまでに10日前後はかかります。

VGAから機器に対応するコネクタへ変換

ChromecastをVGAに変換するのは前述のとおり安くできるので、そこから、VGA→コンポーネント変換ケーブルを使う(とうまくいくことも多いはず…)。1000円ぐらいから。

一昔前のハイビジョン機器は、このコンポーネント端子がよく使われている。D端子の場合は、コンポーネント←→D端子の変換ケーブルをさらにつなぐことで対応できる(はず)。

ちなみに、前述のTH-AE500、VGAじゃなくコンポーネントにつないだらなんとかならないかなぁと思ってこのケーブルを入手したのですが、あえなく失敗。VGAでは成功していたTH-AE300でもこの変換後では失敗。←無駄な出費その2

VGA→DVI-I変換コネクタ。この場合はアナログ信号しか流れない。400円ぐらいから。アナログのDVIってあまり見ない気もしますが、一応。

DVI-Dで使う

メス-メスのHDMI中継アダプタと併せて使うことで映像信号をDVI-Dから出力。
ケーブル部のない変換アダプタも市販されている。

※ プレゼン等画面だけ出力できればいいのであれば問題ありませんが、こういったHDMI→DVI-D変換を使う場合、そのままでは音声信号がとりだせません。

ところで、例のTH-AE500ですが、DVI端子への変換では無事映像出力を確認(まあ、コネクタの形の変換だけですからね)。

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法律関連情報、法令検索サイト等を運営する「法なび」の運営スタッフ。法律関連に限らず、一般的な話題も、いや練習と称し個人的趣味の投稿の方が多いか…、ま、とにかく、気軽にまとめてみたいと思っています。



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