もろもろの国家、民族、個人は、世界精神のこの仕事において(略)出現する

出典『世界の名著 ヘーゲル』(中央公論社)、「法の哲学」(赤澤正敏訳)から引用

個人たちが集団を形成し、さらにその集団が国家へと成長していく。ヘーゲルは「文明は進歩している」という発想の中に、「世界精神」の実現過程を見ます。この『法の哲学』においては、個人たちは「家族」→「市民社会」→「国家」の三段階を経て、「人倫の最高形態」という、よりよい秩序が実現されていくと考えています。意外と常識的に分かる話。

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《大学入学共通テスト倫理》のためのゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル

センター試験の倫理科目のために哲学者を一人ずつ簡単にまとめています。ゲオルク・フリードリヒ・ヘーゲル(1770~1831)。キーワード:「弁証法」「テーゼ(正)、アンチテーゼ(反)、ジンテーゼ(合)」「止揚(アウフヘーベン)」「絶対精神(世界精神)」主著『精神現象学』『法の哲学』『歴史哲学』

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