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巨大企業を支配する『シード・アンド・カンパニー』とは

アメリカの中枢を担う大企業の多くに、大株主として君臨しているシード・アンド・カンパニー(Cede & Co.)という謎の会社があります。この会社の業務を調べていくと驚愕の事実が判明。それは『証券全ての所有』でした。

更新日: 2015年09月11日

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radiconさん

最近、アメリカの中枢を担う大企業の多くに、大株主として君臨しているシード・アンド・カンパニー(Cede & Co.)という謎の会社があります。

シード・アンド・カンパニーは、誰が経営しているのかも、誰の持ち物なのかも不明な、完全なペーパー・カンパニーなのですが、株式支配している会社がすごい。

株式支配している会社

ヒューレット・パッカード(Hewlett-Packard Company, NYSE: HPQ)は、主にコンピュータやプリンターなどコンピュータ関連製品の開発・製造・販売・サポートを行うアメリカ合衆国の企業である。HP(エイチピー)の略称で呼ばれることが多い。

→主要株主 シード・アンド・カンパニー(※) 94%
http://goo.gl/QVm5zr

シティグループ(Citigroup Inc., NYSE)は、金融に関する事業を行う企業を傘下とする持株会社。シティバンクを子会社に持つ。

→主要株主 シード・アンド・カンパニー 87.9%(※)
http://goo.gl/kKVCqs

バンク・オブ・アメリカ(Bank of America Corporation)は、アメリカ合衆国ノースカロライナ州のシャーロット市に本社を置く銀行である。

→主要株主 シード・アンド・カンパニー 92.6%(※)
http://goo.gl/5cySis

ボーイング(The Boeing Company, NYSE: BA)は、アメリカ合衆国に所在する世界最大の航空宇宙機器開発製造会社。

→主要株主 シード・アンド・カンパニー 69.79%(※)
http://goo.gl/2gvfu2

これらの会社の他にも様々な会社を株式支配しています。

☆ヒューレット・パッカード
→シード・アンド・カンパニーが発行株の94%を保有
☆シティグループ
→シード・アンド・カンパニーが発行株の87.9%を保有
☆バンク・オブ・アメリカ
→シード・アンド・カンパニーが発行株の92.6%を保有
☆ボーイング
→シード・アンド・カンパニーが発行株の69.79を保有
☆JPモルガン・ チェース
→シード・アンド・カンパニーが発行株の95.70%を保有
☆モルガン・スタンレー・アジア-パシフィック・ファンド
→シード・アンド・カンパニーが発行株の99.81%を保有
☆イー・アイ・デュポン・ドゥ・ヌムール・アンド・カンパニー
→シード・アンド・カンパニーが発行株の93.56を保有
☆コリア・エクイティ・ファンド
→シード・アンド・カンパニーが発行株の99.79%を保有
☆マクドナルド・コーポレーション
→シード・アンド・カンパニーが発行株の60.0を保有
☆UBS
→シード・アンド・カンパニーが発行株の14.15を保有

多くの会社がTPP推進企業です。http://goo.gl/qX6dZI

銀行や日本でも有名な大企業を支配している『シード・アンド・カンパニー』。はたしてどんな会社でしょうか。

『シード・アンド・カンパニー』とは

Businessweekの情報ページには、シード・アンド・カンパニーについて下記のように記載があります。

Cede & Company operates as a clearing house for stock transactions. The company was founded in 1996 and is based in New York, New York. Cede & Company operates as a subsidiary of NYSE Euronext, Inc.

シード・アンド・カンパニーは、株式取引のためのクリアリングハウスとして機能します。同社は1996年に設立され、ニューヨーク州ニューヨークを拠点としています。シード・アンド・カンパニーは、NYSEユーロネクスト株式会社の子会社として機能します。

どうやらシード・アンド・カンパニーは、ニューヨーク証券の子会社のようです。しかしどのような働きをしている会社なのでしょうか。少しずつ見ていきます。

【役割】

証券保管振替機構(しょうけんほかんふりかえきこう)とは、株券の保管振替業務を行う会社のこと。略称として「ほふり」とも呼ばれる。上場企業の株券や投資信託などの名義を管理した上で、上場企業等の株主管理を容易にするための制度。この制度を「証券保管振替制度」と呼ぶ。
証券保管振替制度を利用することで、株券や投資信託などを実際に移動させることなく、証券保管振替機構の中で名義を変更するだけでよくなる。上場株券については、株券の電子化によりすべて証券保管振替機構(ほふり)管理をすることが必須となっている。

クリアリング機構とは、市場取引における全取引を清算する機関のことを指す。また、取引管理以外にも契約の履行も保証する。

DTC(Depository Trust Corporation)とは、米国における証券預託機関。日本における証券保管振替機構のようなもの。
米国においては証券会社名義口座に保管される株式は保護預かりのためにDTCなどの中央預託機構に預託することとなる。

NYSEユーロネクスト社の子会社であるシード・アンド・カンパニーは、連邦準備制度の一機関であるDTC(depositry trust company:証券振替機関)のパートナーとして、DTCが処理する株式や債券をすべて所有しています。

証券の電子化により、業務管理の効率化のために代理としてDTCが必要になります。シード・アンド・カンパニーはDTCとして、証券の実際の所有者として代理業務を担っています。つまり、電子上で証券の取引をするということは、自分の資産を増やすのではなくDTCの資産を増やすことになります。

情報によると
NYSEユーロネクスト社の子会社としてあるシード・アンド・カンパニーは、約35%がNYSE(ニューヨーク証券取引所)によって所有されている。NYSEも、NYSEとユーロネクストとの共同持株会社であるNYSEユーロネクスト社も、民間企業です。

シード・アンド・カンパニーは、とりあえず現代の取引のシステムであるデジタル処理をされる米国中の株や債券をすべて所有していて、しかもそれは、法律でシード・アンド・カンパニーがその株や債券の実際の所有者として完全に認められているということです。

つまり証券取引が電子上で行われる限り、民間企業であるシード・アンド・カンパニーは合法的に全ての債権の実質所有者となります。

日本での動き

平成26年1月から新たに、「NISA(ニーサ)」と呼ばれる少額投資非課税制度がスタートしました。

民間企業であるニューヨーク証券の子会社が、電子取引される証券全ての所有者ですが、いったい誰がこの会社を所有しているのでしょうか。。。

黒幕はまだわかっていません。

副業や資産形成・お小遣い稼ぎなどでも注目されている株取引。簡単に始められますが、それはあなたの資産ではなく『誰かの資産』を増やすことだということを頭に入れておいてみてはいかがでしょうか。

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