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食材保存の味方?悪者? エチレンガスと野菜・果物の関係性まとめ

皆さんエチレンガスというものをご存知ですか??このガスの作用で野菜や果物が美味しくなったり、不味くなったり、更に腐らせてしまったりします。エチレンガスと野菜・果物の関係性を知ることで、美味しく野菜・果物を食べられる様になります!

更新日: 2014年06月03日

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buta9maさん

★ エチレンガスって何?

野菜や果物は、エチレンという植物ホルモンの作用で生長し、熟成していきます。そして、収穫した後も呼吸をし、どんどんエチレンガスを放出して老化に至ります。これが一般的に言われます「腐る」という現象で、最後には種だけが残ります。

この様に野菜や果物の生長にエチレンは必要不可欠なものですが、収穫後は自ら、または周辺の野菜や果物までをも傷めることになります。

★ エチレンガス産出量が特に多いのは??

リンゴはそれ自身が熟成するにつれてエチレンガスを多く発生する。そのためエチレンガスを必要とする実験によく使われる。

リンゴのほかメロン、洋ナシ、アボカドは特に多くエチレンを放出する

出典管野浩編 『雑学おもしろ事典』 p.32 日東書院 1991年

★ こんな実験にリンゴが使われている!

花の開花実験

まだつぼみの状態の花を2本それぞれ別のビニール袋に密閉し、片方にリンゴを入れる。
すると、リンゴを入れた方が先に開花する。

キウイフルーツの熟成

キウイフルーツはそれ自身のみで追熟しないため、リンゴと同じ場所に保管することで熟成の促進が行われる。
その他の追熟しにくい果物(バナナやオレンジなど)も同様である。

ツバキの落葉実験

葉のついたツバキの茎2本をリンゴと一緒にしたものとそうでないものそれぞれ別の袋に密閉する。
すると、リンゴと一緒にした方が先に落葉する。

このようにリンゴから発生するエチレンガスは植物の熟成を促進するので、促進させたくない場合はそれぞれ別々に密閉して保存する必要がある。

ジャガイモの発芽抑制

熟成したリンゴとジャガイモを密閉状態に置くと、
リンゴから発生するエチレンガスによりジャガイモの発芽が抑制される。

もやしの生育

熟成したリンゴともやしを密閉した状態で育てる。
リンゴと一緒に育てると太いもやしができ、リンゴと一緒に育てない場合は細くて長いもやしとなる。

★ エチレンガスが野菜・果物に及ぼす影響一覧

★ エチレンガス発生の有無で野菜や果物の保存方法も変わってくる?

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