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意外と知らない「各位」の正しい意味と使い方

ビジネスメールでよく使われる「各位(かくい)」という言葉。最近では「お客様各位」「お得意様各位」という言葉も市民権を得てきています。使い方に悩む人が多いこの「各位」という言葉。どんな意味で、どのように使われるのか再確認してみましょう。

更新日: 2016年02月12日

springspringさん

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●事務的な手紙・メールの敬称に使われる「各位」という言葉

「各位」とは大勢の人を対象にし、その一人一人を敬って使う言葉。大勢の人に対して書類を送付したり、メールを送信したりする場合に使われ、案内やお知らせ、通達などで活用されます。受け取った相手は、「複数の人間に出している書類」として受け止め、その書類に目を通します。

http://u-note.me/note/47490240

「各位」は、大ぜいの人を対象にして、その一人一人を敬って言う語

●「各位」という言葉の意味

各位とは「皆様」という意味

皆様。皆様方。多く改まった席上や書面で用いる。「会員―にお知らせします」。「皆様」の古い言い方で官庁、会社関係が使用する。「~の皆様」と置き換えてみると分かりやすい。

「各位」という言葉自体が敬称なので、目上の人へ用いても失礼には当たりません

「各位」は目上から目下へ使うと言うと言われるのは、平安時代の皇族が貴族・大名といった位のある僕(正2位 右大臣とか)に使うという点からとされているが、現在では目上の人へ用いても失礼には当たらないとされている。ただし気になるなら使わないほうが無難。

●「各位」という言葉の使用例

「各位」を使う際の注意点としては、『様や御中など敬称を重ねない』『個人に宛てた書類に関しては使わない 』という点。ちなみに「殿」は本来、目下や同等の人に向けて使う敬称なので、間違っても過剰敬語と目上の人を見下すような「各位殿」などとしないように。

〇 関係各位・関係者各位

「関係者各位」の表現がより一般的な使い方とされる

〇 担当各位

「ご担当者各位」は可、「ご担当者様各位」は不可とされる。代替表記として「ご担当者様」が挙げられる。

〇 役員各位・管理職各位・支店長各位・従業員各位

「各位」という言葉自体が敬称なので、目上の人へ用いても失礼には当たらないが、目上の人に対しては「各位」という言葉を用いずに、個人の名前を使うという企業もある。

「各位殿」「各位様」という表現は、敬意が重複することになるので、好ましくない

「各位」に「様」の意味が含まれているため関係者”様”各位、保護者”様”各位などのような使い方もおかしな表現となる。

「各位」の使い方が怪しかったので調べてみる。「各位」自体が敬語なので、「~様各位」や「~各位殿」などという表記は敬語のが二重なので誤り。 …使っちゃってたかもしれない。今日で覚えた、間違わない!

●そして問題となる「お客様各位」という表現

鉄道やバスでも見かける「お客様各位」は二重敬語だから間違っている。

最近では顧客相手の通達文書の場合、「お客様各位」というような表現が一般的になりつつある。

△ お客様各位

二重敬語だが、最近では許容されつつある。

△ お取引先各位・ご協力先各位

こちらも許容されつつある。「お取引先”様”各位」は×

言葉は常に変化しています

敬語も、数学の公式のように絶対的なものではないし、相手や状況に応じて臨機応変に使い分けることが必要なケースもある。

いまやってる課題に「お取引先様各位」って書いてある。前職でこういう間違いをすると上司に「こんな書類を見せるとはいい度胸だ、お前の作った書類は二度と見ない」と叱責されたのを思い出した。

こういう人も多いはず。会社によっては独自ルールを設けている場合もある。

●悩んだら「各位」だけでもOK

割と一般的に使われている「お客様各位」が間違ってるんじゃないかという議論を小一時間ほど。でも「お客各位」ではおかしい気がする。結局結論出ず。「取引先(得意先)各位」にすることで落ち着いたが、その場合の接頭語「御」の使用可否についてもよく分からず。何を調べたら正解が分かるんだろう?

悩んだら「各位」だけというのも一つの手。

「各位」とだけ書いてもマナー違反ではありません

メールだけでなく、連絡文書などでも「各位」だけというのは、よく使われている。

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